ちょこちょこと自分の周りで甘えてくれるワンちゃんって、本当に可愛いですよね。
しかし、犬を飼ったばかりのワンちゃんビギナーさんからすれば、犬の甘えている時のサインがわからず、困ってしまうなんてことも。長くワンちゃんと一緒にいないと、犬の甘えサインってなかなかわからないものですよね。
そこで今回の記事では、実際に20年間ミニチュアダックスフンドと一緒に暮らしていた筆者が、犬の甘えサインについてご紹介します。これからワンちゃんを購入する予定の方は、ぜひチェックしておいてくださいね。
1. お腹を見せる
犬にとってお腹は急所なので、そう簡単に誰にでも見せるものではありません。
ワンちゃんは、心を許した人に自らお腹を見せて「撫でて」とアピールすることがあります。筆者が過去に飼っていた子も甘えたい時はいつもお腹を見せてくれました。
もしあなたにお腹を見せることがあれば、それはワンちゃんが「お腹を撫でてほしい」と甘えているサインかもしれません。そんな時は、優しくお腹を撫でてあげてください。きっとワンちゃんも喜ぶはず!
2. 顔を舐める
犬はその人に構って欲しいと思う時、とことこと寄ってきて顔を舐めることがあります。筆者が過去に飼っていたワンちゃんも、寝ている飼い主にそっと近づいて頬を舐めることがありました。そして、そのまま隣にきて一緒に寝るなんてこともありましたよ。
3. クーンクーンと甘え鳴きする
ワンちゃんがクーンクーンと甘え鳴きをしているようであれば、あなたに何らかの要求があるのかもしれません。ただ、おやつが欲しいなど食べ物の場合は、必要以上に与えると太ってしまう可能性があるので注意です。
また、甘える度にあなたが対応していると、だんだん飼い主への依存がエスカレートする可能性があります。そうなると、飼い主から少しでも離れるとワンワンと激しく吠えたり、情緒不安定になるなんてことも。くれぐれも、過度の甘やかしは禁物です。
4. 飼い主の後ろをついてくる
ワンちゃんは構って欲しいと思った時に飼い主の後ろをついてくることがあります。そもそも、犬は群れのなかで暮らす習性があるので、ワンちゃんからすれば飼い主も自分の群れの一員でもあるのです。
ただ、いくら可愛いからといって「仕方ないから一緒に来る?」と、あなたが外出する度に一緒に出かけていると、そのうち毎回連れて行かないといけなくなってしまいます。留守番できるようにさせるためにも、時にはワンちゃんを家で休ませましょう。
5. あなたの体の一部にあごを乗せる
あなたが寝転んでいる時、ワンちゃんがあなたの体の一部にあごを乗せてじーっとあなたを見つめることがあります。これは、あなたに心を許してリラックスしている証拠です。ワンちゃんの頭を優しくなでて、一緒にリラックスしましょう。
ただ、この時も過度の甘やかしは厳禁です。あなたに甘える態度を必要以上にとるようであれば、その時はきちんとしつけましょう。
6. 食べ物を食べている時、吠える
これは、あなたの食べ物を「僕も一緒に食べたい」と甘えているサインです。ただ、決して人間の食べ物を簡単に食べさせてはいけません。なかには、ワンちゃんにとってNGな食べ物もあるからです。
また、一度でも食べさせてしまうと、それからずっとねだるようになります。筆者も、過去に可愛いからとついつい人間の食べ物を与えてしまったことが原因で、いつまでも欲しがるようになってしまい後悔したことがあります。
7. まとめ
犬は甘えると、吠える、鳴く、お腹を見せる、近づくなどの行動をとります。しかし、可愛いからとつい甘やかしてしまうと飼い主への依存が高くなり、そのうち手に負えなくなってしまうなんてことも……。くれぐれも、犬を甘やかしすぎないよう注意です。
ただ、犬がいつもより甘えてくる場合、実は怪我や病気を抱えていることが原因だった、なんてこともあります。ワンちゃんの行動に少しでも不審な点を感じたら、すぐに病院で見てもらうことをオススメします。
Written by みくまゆたん