年齢を重ねたら、もう「モテ」とは縁がない? いいえ、そんなことはありません。素敵なおじさん、いわゆるイケオジが好きだという女性は多いものです。もちろん、ただ年をとっただけのおじさんではNG。モテるイケオジが持つ特徴について紹介します。
まずは、モテるイケオジの特徴「内面編」をお伝えします。若い頃と比べると、どうしても身体的な衰えを感じずにはいられません。でも精神的には、さまざまな経験を経て、人としての魅力がぐっと増しているはず。磨かれた内面こそ、モテるイケオジの真髄と言えるでしょう。
若い女の子にだけは優しい、上司や取引先のお偉いさんにばかり丁寧で、部下に対しては威張っている…… などは、「嫌なおじさん」の典型です。イケオジとは真逆の存在とも言えます。
モテるイケオジは、性別や年齢を問わず丁寧に接します。たとえ自分より目下の相手であっても、リスペクトできる部分があればへりくだって教えを請うこともできます。
「年をとっているだけで偉そうなおじさん」が一定数いるからこそ、こうしたイケオジの評価は爆上がりします。
大人の魅力といえば、やっぱり溢れ出る余裕や包容力ですよね。男性に甘えたい願望の強い女性にとって、圧倒的な包容力で包んでくれる年上男性はとても魅力的です。
例えば仕事で部下がミスをしても、頭ごなしに怒るのではなくフォローをしたり、なぜミスをしたのか落ち着いて考えるきっかけをあげたり。モテるイケオジを目指すなら、そういった大人の余裕を見せていきましょう。
いろいろな経験をしてきたからこそ、さまざまな場面でスマートに振る舞えるのも大人の強みです。女性と一緒に食事をしたら、相手に気を遣わせないようにさっと会計を先に済ませておいたり、ちょっぴり高級なお店で「勝手知ったる」な行動ができたり。
同年代の男性との付き合いに物足りなさを感じる女性の目には、これらの振る舞いがとても魅力的に映るはずです。
モテるイケオジは、とってもお話上手。知識が豊富で、女性を楽しませる話題のストックをたくさん抱えています。もちろん、話術も巧みです。
また、自分が気持ちよく喋るばかりでないのもイケオジの特徴。「話し上手は聞き上手」という言葉を聞いたことはないでしょうか? 会話においては話すことよりも聞くことが重要だと言われます。
自慢話が好きなおじさんは嫌われがちですが、聞き上手のおじさんは好かれるもの。イケオジを目指すなら、自分の話をしたい衝動をぐっとこらえ、聞くことに徹しましょう。
イケオジの真髄は内面ですが、だからといって外見をおろそかにしていいわけではありません。外見による情報が第一印象のほとんどを占める、と言われるほど、見た目ってとても大切なものです。
ここでは、モテるイケオジの外見について見てみましょう。
見た目といえば、やっぱり服装は重要です。ぱっと見た印象を手軽にコントロールでき、かつお店で買って着るだけなのでとてもお手軽。
「手っ取り早くイケオジ風に見せたい!」という場合は、まず服装から改めてみてもいいかもしれません。
どんな服を着ればいいか、ですが、これは人によるので一概には言えません。まずは、似合っていることが前提条件となるでしょう。サイズが体にフィットしている必要があります。変にブカブカだったり、ピチピチだったりするのは避けたほうが良いです。
また、若く見せようとして若者のファッションに寄せすぎるのもNG。かえって痛々しくなります。あくまで年齢に合ったファッションで、イケてる感を演出しましょう。
年齢とともに気になってくるのが、加齢臭と言われるにおい。においは自分では気づきにくいところなので、知らないうちに周りに不快な思いをさせているとしたら…… 怖いですよね。
逆に、しっかりとにおいのケアをしている男性は周囲から好感を持たれます。嫌なにおいをさせていると、女性にモテないどころか、仕事や交友関係に支障をきたす可能性もあります。
毎日しっかり入浴して余分な皮脂を落とす、加齢臭に対応したデオドラントを使用するなどの方法が効果的です。また、日中でも皮脂や汗、においが気になった場合はこまめに拭き取りシートでケアすると良いでしょう。
中年太りなんて言葉あるように、加齢とともに体型が変わるのは、ある程度仕方のないことです。とはいえ、ビール腹をそのまま放置していたのでは、イケオジとは程遠いですよね。
適度な運動を習慣にし、体型をキープすることをおすすめします。
年齢を重ね「おじさん」と呼ばれる年代になったとしても、イコール「モテない」では決してありません。むしろさまざまな経験をして、広く深く知識を蓄えた年上男性は、女性から見ると魅力たっぷりに見えるものです。
もちろん、モテるイケオジになるためには、単に年を取ればいいわけではありません。内面も外見も魅力あふれる人間になってこそ、女性だけに限らず誰からも好かれるようになります。
ぜひご自身の「人間力」を磨いて、モテるイケオジを目指してみてください。
Written by 七尾なお