いつもと同じことをしているはずなのになぜかできなくなったとか、いつもと違うということはありませんか。「もしかして歳のせい?」と気づく瞬間は、突然やってきます。
そこでここでは、特に女性が感じる「歳のせい?」と疑いたくなる違和感について「あるあるー!」と思わず頷きたくなるエピソードとともにご紹介します。
・「40歳手前くらいから夜中に一度は起きてしまうようになった。若い頃は、布団に入ったらすぐに朝だったのに」(41歳/保育士)
・「疲れて寝たはずなのに、いつも朝5時半に目覚めてしまいます」(38歳/営業)
睡眠に関する悩みは、歳を重ねると多くなるようです。
一度夜中に必ず起きてしまうとか、朝早起きしてしまうなどと、自分ではそうしたくないのに睡眠時間が短くなってしまうのはきついですよね。
・「焼き肉に行くとついつい食べすぎてしまう私。以前は断然霜降り肉が好きだったのに、最近は赤身を注文することが多くなりました。霜降り肉はちょっとでいいです(笑)」(45歳/主婦)
・「大した飲んでないのに、二日酔いになりやすくなった。お酒の代謝が悪くなったのかなぁ」(36歳/金融)
歳を取ると、体の代謝機能が衰えるため、食べたものが消化しにくくなり、お酒も残りやすくなります。
ですから、食べ過ぎや飲み過ぎには気をつけなくてはいけません。
食事のときは、消化にいいものや消化を促す成分を含むものと一緒に食べるとか、お酒を飲むときはたくさん水分を取るなど、工夫が必要かもしれませんね。
・「パウダーファンデがきれいにつかなくて、塗った直後から浮いてくる。すぐ崩れるし、化粧直しをする回数が増えました」(32歳/技術職)
・「最近、ファンデが毛穴落ちするようになりました。というより、ファンデを乗せた直後から毛穴がポツポツ目立ちます。つるんとした肌は遠い過去……乾燥気味だし、化粧ノリが明らかに悪くなりました」(37歳/美容)
肌の衰えも、加齢のサイン。肌の水分量が減ることで乾燥しやすくなり、パウダーファンデが浮きやすくなるんです。
肌の水分量の減少だけでなく、弾力の衰え、たるみなどは、毛穴を大きく開かせます。
そこにべたっとファンデーションを塗ると、毛穴部分だけがぽっかり開いてしまいます。
朝きれいに塗ったはずのファンデも、日中に崩れて毛穴に落ちることでポツポツとした見た目に。
年齢を重ねた肌には十分な保湿が不可欠です。
毛穴が気になるなら、プライマーなど肌の凹凸を補正してくれるアイテムを取り入れてもいいかもしれませんね。
・「髪のクセが強くなった気がする。トリートメントをしているのに、まとまりが悪いし手触りがごわつく感じ。サラッと髪の毛を下ろせなくなりました」(41歳/主婦)
・「髪にチリチリの毛が生えてくるようになりました。髪も細くなって、ちょっと薄くなったかも。産後に髪質が変わった気がします」(29歳/歯科助手)
髪の毛の質が変化することでも、歳を感じる人が多いようです。
髪の毛の美しさは、女性ホルモンが関係します。
女性ホルモンの分泌量のピークは、20代〜30代。その世代の女性の髪の毛にツヤがあってサラサラなのは、女性ホルモンの分泌が絶好調だからなんですね。
しかし、加齢やストレスなどでホルモンのバランスが安定しなくなると、髪の毛にもその影響が現れやすくなります。
また、産後など女性ホルモンのバランスや量が大きく変化するときにも、髪質の変化を感じやすくなります。
・「20代の頃は、人の顔と名前がすぐに一致したのに、今はなかなか人を覚えられない。若い子はみんな同じような顔に見えるし、見分けがつきません」(35歳/事務)
・「最近よくものをなくすようになった気がします。だから小物類はカバンの中で迷子にならないように、できるだけ派手色にしています」(40歳/サービス業)
うっかり忘れてしまうというのは、どの年代にもあることですよね。歳をとるとその頻度が増えてきます。
もちろん個人差はありますが、なくしものや忘れ物が増えたことで、歳だなと感じる人は多いようです。
防止策として、小物を派手色にするというのは、ナイスアイデア。
ほかに、紛失防止用の電子タグを使ったり、失くしやすい小物をバックに紐などで繋いでおいたりするといいかもしれませんね。
歳をとるのは、誰もが同じです。歳をとるほど、周りに助けてもらうことが多くなるので、謙虚を心がけることが大切です。
歳をとったと感じる瞬間があると一瞬落ち込むかもしれませんが、当たり前のことだと受け入れて、あっけらかんとしていることがベストなのかもしれませんね。
Written by さあや