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猫の仕草にはどんな意味があるの? 仕草から気持ちを読む方法

  • 2020.01.05
猫の仕草にはどんな意味があるの? 仕草から気持ちを読む方法

猫は犬に比べて感情を出さないと思っていませんか? 実は猫もとても感情表現が豊かなんですよ。

猫の仕草から気持ちを読む方法をご紹介します。猫がこんな仕草をしたらどんなことを考えているのか分かります。では、詳しく解説していきます。

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1. 猫が怒っている時の仕草

猫が怒っている時はしっぽを太くしてピンとまっすぐ立てて、全身の毛を逆立てます。相手から視線をそらさずに全身から「怒っているぞ!」オーラを出してくる姿は、まるで野生そのもの。

トラやヒョウなどのネコ科の動物と同じです。体は小さくてもネコ科の動物はなんとなく似ているところが多いですよね。毛を逆立てたりしっぽをピンと立てたりする理由は、自分の体をより大きく見えるようにしているのです。

ヒゲや爪の先まで鋭くとがり緊張が走っています。「それ以上近づくと痛い目にあうぞ」と全身で表現しているのです。

体勢を低くしていつでも跳びかかれるように準備していますので、猫が怒っている時はそれ以上からかったり、ちょっかいを出したりするのはやめておきましょう。

嫌われることはもちろん、一瞬の隙をついて猫パンチを繰り出してきますので要注意です。

2. 猫が怖がっている時の仕草

猫が怖がっている時は、元々丸い背中を更に丸めて小さくなります。しっぽはお尻にピッタリとくっつけて目立たないようにし、耳も頭にぺったりとくっつけます。

しっぽは足の間に隠して見えなくしている時もあります。自分をなるべく小さく見せる為にお腹を床にくっつけるようにして縮こまります。

どこかへ隠れて出てこなくなる時も警戒している証拠です。大きな音や初めて聞く音などが怖いと感じている時も同じような行動を取ることが多いです。

3. 猫が甘えている時の仕草

猫が甘えている時は、ゴロゴロとのどを鳴らします。頭をグイッと押し付けてきて、まるで撫でてくれと言わんばかりに繰り返します。

高い声でニャーと鳴いて目を細めることもあります。猫は特別な一人を決めるの好きです。家族なら誰でも大好きという訳ではなく、家族の中でもランキングをつけて一番大好きな人だけが特別な人になることができます。

特別な人にだけしか見せない表情や仕草があるので、ぜひ猫にとっての特別な人になってみてくださいね。

特別な心を許した相手にだけ、両足を交互にフミフミする仕草をすることがあります。これは赤ちゃんの時に母親猫にする行動で甘えている時にだけする仕草です。

また、新聞を読んでいるのにその上に載って邪魔をしたり、パソコンを打とうと思っているのにキーボードの上からどかなかったりするのも構ってほしいと甘えているサインです。

ワガママで気まぐれに見える猫ですが、こうやって愛情を表現しているのです。

4. 猫が友達になりたい時の仕草

猫が友達になりたいと思った時は、まずニオイを嗅いできます。猫は知らない人とのスキンシップが大嫌いです。

知らない人に急に抱き上げられると突然身をひるがえして飛び退き逆毛を立てて怒ります。

猫に近づきたい、猫と仲良くなりたいと思ったらまずは自分のニオイを嗅がせてみてください。

猫がニオイを嗅いでそのまま頭を擦り付けてきたり、顔を擦り付けてきたら友達として認められたサインです。

5. 猫がリラックスしている時の仕草

猫がお腹を丸出しにして寝そべっている時は、とてもリラックスして心を許している証拠です。

猫がお腹を見せるのは相手を信頼している証拠です。お腹は弱いところなので、攻撃されたらすぐに致命傷になってしまいます。

そんな弱点であるお腹を見せて「私はあなたを信頼している」ということをアピールしているのです。

無防備にお腹を出して昼寝をしている姿は見ているだけで癒されますね。また、遊んでほしいアピールをする時にもお腹を見せてこちらに視線を送ることがあります。

手を顔の横に添えてじゃれたい雰囲気があったら遊びたいサインです。帰ってくるのを心待ちにしていたことを想うと愛おしさが溢れてきます。

6. ゲットした獲物を見せるという仕草

虫や小さな小動物を、ハンターの本能を出して猫がゲットしてくることがありますよね。

虫が嫌いな人ならドキッとすることもあるかもしれません。でもこの仕草は褒めてほしい時にするものです。

思わず「汚いからダメ!」と言ってしまいそうになりますが、ぐっとこらえてたっぷりと褒めてあげましょう。

人間にとっては迷惑でも、猫にとっては狩りは本能的に行うもの。自慢の獲物を大好きな人に見せる仕草は好意的なものなのです。

7. 終わりに

いかがでしたでしょうか。気ままでワガママに見える猫の仕草ですが、実はその心の中は愛情で溢れています。

自分の意にそぐわないタイミングでは怒って猫パンチを繰り出してくることもあるかもしれませんが、一概にあなたへの愛情がないという訳ではありません。

猫をじっと観察すると、1日のうちに気分の変化がたくさんあって飽きずに見ていることができます。あなたもぜひ観察してみてくださいね。

 

Written by miichikin