ある程度、歳を重ねると、何かをする上で「自分はおばさんだから……」と考え込んでしまう方がいます。
結局、何もしない選択を取る場合、その言葉は呪いになっているかもしれません。
今回は、「自分はおばさんだから」と思っているメリットとデメリットについてご紹介します。
早速、メリット5つについてご紹介します。
自分はおばさんだからと思っていると、心を守る言い訳ができます。
オシャレをしないのも、何か新しいことを始めないのも、歳のせいにすれば傷つきません。
自分自身と直面することを避けられるメリットがあります。
自分はおばさんだからと思っていると、受け身でいることが多くなり、ある意味、お金が貯まりやすいメリットがあります。
流行り物に飛びつくことはせず、交友関係もそこまで広くないと、コツコツお金が貯まります。
自虐的に振る舞える方は、場面によっては笑いが取れることがあります。
特に、若い子がいる場面で、「おばさん部分」を強調するほど、親しみやすい印象を持ってもらえます。
例えば、「おばさんになったら夜更かしできなくなった」「アイドルがみんな同じ顔に見える」と言うことはありませんか?
明るい自虐であるほど、場を和ますことができます。
日頃から「自分はおばさんだから……」と思っていると、自制心がきき、謙虚になれます。
あまり出しゃばらないようにしようと、まるで縁の下の力持ちのような存在になれます。
大人数がいる場では、進んで聞き手に回ることができるでしょう。
見方によっては、おしとやかな女性という良い印象を持たれることがあります。
自分はおばさんであるという意識を持っている方ほど、年下とも適度な距離を保てるので、かえってそれが信頼につながりやすいです。
だる絡みすることもなく、一線を引いた対応を取る部分が評価されます。
また、「自分はおばさんだから、変なこと言ったら教えてね」と下手にいられる方ほど、親しみやすいと思われることが。
逆に、いくつになっても自分は若いと思い込んでいる方こそ、年下から絡みにくいと思われることがあるので注意。
続いて、デメリット5つについてご紹介します。
「自分はおばさんだから……」とネガティブに思っている方ほど、周りの空気を悪くします。
周りが「そんなことない」と言わなくてはならず、気を遣います。
また、「口だけでしょ」「慰めなくていいよ……」と返せば、面倒くさい認定を受けやすいです。
周囲にフォローを求めるタイプのネガティブな方ほど、知らず知らずのうちに周りから人がいなくなりやすいので注意。
おばさんであることを全面に押し出している方こそ、ぞんざいに扱われるリスクがあるので注意。
自虐も度を過ぎると「そんな風に接して良いんだ」と周囲に思わせます。
例えば、「若い子についていけないでしょ?」「おばさんだからファッションセンスないね」と言われることが……。
「自分はおばさんだから」という言葉は、無意識のうちに自分を下げることがあるので気をつけましょう。
もういい歳だからと思っている方ほど、新たなことに挑戦する気力がなくなります。
人生を守りに入ってしまい、気づいたら毎日同じことの繰り返しという方も……。
このような方こそ、同年代で生き生きと活動するような方を見ると、自分を肯定するために、けなしたくなります。
自分はおばさんだからと思っていると、一年もあっという間に過ぎるような、虚しさを感じることがあります。
休日も外に出ると疲れるからと、家から一歩も出ない状況も珍しくないかもしれません。
「自分はおばさんだから」と思っていると、良い出会いを逃してしまうデメリットがあります。
例えば、出会いの場に足を運んでも、今一歩、積極的な行動が取れません。
魅力的な異性と出会っても「こんな歳で浮かれるのは恥ずかしい」と、自らチャンスを遠ざけてしまうことが……。
「自分はおばさんだから」との思い込みは、見方を変えれば、自分に対する呪いとなります。
「自分はおばさんだから」と思ってしまうと行動も受け身になりやすいです。
若々しさがなくなり、場合によっては、同年代よりも老けて見られることがあるので注意。
自分から「おばさん」宣言するのは、謙虚に思われるどころか、雑に扱われるリスクがあることを心得ておきましょう。
いつまでも若々しくいたい方こそ、ネガティブな自虐をする癖を少しずつ手放していきましょう!
Written by 森野有