「友達に誘われて、ボルダリングを体験してみた！」そんな人も多いのではないでしょうか。
しかしやってみると意外にも、“登れない！”という人も多いのではないでしょう。初心者用の課題がとても難しく感じた……。など思った以上に苦戦している人も。
今回はボルダリング女子が抱える「握力がなくて登れない！」という悩みを解決していきたいと思います。
ボルダリング女子の悩み：「ボルダリング初心者です。握力がなくて登れません！」
最近、私の周りでボルダリングが注目されてきたので、私も興味を持ち、この間ボルダリング体験会に行ってきました。
楽しかったのですが、簡単な課題も完登できなくて、とても悔しかったです。
登っている最中に感じたことは、ホールドを掴んでいる手がプルプルしてしまい、握っていたのに開いてきて、結果落ちてしまうのです。
握力がなくて落ちてしまったと思うのですが、握力がなくても登れると聞いていたので、「どうしたらいいんだろう……」と悩んでいます。
一見力のないように見える女性が、スイスイ登っているのを見て、「私も早く登れるようになりたい！」と強く思いました。
そこで、
・握力のないボルダリング女子でも、登れるようになる方法はありますか？
・握力を鍛えるには、どんな方法が有効的ですか？
アドバイスのほど、よろしくお願いします。
（U・Iさん/20代/女性）
握力も大事だけど、重心も大事！
東京オリンピックの種目に追加されてから、ボルダリングはとても注目を集めていますよね。東京オリンピックがキッカケで、ボルダリングを始めた人も多いでしょう。
握力がなくても、簡単な課題は登れます！
さて、一つ目のお悩み「握力がないボルダリング女子でも、登れるようになる方法はありますか？」という質問ですが、
A. 握力がなくても、簡単な課題は登れます！
「え？どういうこと？登れなかったけど！」と思いますよね。
実は、ボルダリングを初めて登る人にはいくつか共通点があって、
① 全身に無駄な力を入れすぎてしまう
② 握らなくても持てるホールドを力いっぱい握る
③ 身体の重心が間違っている
上記の3つです。
この3つがボルダリング初心者の人にはありがちな登り方で、落ちてしまう原因としても考えられます。
相談者さんも、登っているときは力いっぱい落ちないようにホールドを握っていたのではないでしょうか。
実は、初心者用の課題は、指先を引っかけるだけで持てるホールド（ガバ）が多く使われているので、握力を始めとした力を使うことなく登れるのです。
「握力がなくても登れる」と聞いていても、“どういうふうにホールドを持てばいいのか”を知っていないと、ホールドを握りこんで持ってしまうので、力を使い果たし落ちてしまうのです。
また、登っているときに身体がガチガチに力んでしまうと、それだけで体力が奪われてしまい落ちてしまうことも考えられます。
そして登っているときに、足の位置や手の位置が良いホールドを使わないと、身体のバランスが悪くなります。
そうなると、身体の重心がおかしくなって、落ちないように耐えようと手や足の力を使い果たしてしまうのです。
「そんな一気に言われても分からないよ！」と思うでしょう。
最初のうちは、ほとんどの人が意識することなく登っているので、まずは全身をリラックスさせた状態で登るようにしてみてください。
まずはそれだけを意識すれば、体力の使い方が大分変わってくるはずです。
全身をリラックスさせながら登れるようになったら、次は「手に力を入れなくても持てるかどうか」を確認しながら、一手ずつ進めていきましょう。
① 全身に無駄な力を入れない
② 握らなくても持てるホールドは力を抜く
このの2つを意識すると良いのですが、すぐ簡単に意識できるようになるわけではありませんので、一つずつ確実に行なっていくことをオススメします。
ボルダリングジムに通って、握力を鍛える！
もう一つの「握力を鍛えるには、どんな方法が有効的ですか？」という質問ですが、
A. ボルダリングジムへ通って登ることが有効的です！
ボルダリングというスポーツは、「握力があれば登れる！」というわけではありません。全身の筋肉を上手に使うこと、自分の体重を支えられる筋肉をつけることが必要です。
そのためには、最初のうちはボルダリングジムへ通って、登りながら力をつけていくことがオススメですよ！
ただ中には「ボルダリングジムへ通うけれど、家でもトレーニングしたい！」という人もいると思いますので、この記事を参考にトレーニングしてみてくださいね。
握力を鍛えたい女性の皆様、ボルダリング女子会で楽しみながらお悩み解消しましょう！
もっと知りたい！
▶「ボルダリングに必要な握力を効率よく鍛えるトレーニング方法とは」
初心者のうちは、ひたすら登ろう！
ボルダリング初心者のうちは、ひたすらボルダリングジムへ通って登りこむことが、上達への近道です。
最初はなかなかうまく身体が使えなかったり、すぐに落ちてしまって、登れない自分にイライラしてしまうかもしれません。
しかし、続けることで必ず上達しますので、諦めず登り続けてくださいね。
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