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出張整体師が今大人気!? くらしのマーケットにて全国500人中1位を獲得した人気出張整体師の仕事ぶり
「忙しい日々の中最近肩こりが酷い……」「リモートワークが進み姿勢も悪くなってる……」と悩む人も多いはず。そんな時に気軽に施術を受けられる「出張整体」のサービスがあることを皆さんはご存じですか？
今回は「出張整体師」の塚本駿介さんに、お仕事内容から簡単にできる健康法まで様々なことを教えてもらいました。
プロフィール
名前 塚本駿介
性別 男性
年齢 29歳（インタビュー時）
出張整体師ってどんなことをするの？
――出張整体師について簡単に教えてください。
僕自身がご自宅や職場に伺うので、お客様が移動することなくその場でメンテナンスが受けられるサービスになります。自宅でくつろぎながら受けられると、ご好評をいただいています。
――出張整体師の客層は、どんな人が多いですか？
40代から60代ぐらいで、男性女性の割合はちょうど五分五分ぐらいです。どちらかというと、会社を経営されてる人や役職に付いている人が多いですね。
あとは、タレントさんやモデルさんから急に連絡いただいて、宿泊しているホテルなどに伺い小顔矯正や姿勢を整える施術をすることもあります。
出張整体は待ち時間無し！ コロナが追い風になる
コロナの時期に始めたサービスなので最初はどうなるか心配でしたが、むしろコロナが追い風になりました。
人目に触れずに自宅で受けられるのでコロナの感染リスクも少なく、お客様からご愛顧いただくことが多く、最近では家で整体を受けられる方が良いってお客様も多いですね。
「待ち時間が苦手」という人や「隣の人の声が大きすぎて会話ができなかった」、「誰が使ってるかわかんないベッドの上で寝るのが苦手」という意見もよく耳にすることがあり、時代を感じます。
何よりも施術が終わった後にそのまま寝れる、お風呂に入れる、自分の好きなことができるなどの喜びの声をたくさんいただきます。
――忙しい人にとって、とても便利なサービスですね！
家で問診をしながら施術していきますが「セルフケアが具体的でわかりやすい」という声も多いです。
そこは出張ならではだと思っていて、お客様が自宅でどういう動き方していて過ごしているのか動線をイメージしながら施術ができるので、原因と体に出てる症状が結びつけやすいんですよね。
セルフケアをアドバイスする際も、実際にお客様の家の壁や家にある物を使って一緒にやりながらお伝えできるので、お客様が自宅に帰ってから「どうしたらいいんだっけ？」 と悩む必要がないという点は、大きなメリットだと感じています。
アパレル勤務を経て出張整体師になる
――整体師を始めたきっかけを教えてください。
大学を卒業して理学療法士として病院に入り、そのあと洋服屋さんを2年経験して出張整体師になりました。
学校時代の時のアルバイトで洋服にのめり込みすぎて、どこかのタイミングで洋服に関われる仕事に就きたい！ と思っていました。大学で理学療法の養成校に通っていたこともあり高い学費を親に払ってもらっているので、「最初は理学療法士として頑張るから、そのあと一度洋服の仕事をしてもいいか」と交渉しました。そしたら「好きなことをやりな」と言ってもらえたので、病院勤務の後に、洋服屋で２年間ほど働きました。
洋服屋では、一通りファッションについて現場で学ばせていただき、数字と向き合う大変さも実感することができました。自分のやりたかった洋服に関わる仕事をした後「やっぱり身体の不調で困っている人の役に立ちたい！」と思い出張整体師として独立を決めました。
国民のみなさーん！とっても大事なこと伝えます
――ご自身が健康のためにしていることは、ありますか？
朝から晩まで常に気をつけていることがあります。それは、こまめに水分摂取をすることです。水を摂取するメリットは上げたらキリがないですが、女性で言えば肌ツヤがよくなったり肌が乾燥しにくくなったりします。また、ドライアイで目が萎んだり、唇が乾燥したりするのも水分不足が原因なことが多いです。
何より水分を取らないで過ごすと、尿が黄色く濁ります。黄色い尿の濃さをなるべく薄くしてあげないと、体に老廃物がずっと循環してる状態になってしまいます。朝から晩まで限りなく透明に近いような尿を出すように心がけると、体の中に老廃物が蓄積しにくいので、朝から仕事を頑張ったとしても疲れが残りにくくなります。
――テレワークをしながら水を飲むとしたら、何リットルぐらいが目安ですか？
1日3食食べるならご飯や味噌汁で水分が取れるので、1.2から1.5Lぐらいかなと思います。できれば白湯がいいですね。僕はいつも45度から50度くらいの白湯を飲みます。内臓から温めてあげると、胃と腸の調子が良くなります。
胃腸は体にとって大事な器官なので、そこが崩れるとホルモンバランスが乱れたり、消化吸収が崩れて肌荒れに繋がったりします。
――お茶よりも水がいいのでしょうか？
お茶も麦茶だったら、僕はいいと思っています。紅茶や緑茶、コーヒーなどカフェインが入ってる飲み物は、どちらかというと体を冷やす作用があるんです。
例えば、コーヒーを1杯飲んだとしたら同じ量のお水を取ってあげないと、体の水分がカフェインの利尿作用で出ていってしまいます。そこにちゃんと潤いを足してあげないと、体がカサカサになってしまうんです。
表面の皮膚が乾燥するとシワになりやすかったり、黒ずんだ暗い印象の肌になってしまったりします。
普段の習慣が大切！
整体後に自宅でもできるセルフケアを続けていくことや、こまめに水分摂取を接種することなど、普段の習慣が健康につながることがよくわかりましたね。
次回は、塚本さんが日々意識している内面の部分や、ストレスを解消できるような不快睡眠方法について教えてもらいました。体の不調は、実はメンタルが影響しているみたい……！ 次回も楽しみにしていてくださいね。
Written by KOIGAKU
