ボルダリングをする場所といえば、ほとんどがジムですよね。ボルダリングにハマっていくほどにジム以外でもしたい、家でもやりたいと思う方もいるのではないでしょうか。
大人だけでなく、子どもの遊び場としても楽しいボルダリングの壁を家に作ってみませんか?
今回は、ボルダリングの壁のDIYを紹介していきます。壁の種類や作り方などにも触れますので、ぜひ自作ボルダリング壁の参考にしてみてください。
ボルダリングの壁にはどんな種類があるの?
ボルダリングの壁にはいくつか種類があります。ジムで目にする壁には、特徴によって名前が付いています。初心者がまず登る壁には、垂壁とスラブがあります。
垂壁は、垂直に立った壁で90度です。角度がなく、ホールドが掴みやすかったり、バランスをとりやすかったりするため、入門の壁と言えるでしょう。
スラブは90度以下の壁です。緩く傾いていることから力を多く使わず、誰にも登りやすい壁と言えます。上級者向けのスラブは難易度が高いこともあり、奥の深い壁のタイプです。
角度のきついオーバーバング、逆さになって登るルーフは上級者向けです。オーバーバングは100度以上の傾斜で手前に傾いています。
技術だけでなく、筋力も必要になってきます。ルーフは逆さになって登るため、上に登っていく壁とは身体の使い方が異なります。
壁の違いをおさえて、どの壁を作りたいか、家にどの壁が適しているかを想像してみましょう。
ボルダリングの壁をDIYするために必要なものや費用は?
ボルダリング壁の作り方は簡単で、板や壁にホールドを固定するだけです。
まず必要なものはホールドです。ホールドには2種類あり、ネジで固定するスクリューオンタイプ、ボルトで固定するボルトインタイプです。
スクリューオンホールドは設置が楽ですが、一度とめると取り外しに手間がかかります。反対にボルトインホールドは設置に手間がかかりますが、ボルトを緩めることで付け直しが簡単です。
ホールドの配置を変えるか変えないかでホールドを選ぶとよいでしょう。価格は30個以上で5,000円~となっています。
家の壁などを利用しない場合は、板が必要です。ボルダリングの壁を作りたい場所の寸法に合わせて購入しましょう。
またホールドを設置するホールが付いているボルダリング用の壁もあります。壁DIY初心者には専用壁がおすすめです。価格は17,000円ほどからです。
他にホールドに合わせたボルト、とめるためのドリルが必要です。安くて20,000円ほどで作ることができ、壁の板を節約したり、家の壁を使ったりするなどでコストカットが可能です。
吹き抜けを活用してボルダリングの壁をDIYしよう!
家の中でも吹き抜けのあるリビングはボルダリング壁を設置しやすい環境です。無理なく高さのある壁を設置できます。
2階の廊下への移動手段としても便利で、楽しく家を移動することができ、子どものいる家庭におすすめです。
ホールドはカラフルなため、リビングに色をプラスし、明るい印象を与えるインテリアとしても活躍します。
高さのある壁が作ることができる場合には、落下してしまった時の対策や遊ぶ時のルールを決めておくことも忘れずに行いましょう。
デッドスペースをボルダリングの壁に変身DIY!
階段と対面している壁など何かを飾るには狭かったり、高さがあったりするデッドスペースにホールドを取り付けるとボルダリング壁に変身します。
デッドスペースが遊び場になることで、子どもにもうれしいアトラクションとなります。また壁を飾ることにもなり、おしゃれにデッドスペースを活用することができ、一石二鳥のDIYとなります。
家の外にボルダリングの壁をDIYしてみよう!
庭など家の外にスペースのあるお家では、外にボルダリング壁をDIYするのもおすすめです。
ジムでするボルダリングとは違い、外の空気を感じながら楽しむことができ、開放感があり、気持ちの良い運動ができるでしょう。
スペースの広さを利用して、家の中では作ることができない大型のボルダリング壁を作るのもおすすめです。
子どもの遊び場としてだけでなく、本格的な自作ボルダリング壁としてもDIYに挑戦してみましょう。
ボルダリングの壁をDIYして自宅でもボルダリングを楽しもう!
ボルダリングの壁のDIYいかがでしたでしょうか。大好きなボルダリングを自宅でもできると考えるとワクワクが止まりませんよね。
家のスペースを活用することで、デッドスペースも、大人も子どもも嬉しい場所に大変身です。ホールドや板、工具を揃えて、ぜひボルダリングの壁を自作してみましょう。