マッチングアプリや婚活パーティー、結婚相談所など、婚活をスタートした際にはプロフィールを必ず書くことになります。
良い写真を撮影して掲載するのも大事ですが、プロフィールの内容も重要なポイントの1つです。
そこで今回は、プロフィールが婚活成功に与える影響や記載する前に知っておくべきこと、男性の目を引く婚活プロフィールの例文などを解説していきます。
女性がやってしまいがちな婚活プロフィールにおけるNG例文もご紹介していくので、男性の目を向けやすいプロフィール作りで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
婚活プロフィールは、自分の情報を伝えるツールだけではなく、自分の魅力を相手に伝えるための重要な手段です。
第一印象を左右するための要素となるため、具体性のある自己紹介文を記入する必要があります。
その結果、深い印象を与えることができ、興味を引くことにも成功します。
魅力的なプロフィールが与える影響は以下の通りです。
・誠実さを与えて信頼性を高められる
・人柄を深く理解してもらえる
・共通の趣味を持つ人とのマッチングが容易になる
以下では、プロフィールが第一印象を左右するメカニズムや、男性が思わず惹かれるプロフィールの特徴を解説していきます。
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まずは、プロフィールが第一印象を左右する具体的な理由です。
例えば、プロフィールにほとんど文章が書き込まれていない人としっかりと作り込まれている人とでは、後者の方が安心感はあります。
前者だと「婚活を真剣にしていない人なのでは」と判断されて、候補から除外されてしまいます。
しかし、しっかりと作り込まれたプロフィールが記載されていれば、どんな人であるかを予想しやすく「しっかりとした人なのかも」と安心できるはずです。
具体的なエピソードを交えて自己紹介をすれば、人柄を知ってもらうために有効です。
趣味や価値観を具体的に記せば共通の話題を持つ相手とつながれる可能性がアップするので、後悔のないマッチングがしやすくなります。
理想のパートナーと出会うためにも、プロフィールの作成は欠かせないので、できる限り具体性を持たせて記載するようにしてください。
男性が思わず「会いたい」と感じる女性のプロフィールの特徴をみていきましょう。
プロフィールでは、フリースペースの部分に自己紹介文を記載します。
基本的には挨拶から文章が始まり、婚活を始めた理由や仕事や趣味、休日の過ごし方や性格などを記載していきます。
また、結婚観や相手への要望なども記載します。
最後には締める言葉を記載して終わりです。
始まりと締めの挨拶は印象に残る部分となり重要です。
プロフィールを読んでくれたことへの感謝がなければ印象が悪くなってしまうので注意してください。
親しみやすさを感じてもらうことは大切ですが、まだ会ったことがない人に向けてプロフィールを書くので、友だち口調は避けて敬語で書くようにしてください。
「○○だよ~! よろしくね」といったように記載すれば「軽そう」「真剣に結婚を考えていなそう」と思われてしまう恐れがあります。
「○○です。よろしくお願いします。」といった書き方の方が印象が良いので、社会人としての常識をアピールするためにも敬語で記載しましょう。
共通の趣味があれば「話が合いそう」「一緒にいると楽しそう」と思ってもらいやすいです。
ゲームが趣味であれば、どんなゲームが好きなのか、今ハマっているゲームなどを記載してアピールしてみてください。
趣味を一緒に楽しめる女性には好感を抱きやすいです。
ネガティブな内容ばかりだとマイナスな印象を与えてしまいます。
・人見知りなので仲を深めるまでに時間がかかります
・優柔不断で決断することが苦手です
上記のような文章だと「仲良くなれそうにない」「違う子の方が良いかな」と感じやすいので、ポジティブな言い回しを使うようにしましょう。
人見知りであれば「人の話を聞くことが好き」と表現でき、優柔不断であれば「慎重派」「慎重に考えるタイプ」などと表現できます。
ネガティブな文章は避け、印象の良い文章であれば男性の興味を引きやすくなります。
婚活は、結婚相手を見つけることが目的なので、お付き合いをした後や結婚後の過ごし方を連想させるような文章があるとイメージアップにつながります。
例えば、映画が趣味であれば
「休日デートは家でまったりと映画鑑賞がしたいです」
車の運転が好きなら
「休みの日には色々な場所にドライブに行きたいです」
などと記載すると、同じ趣味を持つ男性と出会いやすくなります。
男性の理想像に合う女性だとわかれば「会いたい」気持ちをすぐに引き出せるでしょう。
ここからは、婚活プロフィールを書く前に女性が知っておくべきポイントを解説していきます。
自分の魅力を知るためには自己分析が欠かせません。
自己分析に役立つ具体的な質問リストをご紹介していきます。
・「今までで最も頑張って取り組んだことは?」
・「今までで最も辛かったことは?」
・「今までで一番感動したことは?」
これらの質問は、自分の強みを再確認するために有効な質問です。
仕事で難しいプロジェクトに成功した経験があれば、問題解決力やリーダーシップがある点が強みとなります。
辛かった出来事に関しては、どう乗り越えたのか振り返ることで強みを知ることができます。
感動したことは、感動した理由をはっきりさせることで価値観を把握するために役立ちます。
・「仕事で褒められたことは?」
・「友人に褒められた内容は?」
褒められた経験があれば、それが自分の強みとなります。
自然とやれていることがあれば、アピールすることで印象アップできるはずです。
例えば、部屋が綺麗な点を褒められた経験があれば、「家庭を心地よく保てる」点が強みとなります。
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写真を見て魅力的だと感じてもらえればその後の関係性に大きな影響を与えます。
メインの写真1枚以外にも、サブと併せて最低でも3枚は用意しておきましょう。
ポイントとしては以下の通りです。
・自然な笑顔の写真
・ナチュラルメイク
・明るい場所で撮影
・清潔感のある服装
・自然な様子が写った写真
メインの写真は、明るく顔がはっきりとわかる写真が鉄則です。
バストアップの写真を用意し、自然の光や明るい照明がある室内で撮影したものを選んでください。
メイクはナチュラルなものにし、服装は清潔感のあるものを選ぶと万人受けしやすいです。
また、全身が写っているものや趣味に関する写真はサブ写真としてアピールしてください。
スタイルに自信がない場合は無理に全身が写った写真を載せる必要はありません。
お気に入りの写真やペットと一緒に写った写真、趣味を楽しんでいる写真などを載せてみましょう。
次に、婚活プロフィールで男性の目を引く女性の例文集をご紹介していきます。
記載するポイントとしては以下の通りです。
・性格や人柄を知ってもらえる内容にする
・話題になりやすい文章を盛り込む
・明るく簡潔に記載する
好印象を与える自己紹介文や魅力的な書き方などを解説していくので参考にしてください。
プロフィールに記載する内容をテンプレートにしてそれぞれご紹介していきます。
挨拶は必須項目です。
堅苦しい言葉遣いをする必要はありませんが、「です」「ます」調の丁寧な挨拶をすると好印象につながります。
例文
「初めまして。○○と申します。プロフィールを見ていただきありがとうございます。」
「初めまして、○○です。たくさんの中から私のプロフィールをご覧いただきありがとうございます。」
年齢や居住地、結婚歴などを記載します。
場合によっては決まった形式があるケースもありますが、形式がないのであれば自分を知ってもらうためにも簡潔に伝える必要があります。
例文
「28歳で、○○出身です。現在は○○に在住しています。」
「33歳で○○在住です。生まれは○○で、結婚歴は1回、3年前に離婚した経験があります。」
挨拶をした後には婚活を始めたきっかけを記します。
真剣な気持ちを伝えることが大切で、結婚生活がイメージできるような文章にすると良い印象を与えられます。
例文
「結婚をする友人が増えて私も結婚について真剣に考えるようになりました。」
「兄弟の結婚生活を見て自分も幸せな家庭を築きたいと思うようになりました。」
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会社の概要や業務内容など、細かく記載する必要はありませんが、どんな分野の仕事に取り組んでいるのか記載するとイメージしてもらいやすいです。
仕事に対する姿勢ややりがいも伝えましょう。
例文
「仕事は看護師です。人の命にかかわる仕事なので大変な部分もありますが、「ありがとう」と感謝されるたびに嬉しさややりがいを感じています。」
「アパレル店員として働いています。ファッションが好きで好きなものに囲まれて仕事ができるので毎日が充実しています。休みはシフト制で平日休みが多いです。」
プロフィールの最後には、読んでくれたお礼の言葉を記載します。
結婚を考えていることが伝わるような文章にすることが大切です。
例文
「最後まで読んでいただきありがとうございました。一緒に楽しい時間が過ごせることを楽しみにしています。」
「自己紹介文を読んでいただきありがとうございます。ご縁を大切にして活動していきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。」
プロフィールには、上記の内容に加えて趣味や休日の過ごし方についても記載します。
会話のきっかけにもなる内容なので、具体的に記すことがポイントです。
「サイクリングや登山などのアウトドアが大好きです。一緒に体を動かして楽しめる方を募集しています。」
「散歩が好きで休日は景色の良い場所を選んで楽しむことも多いです。おすすめの場所があれば教えていただきたいです。」
お付き合いをした時を想定した書き方をすれば、親近感を持ってもらいやすいです。
同じ趣味の人がいれば選んでもらいやすくなります。
思い当たる趣味がない場合、何を書けば良いのか悩んでしまいますが、その場合は休日の過ごし方や好きなことを振り返ると、趣味として当てはめることが可能です。
例えば美味しいものを食べることが好きであれば、
「美味しいご飯を食べることが大好きです。自分で作ることも好きですが、休みの日には気になっているカフェやレストランに足を運んでいます。」
と記すことが可能です。
家でゆっくりと過ごすことが多い場合は、
「休日は家でのんびりと過ごすことが多いです。ドラマやバラエティを動画で楽しんだり、好きなアーティストの音楽を聴いてリフレッシュしています。」
理想の結婚観や家族観は、相手に求める条件にもつながる項目です。
読む側にとっては相性の良さを把握するために役立ちます。
例文
「お互いを理解して尊重し合える関係性が理想です。得意・不得意を互いに補いながら生活をしていきたいです。」
「楽しい時間だけではなく辛い時や悲しい時間も支え合いながら過ごしていきたいです。信頼関係を大切にして、安心のある家庭を築くことが理想です。」
「結婚をしてもお互いに職業を持ってキャリアを高めていければいいなと考えています。家庭では、趣味を2人で楽しむ時間も大切にしたいです。」
「料理が得意なので、旦那さんの健康を考えた料理を作ってあげたいです。休みの日には一緒にキッチンに立って料理をするのも理想です。」
プロフィールを作成する際に、起こりやすいミスとして以下の例が挙げられます。
理由を含めてご紹介しましょう。
文章が短すぎる:情報が少なすぎてどんな人なのか判断できない
文章が長すぎる:長い文章は読んでもらえないリスクがある
嘘を書く:真実を知った時に落胆されてトラブルに発展する可能性がある
生活イメージの押し付け:男性にとってプレッシャーとなる
以下では、男性が引いてしまう自己アピールの表現や条件提示のNGワードなどをご紹介していきます。
まずは、思わず引いてしまう自己アピールの表現からみていきましょう。
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婚活を始めたきっかけは人によって違います。
しかし、過去の恋愛を引きずっているような印象を与えるアピールはNGです。
「恋人と別れて寂しいから登録した」「喧嘩別れした恋人を忘れるために利用し始めた」など、いくら本当でも正直に伝えると男性は引いてしまいます。
「一緒に趣味を楽しめるパートナーと出会いたくて登録した」「楽しく恋愛ができる恋人を見つけるために登録した」など、ポジティブな理由で登録したことをアピールしてください。
弱さも受け入れてくれるパートナーを見つけたい気持ちはわかりますが、ネガティブな印象を与え、相手を困らせてしまうので、コンプレックスについて書くのは避けてください。
「人見知りで会話を盛り上げる自信がありません。最初はメッセージのやり取りのみでお願いします」
と記載されていれば「仲良くなれなさそう」「仲を深めるには時間がかかりそう」などと思われてしまいます。
知ってほしいコンプレックスがあれば以下の例文のように克服するために努力している姿勢を見せることが大切です。
「以前は人とのコミュニケーションが得意ではありませんでした。しかし、最近は積極的に人と関わるようにして自信が持てるようになりました。」
プロフィールで条件を提示すると相手に不快感や不満を与える恐れがあります。
自分本位な表現を相手に押し付けることは避けてください。
例えば「年収○○万円以上の男性を望んでいます」といった年収に関わる内容です。
生活するにあたって収入は大切ですが、プロフィールに記載してしまうと条件を絞ってしまうだけではなく「お金目当て」な印象を与えてしまいます。
年収の条件があったとしても記載せず、仲良くなった段階で質問してみる他、相手のプロフィールに記載されている仕事内容からおおよその年収を割り出すようにしましょう。
また、結婚後の家事分担については価値観の合う人とお付き合いをしたいと考える方は多いです。
しかし、「結婚後は家事は分担制がいいです」や「家事ができる人とお付き合いしたいです」と記せば冷たい印象やマイナスな印象を与えてしまいます。
押し付けるような言い方はせず、
「家事は協力してできればいいと思っています。お互いの得意なことを活かして楽しく家事をしていきたいです」
などと前向きな言葉を選んで記すと好印象につながります。
婚活ではプロフィールの内容によって印象が大きく変わります。
プロフィール内容を考える他、出会いを探す必要もあるので思うように婚活が進まない方もいるはずです。
そんな時には「街コンジャパン」の活用を検討してみてください。
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興味があればぜひチェックしてみてください。
参考文献:街コン・婚活パーティーは街コンジャパン|全国の出会いイベント検索サイト
今回は、婚活プロフィールについて女性用の例文も併せてご紹介してきました。
何も考えずにプロフィールを作成すれば、男性に対して悪い印象を与えてしまう可能性があります。
プロフィールは、自分を知ってもらうために重要な項目ですが、お付き合いや結婚後の人生をイメージしてもらうためにも重要な役割があります。
相手の立場に立って具体的に記すことが肝心です。
今回ご紹介した内容を参考にプロフィールを作成してみてください。
プロフィールには、冒頭の挨拶・婚活をはじめたきっかけ・仕事・休日の過ごし方・趣味・性格について・結婚生活の理想や価値観・締めの挨拶などの内容を記します。
相手に「会ってみたい」と思われるような内容を書く必要があります。
性格の欄には、具体的な言葉で自己表現をするのがポイントです。
「明るくて前向きな性格です」と一言で終わらせるのではなく、
「友人からは『笑顔でいることが多く明るい』とよく言われています。自分でも笑顔でいることを心掛けており、プラス思考を大事にしているので言ってもらえると嬉しいです」
といったように、具体的に伝えることで性格が伝わりやすくなります。
Written by 早紀