SNSは、友達との会話や情報共有の場として、今や欠かせない存在。
しかし、顔が見えないことを武器に、言葉の刃物を振り回す人もいるんです。
そこで今回は、SNSで誹謗中傷しがちな人の特徴を4つご紹介します。誹謗中傷するような心の貧しい人にならないためにも、要チェックです!
毎日パッとせず、とくに楽しいことも幸せを感じることもない。
これは誹謗中傷しがちな人の共通点の1つです。
誹謗中傷しがちな人は、退屈な毎日に嫌気がさし、モヤモヤやストレスが溜まっています。その行き場のない気持ちを、他人への悪口という形で発散してしまうんです。
心が満たされていなければ、自分と他人を比較し、「何で私だけ……」と悲観する原因に。
心に余裕がない人は、攻撃的になりやすいと筆者は感じます。充実した毎日を送っている人が、愚痴や悪口を言っている姿なんて見たことがないですよね。
人生は楽しいことばかりではありません。しかし、1つも楽しみがないこともまた問題なんです。
誹謗中傷しがちな人は、承認欲求がかなり強め。他人の悪口を書き込み、「そういうのムカつくよね!」「大丈夫?」といった周りからの反応を待っているんです。
もはや“かわいそうな私を見て!”と悲劇のヒロイン状態。
筆者の周りには、他人の悪口や仕事の愚痴をSNSに毎日書き込む知人がいます。
彼女は前に「自分が1番じゃないと許せない」と発言していました。その言葉を聞いて、承認欲求が強いんだなぁ…… と感じた記憶があります。
周りに自分の怒りや悲しみを分かってほしくて、誹謗中傷する人もいるんです。
「皆が〇〇って言ったから」「皆がそうするなら……」など、何かと周りに流される人っていますよね。誰かが「うざい」と言ったら「私もそう思う」と同調する。
自分という人間がないんです。
このタイプを筆者は“薄っぺらい”と感じます。自分軸がブレブレなので、ついついその場の空気に乗ってしまいがち。
もっと厄介なところが、「皆の意見に乗っただけで私は関係ない」と責任逃れをすることです。
自分の意思で行動できないので、当然責任も取れません。
“周りがやっている”という理由で誹謗中傷するのは、あまりにも軽率すぎます。
「私は〇〇なのに、あの子は……」と、劣等感や嫉妬心を抱いた経験はありませんか?
嫉妬心を発散したいがために、誹謗中傷を繰り返す人も多数。
SNSは他人の華やかな生活が目立ちやすいですよね。それ故に自分と他人を比べる場になってしまうんです。しかし、SNSで見える生活は相手の人生のほんの一部でしかありません。
恋人とデートに行った、ブランド品を買ったなどと投稿していても、本当に幸せかどうかなんて分からないですよね。
うまくいかないことがあったり、落ち込んでいたりするときは、他人のことがよく見えるものです。
筆者は学生時代、信頼していた友達に誹謗中傷された経験があります。誹謗中傷される前に、ほんの些細なことで喧嘩になりました。
その日から、毎日のようにSNSに筆者宛の悪口を投稿。
「人間のクズ」「消えてほしい」「誰もあんたのことを必要としていない」など、他にも書ききれないほどの言葉を投げられました。
筆者は約10年経った今でも、彼女に言われた言葉を忘れていません。忘れられないんです。
この経験が引き金になり、人間不信になりました。
他人と関わることが怖くなり、いつも周りの顔色を伺って生活しています。
一時の感情や軽い気持ちで言った言葉が、他人の人生を大きく変えてしまうこともあるんです。どれだけ謝っても、お金を支払っても、その責任は取れないと思います。
だからこそ、発言する前に一度立ち止まり、よく考えることが大切です。
SNSで誹謗中傷ばかりする人にならないためには、“自分は自分、他人は他人”という考えを持つことです。
中には正義感を振りかざし、誹謗中傷する人もいます。しかし、相手からすれば余計なお世話でしかありません。
ストレスや嫉妬心から誹謗中傷する場合も同じ。「イライラしてたから」「自分が劣っているように感じたから」などと言っても、相手には何の関係もないことです。
誹謗中傷をしたところで、自分も相手も得することはありません。他人を攻撃することからは何も生まれないんです。
人生はキャンパスのようなもので、自由自在に自分の好きな色で絵を描けます。幸せになれるかどうかは、全て自分次第なのです。
他人の人生ではなく、自分の人生を生きてください。
今回は、SNSで誹謗中傷しがちな人の特徴を4つご紹介しました。
ストレスや嫉妬心をぶつけることで、誹謗中傷に繋がってしまうケースは少なくありません。
しかし、他人に攻撃的な発言をしても、得られるものはゼロ。言葉は相手を喜ばせることがあれば、傷つけることもあります。
誹謗中傷という刃物で相手の心を傷つけないためにも、自分の発言に責任を持ちましょう。
落ち込んだり、イライラしたりしたときにできる、ストレス発散方法を見つけることも1つの手ですよ!
Written by danon