仕事ができない人との仕事でイライラしたくないなら、接し方を変えてみましょう! 仕事のできない人への接し方を変えることで、自分の中のモヤモヤやイライラがなくなり、クリアな気持ちで仕事に集中することができるようになります。そこでここでは、仕事ができない人との接し方についてアドバイスします。
「仕事ができない人」を克服するためには、まずは、仕事ができない人の特徴を知ることが大切です。さっそくご紹介しましょう。
仕事ができない人は、仕事が遅いです。「明日までにお願いね」と頼んだものが、期日を過ぎても出来上がっていないということはしょっちゅう。本人に聞くと、「つい後回しにしていました」とのんきな回答が返ってくることもあるでしょう。
仕事ができない人は、仕事ができないのに周りに相談しようとしません。困ったことがあるとどうしようと抱え込み、自分がいいと思ったアイディアが浮かべば、いきなり突っ走って実行してしまいます。
チームプレーであることを無視して、独りよがりになってしまうため、失敗が絶えません。自分のルールを大切にするあまり意固地になり、孤立してしまいます。
仕事ができない人は、公私混同しがちです。家でやるべきプライベートなことを会社でしたり、会社の仕事をいつも家に持ち帰ってやったり、家と職場でのメリハリが無いのです。
メリハリが無いと、色々なことに気が散り、結局一つも成し遂げられません。境界線が曖昧だと、取り組む姿勢も曖昧になり、なにごとも中途半端になります。
仕事ができない人は、プライドだけは一丁前です。素直に謝れないことも多く、間違いを指摘されると逆ギレすることも。自分の間違いを認めることができないため、改善することもできず、結局、「できないことができないまま」で終わってしまいます。
仕事ができない人に限って、口達者です。自分が責められると「だって、〇〇だったから」と言葉巧みに言い訳をして、うまく逃れようとします。ペラペラと上辺だけのおしゃべりは上手ですが、発言に対して実績や実力が伴わないため、周りからは信頼されません。
仕事ができないとわかっている人に仕事を頼むときは、実際の締切よりも早い期日を伝えましょう。ただし、あまりに早い期日を設定するとそれがバレたときに「どうせまだ余裕あるし」と思わせてしまうので、1〜2日前くらいに設定するのがベストでしょう。
仕事ができない人は、期日を過ぎたり、ギリギリだったり、「早く仕上げる」ということがほぼありません。こうしておけば、待っている側も心の余裕を持って接することができます。
仕事ができない人が1人で突っ走ってしまうことを防ぐためには、しょっちゅう声をかけることがおすすめです。声をかけるときは、「ちゃんとやってるか!?」と威圧的に言うのではなく、「あの〇〇、どうなってたかな?」など、さり気なく確認するような感じが◎。プライドを傷つけないように、対等、もしくは、下手に出ることがポイントです。
仕事ができない人は、わからないくせに「聞くのが恥ずかしい」とか、「聞くのがめんどくさい」などと、殻に閉じこもってしまうことも多いので、孤立を防ぐためにも効果的です。
仕事ができない人を見ていると、ついイライラしてしまいますよね。ミスをしたときには、怒りが爆発することもあるでしょう。こういったときに、感情的になってはいけません。感情的になって叱責すると、相手は「怒られたー!ムカつくー!」という負の感情に飲み込まれてしまい、反省しようという気持ちが起こらないからです。
仕事ができない人がトラブルを起こしたら「なぜそのようなことをしたのか」、「このトラブルがどのように周りに影響するのか」ということを、落ち着いて冷静に伝えることが効果的です。
仕事ができない人は、周りが叱っても、自分の何が悪いのか理解することができないため、響きません。仕事ができない人を変えようとするのは、ものすごく難しいことなのです。
仕事ができない人の意識を変えようとあれこれ指導するよりも、いいところを褒めて伸ばす方が簡単です。仕事ができない人にも、必ず長所はあります。得意なことを中心に任せるようにすることで、双方にストレスなく、イライラすることが減ります。
仕事ができない人に言いたいことがあるなら、はじめに結論から伝えましょう。仕事ができない人は、集中力や理解力に乏しいことが多いです。いくらこちらが素晴らしいことを説いても、少しでも長引けば、あっさり聞き流されてしまいます。
結論を先に言ってしまえば、仕事ができない人が途中から話を聞かなくなったとしても、さほど気になりません。
仕事ができない人との接し方で大切なことは、いつも冷静でいることです。自分が感情的になると、相手も感情的になり、終わりのない平行線を辿ってしまいます。これでは、誰のためにもなりませんよね。仕事ができない人に対して「どうせ言ってもわからないだろう」と諦めたり甘やかしたりするのではなく、言うべきことはハッキリ言うということも心がけましょう。
仕事ができない人を変えようとするばかりでなく、自分の言動についても振り返ってみてください。自分が変わることで、仕事ができない人とうまく接することができるようになるということもありますよ。
Written by さあや