行動しようと思っても、なかなか実践できないことってありますよね。
やったほうがいいと分かっていても、行動に移せるのはごく一部の人。
それが実践できる人は、普通に見えて「実はすごい人」です。
今回は、普通のことだけど実はすごい人の特徴と、行動するための3つのコツについてまとめていこうと思います。
普通に見えて実はすごい人は、やった方がいいと思うことを当たり前のように実践しています。
それは、日常の中でどんなときに違いが現れるのか、いくつか例をあげてみようと思います。
休みの日は目覚まし時計もかけずゆっくり寝ている人もいれば、平日の出勤と同じように早起きをして、活動する人もいます。
休みの日も早起きできれば寝る時間もいつも通りで、生活リズムを崩すことなく、平日を迎えられ一石二鳥ですよね。
分かっていてもできない人が多い中、実践できている人は自己管理能力が高い人です。
朝は起きてから準備をして出社して、帰宅後は疲れて何もゴロゴロしたいはずなのに、毎日掃除する人もいます。
毎日やれば休日を部屋の掃除で1日潰すことなく、有意義に過ごせると分かっているのに、実践できないものです。
ついつい後回しにしがちな掃除を毎日できる人は、自分の怠惰よりもやるべきことを優先できる行動力がある人です。
ごはんを食べたらお腹も満たされ、ゆっくりしたいものですよね。
ごはんを食べた後、食器を洗うのを後回しにして溜めていく人もいれば、ごはんを食べたらすぐ食器を洗う人もいます。
これは掃除と同じで、後回しにしたら結果的に自分があとになって苦労するだけです。
ごはんを食べたらすぐ洗うという習慣がある人は、先のことを考えて行動できる人です。
給料が入ると後先考えずに使い切り、給料日前には財布が空っぽになってしまうことってありますよね。
給料日前に残ったお金を貯金しようと思っても、ほとんど残らず貯金できないものです。
このように貯金ができない人が多い中、給料が入った直後に貯金をし、使っていいお金と貯めるお金を仕分けできる人もいます。
目先の欲を満たすより、将来のために貯金できる人は、自制心がある人です。
電車で後から乗車してきたお年寄りの方が、空いている席が無く立っていたり。
手前と向かいの席が1席ずつ空いていて、後から乗車してきた2人組が、1人だけ座って1人は立っている。
こんなとき、座っている人の中の誰かひとりが譲ればいいのですが、いざ譲ってみると「次で降りるから大丈夫です」と断られる可能性もあります。
こんな風に考えすぎて席を譲れない人もいれば、率先して「どうぞ」と譲れる人もいますよね。
譲れる人は、自分のことよりも「相手がどうして欲しいか」を考えられ、行動できる心優しい人です。
飲食店で食事をすると、食べた後は何も考えず、そのまま帰ってしまいがちです。。
その一方で、自分が使用した箸とお皿を、店員さんが片付けやすいようにまとめて帰る人もいます。
食事をして満足して帰るときに、まとめてあげた方が店員さんが片付けやすいなんて、そこまで考えられないものですよね。
この行動ができる人は、働く人の気持ちに寄り添えられる、視野が広い人です。
日記でもブログでも、毎日書き続けようと思ったことがある人は多いでしょう。
ただ、実際に毎日書き続けられている人は少ないと思います。
毎日続けることで、自分の変化も感じられます。
この行動ができる人は、一度決めたことをやり続けられる、継続力がある人です。
やった方がいいことは分かっていても、行動できない人と行動できる人がいる、その違いとは何でしょうか。
ここからは、行動できる人が大切にしているコツについて、まとめていきます。
行動しようと思った時に、ついつい言いがちな言葉があります。
それは「でも・だけど・だって・たられば」です。
この言葉が出たら、あとに続く言葉は言い訳です。
言い訳はサボる理由にしかならないので、この言葉が出たら次のような言葉に言い換えてみましょう。
「だからこそ」
この言葉のあとに続く言葉は「だからこそ、今やろう」というような行動に繋がります。
言い訳を封じて発する言葉を変えると、あとは行動するしかなくなるので、おすすめです。
何ごとも「あとでやろう」と考えてしまう先延ばしにする癖があると、いつまで経っても行動できません。
先々のことを考えると、あとでやる方がめんどくさくなるはずです。
めんどくさいことは、早く片付けてしまった方が楽です。
「後でやろう」と思った時こそ、先延ばしにするのを辞めて「やっぱり今やろう」と切り替え、今できることはすぐにやる習慣を作ることが大事です。
さらに今日やることがまだあるなら、全部やり終えてから休憩するルールを作ると、必ず行動できるようになります。
行動しようとすると、途中で続かなくなってしまったり、失敗することもあります。
しかし失敗を恐れていると、なかなか行動に移せません。
「失敗してはいけない」と考えるのではなく、「失敗して人は成長する」とプラス思考で物事を考えると、臆することなく行動できるようになります。
やった方がいいと思うことを実践できる人になりたい人にとって、いきなり自分を変えることは、ハードルが高いかもしれません。
でもひとつでも実践することができ、習慣化すれば、それは大きな一歩だと思います。
ひとつでも実践していることがあれば、それはあなたにとって自然にできてしまう、人より優れた強みだということを知っておきましょう。
ぜひ、できることからひとつずつ実践してみてください。
Written by 三浦誠大