愛する配偶者の浮気や不倫がわかったとき、足元から世界が崩れ落ちるようなショックを受けることでしょう。
これは、ドラマの世界だけの話では無いのです。浮気されたら、された側が必死に頑張らなければトンネルから抜け出すことができません。
ここでは、配偶者に浮気や不倫をされたとき何をすべきか、どうすれば浮気相手に復讐できるのかについて詳しく解説していきます。
配偶者の浮気や不倫がわかった瞬間は、天地がひっくり返るような衝撃を感じて当然です。
その場に立っていられないくらいに動揺してしまうものですが、最初の衝撃を通り過ぎたら冷静にならなければなりません。
浮気を知った瞬間から、浮気相手との戦いが始まるからです。
既婚者だとわかっているのに、浮気するくらいの人間性なのですから、戦う相手は面の皮が厚く図々しいに決まっています。
パニックになったまま戦うと、絶対に負けてしまいます。
まずは冷静になり、落ち着きを取り戻しましょう。
深呼吸して、信頼できる友人に相談することをおすすめします。
話を聞いてもらうことで気持ちが整理できたり、第三者からの正しいアドバイスがもらえます。
この時、残念ながら自分の親には相談しないほうがいいです。親は、我が身同様にショックを受け怒りでいっぱいになってしまうため、冷静な相談相手とはなってくれないからです。
例えば、浮気相手からのラブレターを見つけたとして、感情のまま破り捨てたくなってしまいますね。しかし、浮気相手への復讐を考えるならば証拠は全て保存しておきましょう。
浮気や不倫の証拠こそが、相手への攻撃となるアイテムだと覚えておいてください。
見るのが辛かったとしても、証拠はしっかり手元に保管しておかなければならないのです。
情緒豊かで行動的な人なら、すぐにでも浮気相手に攻撃したくなってしまうでしょう。
悪口や文句を言ったり、浮気相手の周囲に言いふらしたり、暴力を振るえば少しはすっきりするかもしれません。
しかし、それは得策では無いのです。日本は法治国家なので法律を守らなければ、たとえ浮気の被害者だったとしても、場合によっては加害者になってしまうのです。
そうなれば、何も悪いことをしていない自分ばかりがひどい目にあってしまいますよね。
浮気相手も、逃げ得になってしまいます。そんな事態を阻止するためにも、まずは法律を守る必要があります。
とは言え、多くの人は法律を事細かく理解しているわけではありません。プロに頼る必要が出てくるのです。
前述した通り、浮気相手に復讐したいなら証拠を集めておかなければなりません。
浮気現場の徹底的な証拠写真などを入手できればいいですが、そうそううまくいくわけではありません。後をつけて写真撮影するなんて、現実的にはかなり難しいです。
バレてしまえば、その時点で浮気の証拠は隠されてしまうでしょう。配偶者や浮気相手に絶対にバレないためにも、お金がかかってても探偵をつけることをお勧めします。
前述したように、浮気相手に復讐するならば法律の範囲内でしていかなければなりません。
そのためにもまずは、弁護士に相談しましょう。法律を守りながら復讐する方法としては、最も有効な手段です。
弁護士を味方につければ、慰謝料請求が行えます。素人でも慰謝料請求は可能ですが、様々な手続きがあるため、かなりの手間と時間がかかってしまいます。
弁護士にやってもらえば、最善の方法で慰謝料請求を進めてくれるため、例えば減額等の申し出があった場合も弁護士にすべての交渉を任せられます。
精神的な負担がかなり軽減すること間違いありません。
また、内容証明郵送等で弁護士や事務所の名前が封筒に記載してあれば、相手に相当のプレッシャーを与えられます。
慰謝料請求により経済的ダメージがあれば、金銭面でまともな感覚を持っている浮気相手なら、これに懲りて浮気をやめてくれることも期待できます。
慰謝料請求は、発覚した浮気や不倫に対する請求です。その後の対策も、考えなければなりません。
そのためにも、今後二度と会わない誓いを立てさす必要があります。もしまた会った場合は、罰金◯万円なども課せられます。
配偶者に浮気や不倫され、気づけば鬱病になってしまう人も少なくありません。
大きなショックは、想像以上にあなたの精神も肉体も蝕んでしまうのです。カウンセリングに行くことで、プロのサポートが受けられて心の傷を癒すのに役立ちます。
物事をどのように捉えるべきか、今自分が何をしたらいいのか、生き方を見つめ直すきっかけにもなります。
また、誰かに話すことで、ちょっとすっきりして気持ちが整っていくでしょう。
浮気相手は、必ずあなたのSNSをチェックしています。だからこそ、SNSで幸せな自分をアピールしてください。
家族で仲良くしている様子、友達と旅行に出かけた様子、新しい趣味を始めて充実している様子など。
SNSにアップすることで、それらを見た浮気相手は妬みや怒りを覚えることでしょう。
そして、自分が失ったものに気づいて虚しくなるはずです。SNSでの幸せアピールは、間接的な浮気相手の対抗策だといえます。
以上、配偶者に浮気や不倫された場合の復讐方法や対抗策についてお話ししました。
昨今、不倫ドラマなどが大流行していますが、他人事ではありません。いつ誰がそのような事態に巻き込まれてもおかしくない、酷い倫理観が横行しているのです。
配偶者が浮気相手に本気だった場合、離婚を言い出されることもあるでしょう。
しかし、浮気相手に何が何でも対抗したいならば絶対に離婚を受け入れてはいけません。有責者である配偶者から、離婚することは不可能なのです。
あなたが拒否し続けることで、配偶者と浮気相手は結婚できません。これもまた、強力な復讐となります。
Written by みなみ