仲の良い友達からの何気ない一言にイラッとしてしまった経験はありませんか? 嫌味ならともかく、悪気のない発言だってタイミングによっては傷ついてしまいます。
そこで今回は、友達だけど言われてムカついたセリフをエピソードとともに紹介します。ムカついた友達との今後の接し方についてもまとめたので、人間関係で悩んでいる方は要チェックです。
「高校からの仲良しグループでは、私以外、皆子持ちに。つい子どもの話になるのはわかりますが、私の存在を空気のように扱って『うちの子供がさ……』と話す二人を見て寂しい気持ちになります」(20代/会社員)
独身の友達がいるにもかかわらず、絶対に入れない子どもの話で盛り上がるありがちなエピソードです。
大変な子育てだからこそ話したくなるのかもしれませんが、子なし側から見れば、マウント発言にも感じてしまいます。
「職場の後輩が最近結婚。独身の私に『絶対独身の方が気楽です!』とわざわざ言ってきてムカつきました」(30代/会社員)
結婚した途端、「独身の方が自由で気楽」などと愚痴をこぼしだす女性が一定数います。なぜか既婚者同士ではなく、独身女性に対して言ってくることが多いのも特徴です。
「ママになった友達と久しぶりに会ったとき、『〇〇は仕事が忙しいみたいだけど、結婚する気ないでしょ?』と心配された。余計なお世話だし、マウント取られている気分で腹が立ちました」(20代/公務員)
結婚・出産を終えた女性が、なぜか独身女性を心配しだすことってあるあるですよね。結婚は必須ではありませんし、余計なお世話で嫌がられていることに気付いてほしいです。
「友達が3時間ほど待ち合わせ場所に遅刻したとき、『さすがにやめて』と言ったら『私は待たされるの平気だから』とまさかの返事。怒るほどのことじゃないとなぜかなだめられて、本当にムカつきました」(20代/IT関連)
相手を振り回しているにもかかわらず、自分の価値観を押し付け、謝ろうともしていないこちらのセリフ。言われたら確実に友達を辞めてしまいそうです。
「結婚式の二次会で、私の友達が夫と仲良く話しているところを見かけてモヤッ。後日『〇〇の旦那さん、めっちゃいい人! 私もあんな人と結婚したい』と言ってきて、二度と会わせたくないと思いました」(20代/会社員)
恋愛のもつれは、友達の縁を切る大きな原因になりがちです。たとえ恋愛感情のつもりでなくても、パートナーに興味を持っているかのようなセリフは控えましょう。
「本気で悩んでいることに対して、『考えすぎだって!』の一言で片づけようとしてくる友達にはムカつきました。いつも話を聞いてあげているのにひどいと思います」(20代/会社員)
自分の話を聞いてほしい気持ちが強い人は、友達の相談事にあまり興味がありません。大したことでなくても、相手が本気で悩んでいることに「考えすぎ」の一言で返すのはナンセンスです。
ムカつくセリフを言われた直後は誰だってイライラするものの、時間が経てばどうでもよくなることだって多いのではないでしょうか?
また、そのとき自分が置かれている状況やコンディションでも受け取り方は大きく異なります。
まずは、一旦ムカついた友達とは距離を置いて冷静になってみましょう。どうでもよくなれば、なかったことにしてまた仲の良い関係に戻ればいいのです。
今後も仲の良い関係を続けたい友達なら、素直な気持ちを正直に伝えることも大切です。
「それ言われると傷つく」「あんまり言ってほしくない」など柔らかく伝えれば、相手をむやみに傷つけずに指摘することができます。
本当に無自覚でむかつくセリフを言ってしまった友達なら、その場ですぐに謝ってくれるでしょう。自分のもやもやもスッキリして無駄に悩む必要がなくなります。
素直な気持ちを言えないという人は、「この人は自分とは違う価値観なんだ」と割り切りましょう。
いつまでもくよくよ悩んでいたってもやもやが晴れることはありません。いくら仲の良い友達でも、価値観の違いはたくさん。「まあいっか」と流せることは聞かなかったことにしましょう。
ただし、どうしても許せないセリフを言われたなら、無理に割り切ろうとはせず付き合いを辞めることも大切です。
友達だけどムカついたセリフに遭遇したことは、一度や二度ではないはずです。
もちろん嫌味を言う友達とは離れた方がいいですが、無自覚なことをいちいち真に受けていては自分自身も疲弊してしまいます。
いくら仲が良くても、徐々に生活の環境に違いが出てくるため全てを分かち合うことは不可能です。
割り切れることは上手く流して、心地の良い友達関係を築いていきましょう。
Written by sumire