一所懸命な姿は、とてもカッコイイ。
最終的に結果を出せなければ何の意味もないじゃん!って言われるかも知れないけど、「やれることはすべてやった」「やってよかった」と思えるなら結果としては充分だと思います。
恋愛は、思い通りにことが進まないもどかしさや、報われないことによるダメージがつきものですが、これにも同じことが言えるのではないかと思います。
そりゃ、中には何の苦労もなく両想いになってラブラブなカップルもいるかも知れませんが、世の中そんなにうまくいくもんじゃありません。言ってみりゃ恋する人はみんな戦士。戦士はくじけてもへこんでも、最後の最後には必ず勝つんです!
今回はそんな戦士な女子たちを勝手に「雑草女子」と名付けてみました。
さっそく、その生態を見ていきましょう。
何か一本太くて頑丈なものをもっていて、しかもアツい、それが雑草女子の特徴のひとつです。
これと決めたらトコトン突き進んでいきます。
つまりすごく根性があるんでしょうね。
必ず手に入れたいと思うものには惜しみなく情熱を注ぎ、そして自分が納得いくまで突き詰めていく、
まるでじりじりと照りつける真夏の太陽みたいです。
こういう人は周囲のエネルギーをプラスに変えていく力を持っていることも多いので、一緒にいるとパワーを分けてもらえます。
土台にこういう精神を持ち合わせていると、恋愛に限らず様々な場面で力を発揮できるので、こういう人をお手本にして自分を見つめなおしてみるのもいいかも知れません。
誰だって生きていれば、壁にぶち当たってへし折れたりすることだってあるでしょう。
しかし、雑草女子はたとえダメージを受けたとしても、比較的早期に立ち直りまた歩き出します。
クヨクヨしている暇があるなら、その時間でまた挑戦して突破すればいいじゃないか! という精神的な無駄を好まない、スーパー☆ポジティブシンキングの持ち主なのです。
マイナスのエネルギーもプラスの力に変換するなんて、エコもここまでくると無限ですね。
手を変え品を変え、あの手この手で何度でもアプローチして、何とかして突破口を見つけ出す、そしてそこに根を下ろそうとするところはさすが雑草女子! と言いたくなってしまいます。
気持ちの切り替えが上手なんでしょうね。その代わり羽目を外すときには「この人ってこういう人なの? 」ってくらいに本気を出してくる傾向にあります。
でもそこはドン引きしないであげて欲しいと思うし、一緒に発散すればいいと思う。
最後の最後に必ず勝つってことは、つまり結果を出すまでやり遂げられるということです。
多分、信念の中に「あきらめない」「投げ出さない」「逃げ出さない」(こういう歌ありましたよね……)というしっかりとした訓示があって、自分自身が納得できる答えが出るまでひたすら向き合い続ける、そういう精神力があるんでしょうね。
しかしこういう精神力ってどうやったら身に付くんだろうって、私は羨ましくてたまりません。
私はへこむと長いです。寝込みます。
あきらめたくなくてもあきらめなければならない状況になってしまうんですよね……。
少し前に「レジリエンス」という言葉を知った時に、逆境力を鍛えて精神的にも強靭になろとするアスリートのトレーニングについて調べました。
本物になるためには、もともと備わっているものを更に磨き上げて頑丈にしていくことも必要なんだとか。
あきらめないのも強さだと思いますが、ものの捉え方や思考も前へ前へと突き進むようにイメトレするのも大事らしいですよ。
恋愛は答えが曖昧です。
好きと嫌いで区切って割り切れるものでもありませんし、人の気持ちは時間とともに変化するものなので、今日と明日では答えが変わる可能性もあります。
報われなかったとき、雑草女子はきっと「今はNOでも、この先YESになるかも知れない」と、頑張るかも知れません。
しかし、本当にその人が自分の隣に必要な相手なのか?という切り口でも考えて判断することができる、ワンランク上の「身の程を弁える雑草女子」、これになれれば無敵だと思うのですが、どうですかね。
Written by しゆり