いつの時代にもいる「お嫁さんにしたい」タイプの女性。しかし、時代とともに少しずつ男性が求めている特徴は変化していることに気付いていますか?
今回は、男性が妻にしたいと思う女性の特徴を昔と今で徹底比較してみたいと思います。婚活中の方は、ぜひ価値観をアップデートしてみてください。
ひと昔前は、男性が働き女性は家庭を守る構図が当たり前でした。そのため、家庭的で料理上手な人を結婚条件として求める男性が多かったのです。
家に帰れば温かく美味しい料理が待っていることがマストだという亭主関白な考えは常識。結婚前から胃袋を掴むことで『妻にしたい』と思わせるのが、モテるテクニックとして広く知られていました。
昔の男性は、あまり自分の意見を主張せず、一歩下がって男性を立ててくれる女性を妻にしたいと思う人が多かったようです。
かつては、外では一歩下がり夫を陰から支える女性は、「内助の功」として憧れられる妻像でした。
リードしたいという気持ちが強く、外では大きく見せたいのが昔の男性の特徴。妻にしたいと思わせられる女性は、そんな理想を叶えてあげられる器の大きさを持っていました。
昔は、優しくておしとやかな性格が憧れの女性としてモテていました。自分から前に行こうとせず、男性の陰に隠れているような女性は、守ってあげたいと思わせることができます。
優しくて、ちょっとしたわがままも受け入れてくれるというのも、妻にしたいと思わせる女性の特徴です。人付き合いや趣味で帰りが遅くなっても、口出しせず待ってくれている妻に憧れる男性はいまだに多いです。
リードしたい願望が強かった昔の男性は、自分についてきてくれる受け身な女性を妻にしたいと思う人が多かったようです。
特に昔は、一家の大黒柱として男性だけが働く家庭が多かったため、自分の決めたことを信じて寄り添ってくれる女性には、安心感があり信頼関係を築きやすかったのです。
ひと昔前のモテる女性像といえば、清楚でアナウンサーのような上品なファッションに身を包む容姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
黒やダークブラウンよりも、ホワイトやパステルカラーのトップスにふんわりとしたフレアスカートを合わせた着こなしは、モテコーデの定番!
実際に、アナウンサーと結婚するのがスポーツ選手やお金持ちのステータスとも言われていました。
今の男性も、家事ができる女性を妻にしたいと考えている人はたくさんいます。しかし、昔と大きく違うのは、分担することが前提であることです!
お互いに働いて帰ってきた後、どちらかが家事をできないと片方に負担が重くのしかかってしまいます。そのため、家事や掃除などは人並みにできることを結婚条件に入れている人が多いのです。
男女共働きが当たり前になった現代では、昔と比較して女性にも経済力を求める男性はかなり増えてきています。中には、結婚したら仕事を辞めたいという考えを持っている女性を負担に感じてしまう男性も……。
景気が悪く結婚自体を重荷に感じてしまう男性は多いため、経済的に自立している女性は、結婚に消極的だった男性の心を動かすことがあります。
明るく元気な女性は、一緒にいると楽しい気分にさせてくれます。お互いに仕事や家事、育児に追われて忙しい日々の中で、二人でちょっとしたことでも笑い合えると幸せを感じやすくなるのです。
昔のように癒されるおしとやかな女性ももちろん人気ですが、今の男性たちは、笑顔を絶やさない明るい女性を妻にしたいという価値観が増えてきています。
一歩下がって男性を立てる控えめな女性が人気だった昔に対して、今の男性は自己肯定感が高くお互いに高め合えるような女性を妻にしたいと思っている人が多いです。
何でも男性に頼りきりなのではなく、ときには前向きなアドバイスもくれるような自立した女性の方が現代は愛されます。
相手の意見を尊重しながらも、自信があり自分の軸を持っている女性は、男女どちらから見ても美しく見えるものです。
昔に比べてさまざまな情報が行き交うようになった今、美意識の高い人は研究を重ねて自分に似合う服装やメイクを見つけています。
「モテるから」といって清楚そうな服ばかりを身に付けていると自分の魅力を最大限に引き出すことはできません。
自分の良さを発揮することで、意中の男性から好印象をゲットできる可能性がグッと高まります。
今回は、妻にしたい女性の特徴を昔と今の価値観に分けて比較してみました。「なんとなくモテそう」と思ってしていたことが、実はひと昔前の価値観だったと驚いた人も多いのではないでしょうか?
昔とは異なり、今の女性は経済的にも精神的にも自立していることが必要になってきています。
お互いに支え合える夫婦を築きたいと考えている男性は多いので、婚活中の方は、ぜひ可愛らしさと頼りがい、どちらもちらつかせてみてはいかがでしょうか?
Written by sumire