「室内で飼いやすい」「SNSの動画が可愛い」など評判でペットとしても人気高いモルモット。
実際にペットとして飼っても人になつくのでしょうか?そこでモルモットの飼い方やなつかせ方などを紹介します。
1. モルモットは人になつくのか?
モルモットの性格は、警戒心が強く臆病ですが、好奇心旺盛な面もあります。
なついてくれれば自分から甘えてきたりするのでキュートです。
なつきやすいモルモットの種類
1 イングリッシュ
モルモットの中でもポピュラーで人気。別名「ショートモルモット」とも呼ばれ丸々として短い毛が特徴。
人になつきやすい社交的な性格なので、始めてモルモットを飼う初心者におすすめのモルモット。
2 アビシニアン
イングリッシュが短毛なのに対して、アビシニアンは毛が長く体中につむじ(ロゼット)があるのが特徴。
「巻き毛モルモット」と言われるほど無造作に流れている毛並みが可愛い。
イングリッシュと同様に社交的な性格で人懐っこい性格。毛が長いのでブラッシングが必要。
3 クレステッド
体つきは丸々していてイングリッシュに似ている。頭部つむじ(ロゼット)が王冠のよう。
毛玉もできにくいので、ブラッシングの手間が不要で飼いやすい。性格も臆病でおとなしいので初心者に選ばれる。
なつきやすいモルモットの選び方
1 なるべく幼いモルモットを選ぼう
ペットショップに売られているモルモットは、なるべく幼いモルモットを選ぶようにしましょう。
当然のことながら、小さい時から飼育するほうがなつきやすいので生後1.2ヶ月のモルモットを選びましょう。
2 スキンシップを嫌がらない
ペットショップなどでモルモットを触わる・抱っこするときに、嫌がるモルモットはなつきにくいと言えます。
触るときや抱っこで逃げる・嫌がる仕草をすれば、止めた方がいいでしょう。
見た目の可愛さだけで選ぶと後から後悔することも!
3 オスを選ぶ
モルモットの性別でも性格が違うので注意しましょう。メスは一般的に自由気ままでクール。
オスは甘えん坊で好奇心旺盛なので、どちらかと言えばオスの方が飼いやすくなつきやすいと言えます。
2. モルモットをなつかせるためにするポイント
①褒めて叱らない
モルモットは何度も言いますが、とても臆病で恐がりの動物です。
なので大声で怒鳴ったり怒ったりすると、絶対になつきません。ちょっとしたことでも褒めてあげると喜んで甘えてくれます。
②スキンシップをしっかりとる
モルモットを抱っこする・触ってなでてあげるなどの行為は、モルモットが喜ぶ行為。
名前を呼んであげるなどのコミュニケーションをとることも大切です。鳴いて喜ぶこともあります。
③飼い主の臭いを覚えさせる
ゲージや遊び道具の中に、飼い主の臭いがするものを入れて置きましょう。
そうすることで飼い主の臭いを覚えます。すると飼い主が家に帰ってくるとき、近寄ってきてくれるようになります。
④おやつを手であげる
モルモットのおやつを手であげることができればなついている証拠です。
信頼している相手でなければ、手からおやつをもらうことができません。
しかしなれさせるためとおやつをあげすぎるのはダメです。
⑤無理強いや干渉をしない
家にきた初日や、まだモルモットが家になれていないときに無理強いするのはNGです。
早くスキンシップをしたいという気持ちはわかりますが、警戒心が強い性格なので2~3日は干渉しないことが鉄則です。
大きな物音を出す、ゲージにしつこく触れるなどの驚かす行為はしないようにして下さい。
慣れるまで時間がかかるモルモットもいるので気を長く持って接してあげましょう。
⑥爪切り・ブラッシングは慣れてから
爪切りはモルモットにとってストレスがかかる作業です。
なついていないときにすると嫌な人とインプットされてしまう可能性があるので、飼い主の膝にのってくるや甘えてくるなど、信頼関係ができてからするようにしましょう。
3. モルモットとのスキンシップでの注意点
モルモットのスキンシップの時間は1時間を目安にしましょう。慣れるまでは5分くらいにしてください。
また、モルモットは夜行性なのでスキンシップの時間帯は夜がおすすめです。
仕事から帰ってきて食事をし、お互いがリラックスできる時間帯にスキンシップやコミュニケーションをとるようにしましょう。
またモルモットはお尻を触ると嫌がるので注意して下さい。
スキンシップをしすぎるのもモルモットのストレスの原因になるので注意しましょう。
4. おわりに
モルモットのなつきかたについて紹介してきました。
これからモルモットを飼おうと考えている方やすでに飼っていてまだなついていない方など参考にしてくださいね。
可愛いモルモットと一緒に生活をしてたくさん癒されましょう♪
Written by KKYOKO