婚活がうまくいかないのは、高望みをしているからかもしれません。相手に対する条件が無意識のうちに厳しくなっていると、婚活でマッチングしてもなぜだか気持ちが盛り上がらないものです。
ここでは高望みしすぎると結婚が遠のく理由と、自分は高望みしているのかをチェックする方法についてご紹介します。
高望みをしていると、男性を見る目が自然と厳しくなってしまいます。
せっかく素敵な男性と出会っても、「まだ他にももっといい人がいるかもしれない」と欲張ってしまい、目の前の男性のいいところが目に入らなくなって、次に誰と出会っても満足することができなくなってしまうのです。
これでは男性に求める条件のハードルが上がる一方。いつまでたっても「いい人」は現れません。
高望みをしていると、相手に求める条件がどんどん厳しくなるので、なかなか自分の希望に合う男性が見つからなくなっていきます。
次第に、相手の人柄よりも条件に目がいくようになり、たとえ「この人と一緒にいると楽しいな」と思ったとしても、条件を見た途端に「あ、パス」となって、それ以上仲を進展させようと思えなくなってしまうのです。
高望みをしていると、自分は「条件のいい相手としかお付き合いしない特別な女」なんだと、変にプライドが高くなっていきます。
そして、自分の思う条件に満たない男性のことを見下すようになり、次第に許容範囲が狭まっていくのです。
条件でしか男性を見なくなるので、どんどん視野が狭くなり、相手の本当の人間性を見抜くことができなくなっていきます。
また、プライドの高さは無意識に態度にも表れるようになり、それが男性を遠ざけてしまうように。婚活をすればするほど、かえってうまくいかなくなります。
実は高望みをしている女性というのは、男性から見てなんとなく分かるものです。
なぜなら、やたらと学歴や家族の職業、年収についてなど、条件ばかり聞き出すような質問が多くなるから。
性格や人間性といった内面についての会話がないと感じると、男性も自分が値踏みされているようでいい気がしません。
男性は、変にプライドの高い女性は苦手です。「この女性といると疲れそう」と敬遠されるようになり、周囲に男性が寄り付かなくなればマッチングの確率もダウン。
なかなか希望条件に合う人にも巡り合えず、負のスパイラルを辿ることになります。
婚活で高望みをしていると、自分の本当の好みがわからなくなってきます。
相手を「フィーリング」ではなく「条件」で選ぶことが癖づいてしまい、好きか嫌いかというよりも、いい条件かそうでないかが判断基準になってしまうのです。
結婚生活にある程度のお金が必要なことは事実です。子育てなどで自身が休職や時短勤務をすることを考えると、相手の年収は高ければ高いほど安心でしょう。
実際、結婚後のケンカの原因がお金ということは多く、お金が心の余裕を生み出すものであるというのも確かです。
しかし、単に「年収が高い」というだけで選んだ男性との間に、本当に愛を築くことができるのかは疑問です。やはり、フィーリングの合う人を選んだほうがうまくいく確率は高いのではないでしょうか。
高望みをしていると、前述のようにどんどん許容範囲が狭まり、ほんの少し条件から外れているだけで対象リストから外してしまうように。次第に自分の理想の条件に合う人の数が減っていきます。
選べる相手が少なくなると、当然マッチングの確率は下がります。そしてそれは好みの男性からアプローチされるチャンスも減っていくということに。
選ぶのも選ばれるのも、どちらも可能性が低くなり、婚活の難易度が上がっていくのです。
・年収は600万円以上じゃなきゃダメ
・専業主婦に憧れている
・ルックスが悪いのはイヤ
・男性に求める具体的な理想像を持っている
・これまで10人以上の異性と付き合ってきた
・飽きっぽい
・いつも周りの人の反応が気になる
・集まって文句や愚痴をいうことがストレス発散
・わがままだと言われる
7個以上当てはまる人は、立派な高望み女。相手に対する譲れない条件が多く、自分自身が婚活のハードルを上げているタイプです。
5個以上当てはまる人は、高望み女予備軍。相手に対して「まぁいいか」と妥協できるように少しでも意識改革をすれば、婚活がうまくいくようになります。
0〜4個当てはまる人は、まだ高望み女ではない、普通の人です。見る目が肥えてくると高望み女になる可能性があるので、広い視野を持つようにしましょう。
相手に対する条件が厳しければ厳しいほど、婚活はうまくいかなくなります。
婚活期間が長くなると、知らないうちに高望みになっていることがあるので、自分が相手に求めるものが多すぎないか、一度チェックしてみてください。
婚活において、男性選びの条件はもちろん大切ですが、それよりもフィーリングや人間性のほうが重要です。多少条件が理想とは違っても、自分の直感を大切にしてお相手選びをしてくださいね。
Written by さあや