思いやりがある行動を取れる方は素敵です。
しかし、そんな人の厚意を、当たり前のものとして受け取る方がいるのも事実……。
お礼も言わず、相手をぞんざいに扱うほど、距離を置かれやすいので注意。
今回は、人の厚意に甘えやすい人の特徴10つについてご紹介します。
早速、人の厚意に甘えやすい人の特徴10つについてご紹介します。
人の厚意に甘えやすい人の特徴は、気持ちがまっすぐな素直な方です。
嬉しい時は「嬉しい!」と言うような、自分の気持ちをストレートに表現する方ほど、相手の厚意もそのままのものとして受け取りがち。
「気を遣っている」「無理している」という発想は頭から抜け落ちてしまうことも……。
誰に対しても、ありのままの自分でいられる方こそ、人の裏を読もうとはしません。
物事の表面しか見ていない方も、人の厚意に甘えやすい傾向があります。
思いやりがある行動も「私・俺のことが好きだからしているんだ」とポジティブに受け取ります。
このような考え方では「厚意こそ、自分の評価を落とさないためにしている行動」とは見抜けません。
しかし、物事を深く考えない方は、楽観的で、嫌なことがあってもくよくよ落ち込まない長所があります。
人の厚意に甘えやすい方ほど、根本的に人が好きな方に多いです。
「この世に悪い人はいない」と本気で考えていて、助け合いの精神を持っています。
そのため、何か困ったことがあれば、自分で考えるよりも先に、人を当てにします。
このような方は、尽くしてくれる方とも相性が良く、気づけば相手の厚意に甘えているということがよくあるでしょう。
人の厚意に甘えやすい方ほど、何かしてもらった分だけ、相手にお返しする気持ちが元々ある方も多いです。
後でお礼を言ったり、ささやかなプレゼントを渡したりして、借りを返そうとします。
しかし、その時は本当にお返しする気持ちがあっても、忘れっぽい方こそ、結局実行に移さないことがあるでしょう。
末っ子気質でかわいがられることに慣れている方こそ、他人の思いやりがある行動もあますことなく受け取りやすいです。
むしろ当然のことと思っている場合も……。「悪いなぁ」という意識は、すっぽり抜け落ちていることもあるかもしれません。
たとえ相手に怒られても、素直に謝れるので、結局場をなあなあにする術を持ち合わせている方とも言えます。
実のところ世渡り上手な方も人の厚意に甘えやすいです。
結局、人は一人では生きていけないことをわかっていて、人との絆を育むことを大事に考えている方です。
相手の思いやりがある行動も、「そんなことしないで」「悪いよ」と遠慮するほど、変な空気になることがあります。
むしろ、人の厚意をしっかり受け取った上で、自分にできることをお返しする方こそ、不思議と周りに人も集まりやすいです。
めんどくさがり屋で、無駄なことはしたくない精神がある方も、人の厚意に甘えっぱなしになることがあります。
せっかく世話を焼いてくれる人がいるなら、とことんかわいがってもらおうと企んでいることも……。
このような方は、怠け者で、自分で立てた計画も三日坊主で終わらせることが多いです。
めんどくさがり屋の方こそ、何も返せていないので、知らず知らずのうちに周囲から人が離れていきやすいです。
意外にも、人の厚意に甘えてしまう方こそ、友達が多い傾向があります。
いろんな人と関わる機会が多い方こそ、一人ひとりに丁寧になりすぎず、良い意味でフランクに接します。
例えば、「車出してあげようか?」という知人の提案こそ、素直に「ありがとう」と言って厚意に甘えやすいです。
逆に友達が少ない方こそ、人の厚意が怖いものに感じて、変に遠慮することがあります。
空気を読めないわがままな方も、人の厚意を無碍にしやすいです。
社交辞令を本気にして、自分の期待通りに人が動いてくれないとイライラするような方です。
このような方は、年齢よりも子どもっぽく見られることが多いと言えます。
また、一度手を差し伸べてくれた方には、頼めば何度も助けてくれると信じている節があります。
人の厚意に甘えやすい方こそ、自分に自信があって、自己肯定感が高い傾向があります。
むしろ人から思いやりのある行動を取られて当然と考えていることも……。
自信がある方は魅力的に見えるので、実は周りが手を差し伸べたくなる雰囲気を作るのが上手です。
また、たとえ一人から見放されても「他に良い人がいる」と気持ちの切り替えもしっかりできる方です。
人の厚意に甘えすぎる人は、天性の人たらしということがあります。
しかし、思いやりのある行動も当然のものとして受け取るほど、知らず知らずのうちに人から距離を置かれやすいので注意。
ある日を境にぷつんと縁を切られることも珍しくありません。
人からの厚意は有限ではないことを再認識した上で、周囲と良い関係を築く努力を怠らないようにしましょう。
Written by 森野有