「疲れが取れない!」という人は、家がストレスになっているのかも。家で過ごす時間が快適だと、日頃の疲れがすっきり取れるし、生活の質が上がって心にゆとりができるようになります。
快適な暮らしをすることで得られるメリットは、たくさんあります。
そこでここでは、快適な暮らしを実現するためのコツについてご紹介します。
ものが多いと、いちいち「選ぶ」ということをしなくてはいけません。
実は「選ぶ」というのはストレスの原因になります。
目の前にいくつものものを並べられると、一つ一つについて「これを着たらどういうものが合うかな」、「これを使ったらどうなるだろう」などと脳が勝手にシミュレーションして、考えてしまいます。
考えごとをすると脳が休まる暇がなく、疲れてしまうのです。
考えごとを減らすためには、持ちものを減らすこと。しばらく使っていないもの、気に入っていないものなど、なんとなく取ってあるものは処分してもいいかもしれませんね。
最近は、家事を時短できる便利な家電がたくさんあります。
食事の支度は、材料を放り込んで自動調理器に任せればいいし、後片付けは食器洗い乾燥機にポンで完了。
掃除は、出掛けている間にロボット掃除機にお任せして、洗濯は帰宅する時間に合わせて乾燥まで終了できるようにタイマーをセットします。
そうすれば、家で家事をする時間を最大限に減らすことができますよね。
家電の購入にはお金がかかりますが、自分時間が増えることを思えば、お金のかけがえがあるかもしれません。
プライベートな時間を充実させるためにも、家電をフル活用することがおすすめですよ。
いつもよく使うものなのに、きちんと整理整頓しようと、例えば充電器はパソコンスペースの近くに、爪切りなどのグルーミンググッズは洗面所に…… など、色々なところに散らばっていませんか。
整理整頓が行き届いているのはいいのですが、よく使うものが色々なところに散らばっていると、取り出しが面倒ですよね。
それであれば、いつもよく使うものは、カテゴリーに関係なく、ひとつの箱やワゴンなどにまとめて近くに置いておくと便利です。
自分専用の物入れを作って、とにかくよく使うものをそこに入れればOKというスペースを設けることで、片付けの手間も省けますよ。
暇さえあればすぐにスマホを触ってしまうという人は多いですよね。
リラックスのために、好きな動画を見たり、ネットショッピングをしたりして楽しんでいるつもりが、実はストレスになっているかもしれません。
スマホやタブレット、パソコンの画面を眺めていると、常に新しい情報に刺激を受けていることになり、そのことが脳を疲れさせてしまいます。
ゆっくり休んでいるのに疲れが取れないとか、かえって頭痛がするなど疲れが溜まっている人は、デジタルデトックスが必要かもしれません。
スマホなどを一切触らない時間を作るとか、1日電源をオフにするなど、アナログな生活をしてみることがおすすめです。
安売りしているからとか、限定品などの理由で、欲しくもないのになんとなく買い物をしていることはありませんか。
これでは、買い物に費やした時間もお金も無駄だし、収納する手間もかかってスペースも必要になるし、いいことは一つもありません。
買い物をしたその時は満足するかもしれませんが、結局そのあとはストレスの元になるのです。
本当に自分が気に入ったものだけ買うようにすれば、生活の質が上がるし、気分も良くなって一石二鳥ですよ。
快適な暮らしは、ストレスを減らしてくれます。
私たちは毎日の生活や仕事などで常にストレスを受けています。リラックスできるはずの家でもストレスを受けることになれば、心休まる暇がありませんよね。
自分が心地よい、快適な暮らしを目指すことは、ストレス解消のために効果的ですよ。
快適な暮らしには、たくさんのものは必要ありません。自分に必要な最低限のものだけあれば、十分に暮らすことができます。
ものを減らすことで、忘れ物やなくし物を減らすことができるということは、大きなメリット。
さらに、整理整頓が簡単になるため、お部屋もすっきりして片付けにかかる時間も減らすことができます。
快適な暮らしは、満足感を与えてくれます。
本当に必要なもの、本当に気に入っているものに囲まれた生活をしていると、「なんか買いたいな」という衝動が抑えられて、無駄遣いをしなくなるのです。
安いものをちょこちょこ買い物するよりも、多少値段が高くても好きなものを買う方が、かえって安上がりになるのです。
心が満たされると、無駄な欲を抑えることができるので、結果的に節約になります。
快適な暮らしをするためには、日常で「考える」という時間を減らすことです。
持ち物が多いと、選んだり片付けたりする時間が多くなるし、スマホばかり触ってるといつも刺激にさらされた状態で疲れてしまいます。
快適な暮らしとは、湯船に浸かっているときのようにぼーっとして心地よく包まれているような感覚なのかもしれません。
何をしても疲れが取れないという人はぜひ「快適だな」とその感覚に浸ることのできる生活を目指して、自分の暮らしを見直してみてくださいね。
Written by さあや