皆さんには理想の男性像というものはありますか? あまり理想を追いすぎると婚期を逃してしまいそうですが、かといって10代の頃とは違い、出逢いには「結婚」の2文字がちらつき始め、簡単には理想を下げられなくなっていくのではないでしょうか?
それならば、多少は妥協して手頃なところで手を打って、あとは自分で育ててみては?
今回はそんな提案をさせて頂きます。
街コン、飲み会、友人の紹介等、出会いの方法は多様化されているにも関わらず、自分なりに頑張ってみてもなかなか理想の相手に巡り会えず、そうこうしているうちにある程度の年齢になってしまうと、それまでスルーしてきた90点台の男性を思うと80点台では妥協できず、気が付くと70点台にも相手にされなくなり、このままでは一生独りで「最後は孤独死!?」という不安から必死さが滲み出てしまい、折角の出会いの場では男性に引かれてしまうという抜け出せない悪循環に陥ってしまう……。
出会いの場に積極的に足を運び頑張っている人ほど、うまくいかないと自分が女性として全否定されているような気持になってしまい、鬱のような状態になってしまう女性も少なくないようです。
そもそも理想の相手に出会うこと自体が非常に難しいことですから、そんな宝くじに当たるような非現実的なことに期待するよりも、少し物足りない相手をそれまでの自分の人生経験をフル活用して、自力で理想に近付けてみてはいかがでしょうか?
教育心理学にピグマリオン効果というものがあります。これは1964年にアメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールが提唱した「人は期待された通りの成果を出す傾向がある」というもので、うまく活用すれば男性にやる気を出させて予想以上の効果をもたらすことができるかもしれません。
男性は割と単純なところがありますから、女性に期待されると必要以上に頑張ってしまうことは、皆さんも良くご存知でしょう。操り方次第で収入アップに繋がることも夢ではないと思います。
ここで大切なのは、期待の言葉をかける時にその言葉に真実味を持たせることです。
「あなたにはこんないいところがあるから、必ず成し遂げられる」というふうに、具体的な長所という裏付けを提示して期待が多少過度だったとしても、相手以前に自分が心からそれを信じて期待の言葉にその思いを乗せることです。
そしてもっとも大切なのは、自分の立場を上に置くことです。いっそのこと、相手を犬ぐらいに思ってしまった方が良いかもしれません。これは相手をバカにするという意味ではなく、愛犬家、愛猫家のように愛情を持って大切に育てるという意味です。犬や猫を飼っていない人でも想像がつくと思いますが、犬は人間よりも知能が劣ります。だから犬や猫がなにかオイタをしたときに本気でキレて怒鳴ったりしても全くのムダで、傍から見てたらバカ丸出しです。そもそも別の生き物ですから、言葉は通じないし真剣に怒りを向けても理解されないでしょう。男女間でも同じことが言えると思いませんか? 「自分の気持ちをあの人は理解してくれない」というような経験は少なからずあると思います。
猫の場合は主従をハッキリと解らせなければなりませんが、男性はプライドが高いので、相手が主人だと思わせておいて、見えないところで舌を出しておけば良いと思います。
あの誰もが知っているドラマの教師のように、愛情を持って教え、導き、育てる。また、時には持って生まれた母性を最大限生かして、母親のような立場で接する…。こんな提案は恋愛とはかけ離れていて、誰もそんな関係は望んでいないと言われてしまいそうですが、一番伝えたかったのは、恋愛がうまくいかずに人生を悲観して最悪の結果になって欲しくないということです。少しだけ視点を変えるだけで見える景色は全く変わります。
男性ごときに傷つけられて人生を終わらせてしまうのはあまりにももったいないので、育成ゲームを楽しむくらいの気楽さで、単純な思考回路の生き物を掌で転がして人生を楽しんでください!!
次回、続編ではどのような男性が狙い目かを提案させて頂きます。
Photo by Radoan_tanvir