気持ちはわかるけど… 授業参観で子どもに「恥ずかしい」と言われる行動5つ

授業参観という響きは、大人になると懐かしく感じるものですね!

いざ自分が親になると子どもの授業参観が楽しみという人も多いですが、親のちょっとした行動が子供に「恥ずかしい」と思わせる原因を作るため、色々な点に気を付けなければなりません。

子どもに嫌がられないためには、まずは以下の5つをチェックしてみてください。

“参観”の意味を履き違えると、「二度と授業参観に来ないで」なんて言われてしまいますよ!

授業参観で子供に恥ずかしいといわれる行動5つ

授業参観にきた親の格好や振る舞いのせいで、子どもが恥ずかしい思いをする→友達にからかわれるという、困った事案はいつの時代でも発生しがち。

可愛い我が子を傷つけないためにも、校内イベントに参加する際には“暗黙のマナー”を守りましょう。

これから紹介するエピソードは、どれも実際にあったものです。

多くの人が嫌だと感じるような出来事が起こると、子どもとの関係に溝ができる可能性あり。絶対に真似しないでくださいね!

場に合わないファッションやヘアメイク

場に合わないファッションやヘアメイク

「授業参観だからといって気合を入れる親御さんたち! 主役は子どもですよ!」

……と注意したくなるような、華やかなファッションは×!

ビビッドピンクなどの原色カラーやミニスカート、夜会巻きのようなパーティー用ヘア、盛り盛りのメイクは学校という場に適していません。

たま~に和服でビシッと決めてくる親御さんもいるそうですが、「入学式や卒業式以外で和服を着るのもやりすぎだ」という意見もありました。

親のファッションが奇抜すぎて恥をかいたことがある子どもは、意外にも多いご様子。

公共の場を意識できない親は、子どもサイドから苦言を呈されるだけでなく、周りから白い目で見られるので要注意です。

静かに見ておらず、おしゃべりがうるさい

静かに見ておらず、おしゃべりがうるさい

ヒソヒソ声で話していても、ママ友同士の会話や夫婦でのおしゃべりは想像以上に聞こえています。

授業は静かな場で行われるので、先生以外はだんまりが基本。後ろでぺちゃくちゃ喋っていれば、目立つのは当然のことでしょう。

仲良しのママ友が集まればおしゃべりしたくなる気持ちは分かりますが、授業が終わってからにしてください。

子どもには「授業中は静かにね」と言うのに、大人はやっていい……なんてのはあり得ませんから! (笑)

授業に対するヤジや文句を聞こえる声で言う

授業に対するヤジや文句を聞こえる声で言う

よくある、親御さんのヤジ飛ばしや文句。

自宅にいる時と同じテンションで授業を観るなんて、マナーがなっていません。

テレビを観ている時のようなツッコミなどを大きな声で言えば「誰の親?」とみんなが思います。

いくら授業の進め方が上手じゃない先生だったとしても、その場は“指導者が主導権を握るフィールド”。

素人があれだ、これだと口を出し、文句を言うのは間違っているのです。

あまりに先生そのものがひどいのなら、あとで学年主任の先生に相談すればいい話。いますぐにギャーギャー騒ぐのは違うと思いませんか?

ストレートすぎる言動は大人として恥ずかしいだけではなく、子どもにも迷惑をかけますよ。あなたのせいでお子さんの肩身を狭くさせないようにしてください。

お節介を焼いて、子どもの手伝いや世話をする

「授業参観が水を使った理科の実験だったのですが、なぜかウチの親が手伝いに班のテーブルにやってきたんです。あれはやめてほしかった」

こう語るのは授業参観で恥ずかしい思いをしたAさん。

お母様は元々世話好きな性格だそうですが、まさか授業を手伝ってしまうとは……。

しかも実験は決して危険な内容ではなく、これといったトラブルも起きていなかったと言います。

「まぁ私の班の子が少しだけ床に水をこぼしちゃったんですけどね。でも、それなら自分たちや先生と一緒に拭くじゃないですか?

こぼれた場所から母親は遠い場所にいたのにも関わらず、速攻で駆けつけてきて!

その後はずっとそのテーブルに居て“大丈夫?”とか、一緒に実験を手伝ってました。今考えると、有り得ないですよね」

他にも、算数の問題を解くのに手こずっているであろう息子の隣に行って勉強を教える始めるなど、“外でもお母さんをしたがる”親のエピソードが続出。

授業のことは先生に任せ、よほどのことがない限り見にきている側が前に出てはなりませんね。

親がでしゃばる

先ほどの内容と少し被りますが、親がでしゃばるのは基本的にダメ。

かいがいしく世話を焼くだけではなく、生徒に混じって挙手をして「ウケ」を狙いにいくとか……。

子どもも嫌がり、先生もやりづらさを覚えていいことはまるで起きないでしょう。

派手なファッションも一種のでしゃばり行為と同じ。授業参観にユーモアも個性も必要ありません。

無駄に目立とうとする大人はただの痛い人ですよ!

子供から「もう2度と授業参観にこないでね。恥ずかしいから」なんてセリフを言わせることがないようにしてください。

授業参観で子どもに恥をかかせてはいけません

子どもが「ウチの親、恥ずかしい」と思う原因の大抵がマナー違反や親のでしゃばりなど、完全に大人サイドの都合です。

これさえ守れば苦言を呈される可能性は大きく下がりますので、今一度授業参観の意味を考え直しましょう。

授業参観に関しては、運動会や文化祭のような盛り上がるイベントとは異なります。

あくまで学校は公共の場、格好や振る舞いを好き勝手して「常識のなっていない親御さんね」と周りから思われないように気をつけてください。

Written by たかなし亜妖

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