結婚かキャリアか悩んだ時に大切にしたい2つのこと

いざ結婚が決まると、飛び跳ねるほど嬉しい反面、「結婚かキャリアか？」という問題に直面する人は多いと思います。結婚かキャリア、どちらかを悩んだ時にはどう考えればベストな選択をすることができるのでしょうか。結婚かキャリアか悩んだときに、不安を解消する考え方や方法についてご紹介します。

さあや

更新:2024.03.06

（目次）

結婚かキャリアか、双方のメリットとは？

結婚を取るメリット

・パートナーとの時間をたっぷり取ることができる

・仕事のストレスから開放される

・子育てに集中できる

・守られているという安心を感じられる

結婚を取った場合の最大のメリットは、パートナーや子供と多くの時間を過ごすことができるということです。

仕事と家事と育児に追われる毎日は、体にも心にも大きな負担になります。中には、その忙しさに充実感を覚える人もいますが、これには向き不向きがあり、余裕のない日々を送ることに抵抗のある人には、両立は大変かもしれません。

キャリアを取るメリット

・仕事をしていることが自信になる

・金銭的な余裕が生まれる

・承認欲求が満たされる

・外に出ることが気分転換になる

キャリアを取ることのメリットは、自己肯定感が高まり、心の余裕が生まれるということです。家事や子育てで息が詰まってしまいそうな時、仕事があることは、ものすごい救いになります。

また、金銭的な余裕は、パートナーとの仲にもいい影響を与えます。パートナーの収入に依存せずにすむので、お金の使い方でぶつかり合うことが少なくなり、夫婦円満でいられるでしょう。

結婚かキャリアか悩んだ時に確認しておくこと

まずは自分の気持ちを確かめる

結婚かキャリアか悩んだ時には、まずは自分がどうしたいのかを考えましょう。これは、直感でOKです。周囲への影響や今後のことなどを一切考えず、結婚と仕事のどちらを優先したいのか、思いついたものをパッと口に出してみてください。

全く答えが出ない場合は、結婚も仕事もあきらめられないのかもしれません。答えが出ないというのは、両方とも手放すことができないということです。両立するための道を考えてみてください。

職場のサポート体制

結婚後も仕事を続けようと思うなら、職場のサポート体制について確認しておきましょう。

家族で過ごす時間を作ることができるような体制が整っているのなら、無理なく仕事を続けることができるでしょう。育休制度や時短勤務など、出産や子育てがしやすい環境であるか、在宅やフレックスなどの勤務体制が可能化など、ワークライフバランスをキープできる環境があれば安心です。

結婚した人が次々と退職するような職場であれば要注意。仕事を続けたいのであれば、転職も視野に入れたほうがいいかもしれませんね。

パートナーの意見を聞く

結婚かキャリアか悩んだときは、パートナーに相談してみてください。これからの人生を二人で生きていくのですから、相手の意見も聞いておくことが必要です。

もちろん、いちばん大切なのは自分の意向で、パートナーの言う通りにすることはありません。ただ、共働きでは協力することが必須だし、もしも家族が増えることになった時、自分ひとりでは到底育てることができません。できたとしても、相当大変なことになるでしょう。

ですから、相手の意見を聞いておき、事前にすり合わせておくことが必要なのです。さらに、パートナーに協力する気持ちがあるのかということを確認しておくことも大切です。

キャリアを取るなら別居婚も覚悟する

転勤が決まった時、女性が男性についていくというのはごく当たり前のように思われていますが、男性が女性についていくというのはなかなかありませんよね。現代の日本の社会に、未だ男性優位なところがあることは否めません。

どうしてもキャリアを捨てたくないというのであれば、別居婚も視野に入れ、パートナーと話し合いをしておきましょう。別居婚になる可能性があることを理解してくれる人であれば、安心して仕事を続けることができます。

結婚かキャリアか悩んだ時に大切にしたいこと

パートナーの顔色をうかがわないこと

結婚が決まった時、あまりにも嬉しいからと、すべてを相手に捧げたいと思う気持ちはわかります。ただ、いい嫁になりたいからと、パートナーの顔色をうかがって、相手の喜ぶような選択をする必要はありません。

あくまでも、優先すべきは自分の思い。パートナーがどう思おうが、自分がしたいことを優先することが、お互いの幸せに繋がります。

自分を犠牲にしないこと

本当は仕事をやめたくないのに、パートナーに「仕事をやめなよ」と言われたからと、辞める決断をしようとしているなら、そればきっと後悔します。

パートナーを思うからこそ、その意向に寄り添ったのかもしれませんが、これは大きな間違いです。「私さえ我慢すればいいんだ」と自分を犠牲にすることは、自分を傷つけていることと同じ。その時は納得したつもりでも、少しでもモヤモヤした思いを感じたのなら、それは心の中にわだかまりとして何年も、何十年も残り続け、相手への恨みにつながることもあります。