一生独身のほうがメリットが多い? 若者が独身を選択する理由とは

厚生労働省の「人口統計資料集(2022)」によると、2020年の生涯未婚率(50歳時点で結婚歴のない人の割合)は、男性12.57%、女性5.82%となっています。1960年代までは男女共に2パーセント前後で推移していたことから、日本では未婚の人が増えていることがわかりますね。

一生独身でいることは人生における一つの選択肢になりますが、メリット・デメリットを知って慎重に選択することが大切。この記事では、一生独身でいるメリット・デメリットや独身を選んだ人の意見をご紹介します!

一生独身でいることのメリットとは?

一生独身を望む方もいれば、一生独身の覚悟はしていても不安を感じている方もいるでしょう。結婚する、しないは人生にとって大きな選択の1つ。ここでは、若者が独身にメリットを感じる理由を紹介します。

メリット1:自由に自分の時間が使え、余計な人付き合いがいらない

一生独身であれば、夫や子どもの世話もなく、結婚相手の家族との関わりもありません。誰かに制限されることもなく、自由に趣味や仕事に自分の時間が使えますね。ストレスが少ない自由な環境を大きなメリットとして考えています。

メリット2:金銭的に余裕を持て、自由に使える

家族がいれば、食費や学費、車や家など大きな費用が必要になってきます。その点、独身であれば自分にかかる費用のみなので使い道は自由。パートナーがいなければ、デート代や宿泊費などもかからず、支出は限られたものだけになり金銭的に余裕を持てるでしょう。

メリット3:いつでも恋愛できる

結婚をしている場合、夫や妻以外の相手と関係を持ってしまうと不貞行為とみなされます。
しかし、独身であれば何歳であっても恋愛は可能です。家庭におさまることなく、いつまでも若々しい気持ちを保て、見た目や行動も男性・女性らしくいられるのは、独身で恋愛を楽しめているからできる技です。

一生独身でいることのデメリットとは?

メリット3:いつでも恋愛できる

一生独身には様々なメリットがありますが、当然ながらデメリットもあります。人生の選択に後悔しないためにも、一生独身でいることのデメリットについても確認しておきましょう。

デメリット1:老後の不安

健康なうちは気になりませんが、年を重ねるにつれ、自分に何かあった場合を不安視する方も多いです。病気の時に頼る人が近くにいない、金銭が必要でも経済的に支えてくれる人がいないなど、1人だからこその不安が出てくるでしょう。

デメリット2:家族がいない孤独感

仕事で疲れている時や休日に幸せそうな家族を見た時など、人によっては孤独を感じる場合があるかもしれません。若い頃は子どもに興味がなく、子育ては金銭的にも精神的にも負担が大きいと、独身を選択する方もいるでしょう。

しかし、年を重ねるにつれ気が変わることもあります。男性とは違い、女性の出産にはリミットがあるので、漠然と子どもは興味ないと考えているのであれば、なぜ子どもを生まないのかよく考えた上で独身を選択しましょう。

一生独身を選択した方達の意見

デメリット2:家族がいない孤独感

晩婚化が進み、男女格差も見直されたことにより、以前と比べて一生独身でも自分らしく楽しく生活できる環境が整いつつあります。そこでここでは実際に一生独身を選択した方達の意見を紹介していきたいと思います。

“1人の男性に絞るなんて考えられない。ずっと女性として魅力的でありたいし、チヤホヤされるのが好きなのでその時々で好きな人と一緒に時間を過ごせるのは最高です。

年を取ってから好きになる相手は、若い頃とは違いお互いに成熟していて大人の付き合いができます。結婚していたら今のパートナーに巡り会えていないので、独身を貫いて良かった!”
(42歳女性/広告)

独身だからこそ、見た目や行動に気を遣い、自由に大人の恋愛を楽しんでいる様子です。たくさん経験を積んだ後に、誰かに制限されることなく好きな人と過ごせるのは良いですね!

“誰かのために何かをする、誰かと一緒に長時間同じ空間にいるのが苦手なので、一生独身万歳です! 自分の稼ぎを誰かに使われたくない。

人との関わりも大切にしていますが、1人でいる時間も大切なので、誰かに干渉されず自分の好きなように過ごせる生活に満足しています。もし、結婚するとしても週末婚とかでないと難しい……”
(38歳男性/SE)

自由な生活を送りたい、今の生活に満足している方はあえて結婚を選択しないのかもしれません。結婚する=「幸せ」ではないので自分が無理しないスタイルを選択するのも良いでしょう。

“私の趣味は海外旅行と写真です。家族ができたら子どもを置いて海外には行けないし、旅行やカメラ代など金額が大きくて余程理解のある人でないと文句を言ってきそうじゃないですか。

自分の稼ぎで好きなことに没頭していたいので、一生独身でも問題ないし、今の生活に満足しています。家庭に入って愚痴ばかりの女にはなりたくなくて……。自分の人生だから自分らしく生きていきたい!”
(39歳女性/フリーランス)

昔と違い、結婚が幸せの象徴ではなくなってきています。没頭する趣味があって自分のために自分の時間を使うのは充実した人生を送れるでしょう。

おわりに

デメリット2:家族がいない孤独感

今回、一生独身をテーマに、メリット・デメリットや実際に一生独身を考えている方達の意見を紹介しました。一生独身でいることで、お金や時間が自由に使え、自分らしい生き方ができるでしょう。

しかし、計画性なくただ漠然と独身を貫くのには不安がつきまといます。もし、一生独身でいるのであれば、メリットばかりに目を向けず、健康管理やライフプランの見直しも考える必要があるかもしれません。

この記事を参考に独身でいることのメリット・デメリットを比較して、後悔のないよう自分に合った選択をしましょう。

Written by 早紀

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