こんな人の下で働きたい…部下が憧れる「理想の上司」の特徴5つ

これまでに理想の上司、憧れる上司に出会ったことはありますか? 良い上司との出会いは仕事面だけでなく、プライベートにも良い影響を与えてくれます。逆に嫌な上司がそばにいると、会社に行くだけでも億劫になってしまいますよね。当記事では、自然と部下がついていきたくなるような、憧れる理想の上司の特徴をまとめました。素敵な上司を目指すなら、参考にしてみてくださいね。

部下が憧れる理想の上司の特徴

リーダーシップがある

リーダーシップがある

「大きなプロジェクトを進めていて、みんながぐったりしているときに上司が率先して仕事に取り掛かってくれた。その姿を見て、みんな『頑張ろう!』と思えました。ああいうリーダーの姿を見ると、憧れますね(男性/27歳/営業)」

やはり上司には、頼りがいのあるリーダーでいてほしいもの。

ここぞというタイミングでみんなのまとめ役となったり、部下が何か間違ったことを言ったらさりげなく指摘して正しい方向へ導いたりなど、人の上に立つ人間として求められる大きな資質の1つと言えるでしょう。

いつでも相談しやすい雰囲気がある

「どうしても仕事がうまくいかないときに思い出したのが、上司の『どんなに小さなことでも、困ったことがあったらいつでも相談に乗るね』という言葉でした。あの言葉が励みになったから、どんどん新しい挑戦ができたと思います(女性/26歳/サービス業)」

上司に求められるのは「力強さ」だけではありません。多くの人は「何か困ったことがあった場合に上司に相談したいと思う」傾向があるため、相談のしやすさも憧れる上司の条件としては上位に入ります。

どんなに仕事ができる人でも、話しかけにくい・相談しにくい上司は部下にとって頼れる存在とは言いにくいです。

相談できない環境にいると小さなミスを隠してしまい、結果的に大きなトラブルを招いてしまうリスクもあります。

本当の意味で良い上司を目指すなら、部下を引っ張る強さだけでなくやわらかい雰囲気も忘れないようにしたいものです。

いざというときに守ってくれる

いざというときに守ってくれる

「ミスをしてどうしようって慌ててたとき、『上司は部下の責任を取るためにいるんだから大丈夫』って言ってくれた上司がいて、すごく心強かった(女性/23歳/事務)」

人はミスをするのが当たり前で、とくに新人や慣れない仕事をすればどうしても失敗はつきものです。

ミスが起こってしまったとき、どんな対応をしてくれるのか?これが憧れられる上司と嫌われる上司の大きなターニングポイントになります。

部下が憧れる上司は、率先して部下を守ってくれます。しかし嫌われる上司は、部下の失敗を責めたり部下に責任をなすりつけたりします。

守ると言葉で言うのは簡単でも、実際に行動に移すのはそう簡単なことではありません。実践できている人は、本当の意味で良い上司だと言えるでしょう。

人によって態度を変えない

「えこひいきがすごいマネージャーから、みんなに平等なマネージャーに変わって、職場の雰囲気がすごく良くなりました。公平さって、憧れる上司には欠かせないと思う(女性/24歳/接客業)」

人間誰しも、好きな人がいれば苦手な人がいます。仲の良い人、あまり相性が良くないなと思う人、いろんな人がいますよね。会社であってもそれは例外ではありません。

もちろん上司だって人間ですから、お気に入りの部下もいるでしょうし、「正直こいつはあんまり得意じゃない」という部下もいるでしょう。

しかしプライベートならともかく、社内で起こることであればそうした個人的な感情で態度を変えるのは褒められたことではありません。

「あの人は上司に気に入られてるからどんどん仕事を回してもらってる。それに比べて私は……」

「同じミスをしても、明らかに上司の私に対する当たりがきつい。◎◎ちゃんのときは気にしないで~なんて声をかけていたのに、えこひいきだ」

こんなふうに部下が感じてしまえば、上司に対する信頼は地に落ちます。その部下はそれ以上仕事にやる気を見出せなくなるかもしれません。部下が憧れる上司になるなら、個人的な感情は抜きにして部下と向き合う必要があるでしょう。

働きをきちんと見て、評価してくれる

「私はどちらかと言うと目立つタイプでなく、きっちり仕事をしているつもりでもなかなか正当な評価を受けられませんでした。でもある上司が私の仕事ぶりを褒めてくれて、『いつも頑張ってるの知ってるよ』と言ってくれたんです。あれで、目立たなくても必ず見てくれる人はいる。だから頑張ろうって思えました(女性/25歳/事務)」

どんな場所でもそうですが、アピール上手な人って周囲からの評価も高くなります。

一方、やるべきことはきちんとしているのに自分からアピールできない人は、なかなか気づいてもらえず正当な評価を受けられない、なんてことがよくありますよね。

もちろん、アピール力もその人の能力の1つです。でも良い上司であれば、「目立たないところでしっかり頑張ってくれている部下」にもきちんと目を向け、光を当ててあげたいところ。

普段他人から注目されていない人ほど、正当に評価してもらえたと思えば嬉しいもの。きっとそんな上司のことを「憧れの上司」と認定するでしょう。

まとめ

まとめ

部下がついていきたくなる、憧れる上司の特徴をエピソードをまじえつつ紹介しました。

良い上司との出会いは、その職場での過ごしやすさに直結するだけでなく、部下の人間性にも影響を及ぼす大きなものです。

憧れる上司に出会えれば、自分もそんな上司を目指すようになります。そうして良い上司がその職場にどんどん増えれば、会社全体も良くなる…… と好循環。

あなたもどうせなら、部下から「憧れる!」と思ってもらえる上司を目指してみませんか?

Written by 七尾なお

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