世の中には数多くの不倫夫・妻がいますが、いざパートナーにバレたとき、素直に謝罪して許しを請うことができる人はほとんどいません。多くがなんとか言い訳で誤魔化し、不倫を正当化しようとするのです。
では、不倫を正当化する人々にはどんな心理が働いているのでしょうか? よくある不倫を正当化する言い訳もまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
子育てや仕事で忙しさに追われ、気が付くとセックスレス状態に陥っている夫婦は意外と多いものです。しかし、どちらかが性生活に不満を持っていると、不倫へ繋がってしまうケースもザラ……。
拒否されている側は、自分を異性として見てもらえないことから寂しさや絶望感を持つようになります。
そのため、他の異性へと関心が目移りし、「パートナーが女(男)として見てくれないから」と正当化してしまうのです。
恋人だった頃よりパートナーからの愛を感じられなくなったからと不倫を正当化してしまう人も多いです。
特に女性に多い心理で、「寂しかったから」「不安を誰かに埋めて欲しかったから」と浮気相手に依存して気持ちを安定させようとします。
バレてもパートナーのせいにする人が多く、自分の非を認められない傾向にあります。
よくニュースで不倫を報じられた芸能人が、「カレーばかり毎日食べられない。時には他のモノも食べたい」などと比喩を使って言い訳している場面を目にしますよね。
不倫をそれほど悪いと思っていない人は、1人の相手だけだと飽きてしまうからしょうがないと不倫を正当化しています。
こういったタイプは、不倫は罪だという倫理観が欠如しているため、反省せず何度も繰り返します。
不倫を正当化する人は、責任感がなくいつも人のせいにするタイプが多いです。例えば、合コンやキャバクラに行ったことがバレたとき、誘われたから断れなかったという理由で会社の上司や友達のせいにします。
「自分のせいじゃない」という心理が強く働くため、何度も自発的に行っていないということを強調します。
その場のノリを言い訳にすれば、何でも許されると思っているタイプは要注意です。
自分の容姿や地位などがパートナーより上だと思っている場合、心のどこかで「結婚してあげている」「自分が相手に合わせてあげている」などという見下したような心理が働いています。
そのため、もし不倫がバレたとしても「別に不倫くらいいいじゃん」「自由にさせてよ」などという意味の分からない正当性を主張してくるのです。
パートナーを見下している人は、日頃からモラハラ気質が多いです。自分の非は認めず開き直ります。
「元夫の不倫がわかったとき、最初の言い訳が『飲みすぎて記憶にない』でした。お酒を理由にすれば何でも許されると思っているんだろうな。」(女性/30代/会社員)
お酒を言い訳にして自分が悪くないことをアピールする人は多いです。記憶がなければ不倫してないことにはならないですし、かえってパートナーに不信感を覚えさせてしまう言い訳です。
「昔付き合っていた彼が複数の女性と体の関係を持っていたことが発覚。問いただすと『一番はあなただからいいじゃん』と言われて、一瞬で冷めました。」(女性/20代/フリーター)
肉体関係だけの不倫は罪じゃないと思っているタイプに多い正当化する言い訳が「あなたが一番だから」。気持ちがなくても体の関係を持ってしまったならアウトです。
「私の結婚している友人が絶賛不倫中。『夫は出張でよく家を空けるし寂しい』と正当化していて、正直引きました。」(女性/30代/主婦)
パートナーが忙しくあまり構ってもらえない、関係が上手くいっていないことを不倫の言い訳にするのもよくありがち。関係を修復しようと動いていないくせに、いざ不倫がバレれば相手のせいにします。
人に流されやすく、責任転嫁するタイプに多いタイプです。
「妻が若い男性と会っていることが発覚。でも『体の関係持ってない』と悪びれる素振りもなくて、離婚を考えています。」(男性/30代/会社員)
近年、既婚している男女が体の関係を持たずにデートだけを重ねる“セカンドパートナー”という関係性を持つ人が急増しているのだそう。
肉体関係がなければ、法律上不倫に当たらないため、正当化する人は多いようです。
「父の不倫が発覚したとき、『家族のために何十年も頑張ってきたから残りは自分の人生を謳歌したい』と言い出して、本当に軽蔑しました。」(女性/20代/会社員)
「自分の人生を大切にしたい」という言い訳も不倫を正当化する常套句です。ただそのときの欲望のままに生きているだけなのに、家族が苦しめているかのような言い訳をされたら絶対に許せなくなりそうです。
今回は、不倫を正当化する人の心理やありがちな言い訳をまとめてみました。
不倫を正当化しようとする人に誠実な人はいません。もちろん再構築という手段もありますが、不倫が発覚したら自分の気持ちが前向きになれる選択をしてくださいね!
Written by sumire