私たちには、様々な感覚をキャッチする「五感」が備わっていますが、その中でも「嗅覚」は人の生活に大きく影響しています。また、匂いは記憶や経験とリンクしているので、ふいに嗅いだ匂いに遠い昔の記憶がよみがえったり、思わずお腹が空いたりしたことがあるのではないでしょうか。
そんななか、各段に匂いに敏感な「匂いフェチ」の女性というのが存在します。今回は、匂いに魅了されるこの匂いフェチの女性にスポットを当て、その特徴と、彼女らが持つ男性の匂いの好みについて詳しく紹介します。
一般的には男性に多いとされる「匂いフェチ」ですが、女性にもしっかりと存在します。匂いフェチの女性には、4つのわかりやすい特徴があります。
そもそも匂いフェチの人は嗅覚が非常に敏感で、「この匂いは丸い感じがする」「この匂いはパンチがある」など細かいニュアンスの違いまで感じ取ることができます。
例えば、「これはカレーの匂いだ!」というだけではなく、その匂いの構成まで想像することが出来るんですよ。
匂いフェチは、特定の匂いに幸福を感じる傾向があります。わんちゃんやねこちゃんなど、ペットを飼っている人なら経験したことがあると思うのですが、愛犬の額の匂いを嗅ぐとほっとするとか、ねこの肉球の匂いがとてつもなく大好き! という感じです。
あるいは、好きな人から漂う匂いや、足や汗の匂いなどから幸福感を得る人もいます。
匂いフェチの人は、自分自身の体臭や周囲の匂いにも敏感です。「もしかして匂うかな」などと人より気にすることも多いです。女性が男性の汗の匂いに性的魅力を感じたり、整髪料に興奮したりすることもあるようですよ。
好きな香水や柔軟剤の匂いを嗅ぐことで、心が満たされたりなんとも言えない感情が生まれることもあります。また、自分が好む匂いだけではなく、嫌いな匂いにも強いこだわりを持っていることも特徴の一つです。
女性が好む匂いは人それぞれ個人差がありますが、一般的に好まれる5つをご紹介します。
シトラス系というと、レモン、ライム、グレープフルーツ、オレンジなどに代表される柑橘系の爽やかで明るい香りですね。気分がリフレッシュできて気持ちが明るくなり、人を元気にしてくれる香りです。
スパイシーな香りといえば、シナモンやクローブ、カルダモン、ナツメグ、唐辛子などのスパイス類によって作られる香りです。
エキゾチックでセクシーな印象を与えますが、アロマオイルを使用すると、意外にもリラックスできてストレス解消にもなるんですよ。
ウッディな香りは、サンダルウッド、シダーウッド、パチョリやバニラ、トンカビーンなどの木材や木の根から作られます。柔らかなこの香りは、安定感と落ち着きと自信を与える効果があります。ウッディな香りのアロマオイルを使用すると、リラックスし、ストレスを解消することができます。
海の香りというと、シーソルト、フェンネル、ローズマリー、ユーカリなどの植物から作られるものです。清涼感とリラックス効果があり、海辺で過ごすような爽快な気分を与えてくれます。
海の香りのアロマオイルを使用すると、その爽やかな香りがストレス解消に作用して心身ともにリフレッシュすることができます。
花の香りを主体としており、ローズやジャスミン、ライラック、ラベンダー、オレンジブロッサムなど様々な種類があります。フラワー系の香りは、心を癒してリラックスさせる効果があります。似た種類にシャボン系があり、これらは一般的に好かれやすい香りです。
女性に好感を持ってもらうためには、男性はどのようなことをするといい匂いを保つことが出来るでしょうか。次に挙げるポイントを押さえておくことで、自分の魅力がアップして女性から好かれやすくなるはずです!
やはり何はなくとも清潔感のある装いを心がけましょう。シャワーやお風呂などで、リラックスしながらボディチェックするといいですね。
人それぞれ体臭があるので、自分の好みや体臭にマッチした香りを見つけることが大切です。万人に好かれるのは、シャボンの香りやフラワー系、海の香りのマリン系がおすすめです。
匂いのキツイ食材ばかり食べることで、体の内側から匂ってくることもあります。バランスの良い食生活と、生活習慣に気を配りましょう。
匂いフェチな女性がどのような特徴を持ち、どんな男性に惹かれるのかがわかったのではないでしょうか。「これなら自分も出来る!」と思うポイントがあれば、ぜひ今すぐ取り入れてみましょう。
匂いフェチな女性は恋愛アンテナも敏感ですから、自分に合ったスタイルを見つけてあなたの魅力を高めることで、二人の距離がぐっと近づくかもしれません。
Written by 千桜ミモザ