周りをよく見ている、気が利く人は、人当たりが良いので好印象を持たれやすいです。そんな気配り上手な方は、日頃からどんなことを考えていることが多いのでしょうか。
何を大事にすると、細やかな対応を取ることができるのでしょうか。今回は、気が利く人が普段から考えていることを9つご紹介します。
早速、順番にご紹介します。
気が利く人は、自分のこと以上に、目の前にいる相手の気持ちを大事にします。もしも、暗い表情をしていて、何かを吐き出したいような感じがしたら、とことん話を聞くことも!
また、「この話、面白いかな?」「このまま話を続けても迷惑じゃないかな?」などと、心の中であれこれ考えていることも。
しかし、本当の相手の気持ちは神のみぞ知るところもあるからこそ……自分にできる範囲で思いやりがある行動を取ります。
気が利く人こそ、自分が周りのためにできることは何かと考えているように、献身的な一面があります。
面白い話をして場を盛り上げたり、時には自虐ネタを話して相手を勇気づけたり……。自分の利益よりも、相手に何か与えることを重視しています。
平和主義で、人に尽くすことに深い喜びを感じる方とも言えるかもしれません。
気が利く方こそ、グイグイと人と距離を詰めることをしません!
コミュニケーション能力が高い方こそ、人との適切な距離感を大事にします。
例えば、初対面の人にはプライベートに踏み込みすぎたことを聞きません。当たり障りない世間話をすることが多いです。
気が利く人が普段から考えていることは、自分だけ喋りすぎていないかと、物事を俯瞰で見ることです。
コミュニケーション能力が高い人は、会話のキャッチボールが上手な人が多いです。自分が気持ちよく喋れている時こそ、相手は我慢している場合があります。
気が利く人こそ、大人数で話しているときこそ、聞き手に回ることもしばしば。誰も話したがらない時こそ、前へ出るようなタイプです。
気が利く人こそ、無意識のうちに相手が苦手な話題を出していないかと気を遣っていることが多いです。わざわざ言わなくて良いことを口にすると、相手の神経を逆撫でにします……。
例えば、「給与ってどのくらい貰っている?」「結婚しないの?」とプライベートに踏み込みすぎた話題などです。
誰かに話したいと感じる自慢話こそ、相手は「聞きたくない」とうんざりしていることがあるので注意。
気が利く人が普段から考えていることは、大人数でいる時の自分の立ち位置です。コミュニケーションが得意な方こそ、場の雰囲気などによっても、振る舞い方を絶妙に調整することがあります。
例えば、ボケ側でいた方が良いか、ツッコミ側でいた方が良いかなどを無意識レベルで判断していることが。今この場で求められているポジションに収まろうとするのが特徴的。
気が利く人が普段から考えていることは、自分が過去にした失敗の反省点です。次、同じ間違えはしないようにと肝に銘じています。
コミュニケーションが上手な方こそ、最初から何でも器用にできていたわけではありません!失敗を繰り返しながら、気を遣う術を身につけています。
好印象を持たれる気が利く方こそ、周りに良い影響を与えられているかどうかまで考えていることがあります!
自分が先頭に立って、お手本のような対応を取り、後ろについてきてくれる方の模範となることに深い喜びを感じています。
例えば、人の悪口が好きな方と話す時にあえてポジティブな話題を出して、場の雰囲気を変えようとすることも!むしろ、苦手な人を見て反面教師にして「自分はそうならないぞ」と肝に銘じている場合があります。
気が利く方こそ視野が広く、未来を見通してあらゆる考えを巡らせていることがあります。例えば、人の上に立つ者になりたい方こそ、過去の自分を振り返った時に恥じないような対応を取ろうとします。
むしろ、今しか見えていない方こそ、自分が良ければ良いというような、打算的な振る舞いをすることが……。
目指すものが明確な方こそ、人に対しても思いやりを持った行動を取ることができます!
気が利く人が普段から考えていることは、自分以上に相手のことです。周囲の変化によく気付き、思いやりがあって、頭が良い人が多いです!
また、気が利く人も最初からコミュニケーションが上手だったわけではありません。失敗した時に反省し、次に活かそうとするバイタリティがあっての今があります。
逆に、自分の利益ばかり優先する方は、人からも距離を取られやすいので気をつけましょう!
Written by 森野有