品のない人の話方は一体どんな感じでしょうか。
どんなに見た目が綺麗でも、話し方に品がないと一気に印象だだ下がりなんです……。
話し方は長年の癖でもありますから、自分でも気づかないうちに相手が良くない印象を抱いている可能性があります。
今回は、品のない話し方を徹底分析していきます。自分に当てはまらないかこっそりチェックしてください。
場所をわきまえず大きな声で喋るのは、品のない話し方だと言えます。
会議室で大勢に向けて話すのはいいですが、カフェなどの静かな場所では要注意。
空気が読めず品のない人だと思われる可能性大です。
早口は品がない話し方の一つです。
聞き取り辛いだけでなく、相手を捲し立てるような印象となってしまうのです。
自己主張も強く品がないと思われますし、早口での話を聞いている方はドッと疲れてしまいます。
「そうなんですー」「でもー」のようについつい語尾をのばしがちになっていませんか?
語尾をのばして話すと、だらしなく品がない印象をもたれてしまいます。
若い人だけでなく、30代40代でもこの話し方の癖をもっている人は多いです。特に女性に多いので注意しましょう。
目上の人に対して「そうなんです」→「そうなんっすよ」のような砕けた話し方も、品がない話し方だと言えます。
ある程度関係性ができているなら良いのですが、初対面で砕けた話し方をしている人は常識も品もないと思われかねません……。
相手との関係性を考えた上で話し方に注意しましょう。
俗に言う「会話泥棒」も品がない話し方です。
会話泥棒とは、相手が話している途中で遮って自分の話にすり替えたり、相手の話を最後まで聞かない人のことです。
絶対に良い気はしないですし、我が強く品がないという印象になってしまいます。
品のない話し方は、話を聞いているときの相槌にも現れます。
「あー、はいはいはい」「うんうんうん」などの相槌の打ち方は、相手に「真剣に聞いていないのかな?」と不安にさせてしまいます。
適当で品のない印象になり信頼感を損なう原因に……。
そんなつもりはなくても、ついつい言ってしまいがちな人は多いので意識しましょう。
ついつい話が長くなる人も、品のない話し方になっている可能性大です。
それが面白い話ならまだしも、ただ長々と興味のない話をされて「結局何が言いたいの?」と聞いているのがしんどくなってしまいます……。
また、時間管理能力がないというところでも、自己中心的で品がないという印象になってしまうのです。
緊張していたり「あれもこれも言わないと……」と思うと、ついつい早口になりますよね。
多くの人は自分でも気づいていないことも多いので、一度自分の話しているところを録音して聞いてみるのも良いでしょう。
皇室の方々のインタビューを聞いていると、ゆっくり一つひとつの言葉を選んで話していますし、落ち着いて品の良い印象を与えていますよね。
普段の会話でそこまでする必要はないですが、早口になる人は少し意識してみると良いと思います。
先ほどもお伝えしましたが、語尾をのばすとだらしなく品のない話し方になります。
しかし、「語尾を止めないと」と意識すればするほど無意識にアクセントが強くなってしまい、キツい言い方になってしまいます。
その癖がある人は語尾をしっかり止めることと、語尾はボリュームを落とすことを意識してみてください。
日本語は「敬語」「丁寧語」「謙譲語」など日本人でも複雑で難しいもの。
しかしその違いを少し頭に入れて話すだけで「しっかりしていて品があるな」という印象になります。
どんな相手とも「正しい言葉で親しく話す」というのがポイントです。
話をするときは、相手のおでこか首元を見ることを意識してみましょう。
目を見て話すとも言われますが、相手からすると疑視されているような感覚になります。
おでこか首元を見ることで落ち着いて話すこともでき、自分よがりな会話を防ぐことができるはずです。
ついつい話しすぎたり何が言いたいかわからなくなってしまう人は、結論を前にもってきて話すようにしましょう。
結論を先に言ってその後理由を言うことで、話が簡潔にまとまりやすいですし、相手も興味をもちやすくなります。
話の順番を工夫することで聞きやすく品のある話し方になりますよ。
品のない話し方についてお伝えしていきましたが、あなたは当てはまるところはありましたか?
話し方は意識しなければ自分の癖に気づくことは難しいですから、この機会に振り返ってみてください。
どんなに話の内容が良くても、品がない話し方のせいで魅力が相手に伝わらないのは勿体無いことです。
初めは意識しなければいけませんが、徐々に慣れて身についていくはずです。品のない話し方は早めに脱却し、印象アップを目指していきましょう。
Written by 花山こころ