彼氏が理由もわからず機嫌を損ねてしまった……そんな経験はありませんか? 一度だけならまだしも、誰かと付き合うたびに似たようなシーンに出くわすなら要注意。
恋人だけではなく片思いの相手や仕事仲間、男友達とうまくいかないことが多かったり、喧嘩をしがちだったり、急に冷たくされてしまったり。
もしかするとこれらの問題の原因があなたにあり、知らず知らずのうちに男性をイラっとさせる行動をしているのかもしれません。
イラっとくるポイントは男女によって違いが見られます。同性同士では許せることも異性間になれば話は別。自分の行動を今一度振り返ってみてください。
女性が男性にイライラさせられることと言えば
・デリカシーがない
・大雑把すぎる
・鈍感で人の気持ちを察してくれない
・子どもっぽい
などなど挙げればキリがありません。大きく言えば「雑」「細かくない」「気が遣えない」といった部分に納得がいかないことが多いと思います。
反対に、男性が女性にイラっとするのは「細かすぎる」「感情的すぎる」ところ!
具体的にどんな行動なのかを詳しく説明していきますね。
女性は感情表現が豊かな人が多いです。それ故に感情のブレーキが効かず、相手を困らせるタイプもいるでしょう。
喜怒哀楽がハッキリしているのは決して悪いことではありませんが、男性は基本的に冷静。ジェットコースターのような激しいアップダウンを目の当たりにすると疲れますし、振り回されればイライラします。
ベースが冷静だからこそ、彼らはこの「感情の激しい揺れ動き」をあまり理解できないのです。
このような男性にとって、喧嘩や注意をするたびに涙を流し、ちょっとしたことですぐ怒る女性は一緒にいるだけで神経がすり減る存在です。
常に100%の感情をぶつけられては相手が苛立つのも無理はありません。自分の感情を抑えめに、そして伝え方を工夫することが男性をイラつかせないポイントです。
ディナーでメニューを決められない、買い物へ行って欲しい服をどちらにするか決められない。
この程度で機嫌を損ねるような男性はやめたほうがいいですね(笑)
しかし「決められない」といっても限度があります。
男性は決断力が早く、無駄を省きたい人が多いので、何時間も何日も決められずにウダウダしている様子を見るとイラっとしがちなのです。
最悪なのは迷った末に決められず、相手に意見を丸投げすること。何事も人任せな姿勢は自分がないと思われ、さらに苛立ちを加速させてしまいます。
優柔不断過ぎる行動は男性だけではなく、同性からもひんしゅくを買う可能性が高いので気をつけましょう。
意中の相手に好き好き言いたくても、できないのが恋する乙女の辛いところ。好きバレを恐れてわざとツンデレっぽく振る舞う、別の男性の影をわざとチラつかせるなどの試し行動をとる女性は多いのですが……。
残念ながら察してちゃんの“気づいて攻撃”に男性はイラっとしがちなのです。相思相愛でもわざと嫉妬させる回りくどさは、誰もが面倒に感じます。
また、「大変だね」「手伝おうか?」と言ってほしいがための多忙&大変アピールも×。
何事もド直球がいいとは言いません。ただストレートに伝える方がわかりやすく、感情も伝わりやすいので遠回しすぎる表現はやめましょう。“察して”が相手を苛立たせ行動を誤解されてしまっては意味がないですからね。
女子会=誰かの悪口を言う会、と男性は思っているとか。
これを聞けば女性は怒るかもしれませんが、実際は身近な人の悪口や愚痴、噂話が話題にのぼりがちですよね。
男性が絶対に悪口を言わない生き物ということではありません。しかし、寄ってたかってグチグチネチネチ言っている女性の姿を苦手に思う人は多く、「耳にするだけでイラっとくる」「だったら本人に直接言えばいいのに」なんて厳しい意見も。
常に誰かの愚痴や噂話をしているのを見て、百年の恋が冷めたなんてエピソードがあるほどです。
彼らは女性特有の細やかさを「怖い」と感じるケースも少なくないため、男性の前での悪口大会や頻繁な噂話は控えましょう。
LINE(ライン)や電話、SNS、会っていない間の繋がりを重要視する傾向にある女性。
連絡を取り合うのが好き同士なら問題はありませんが、そうでない男性の場合度重なるLINEや電話はイラっときてしまうようです。
「連絡は必要最低限でいい」「メッセージのやり取りよりも実際に会いたい」こんな考えの人が多いとか。
女性は、顔を合わせていない時間も繋がり、LINEの頻度などで愛情を計りがちなので、意見が異なるとお互いがイライラモヤモヤしてしまいます。
連絡頻度に対する考えは男女や個人によって大きな差が見られますので、連絡不精さんやマメでないタイプの相手にトークやDMの連投、電話攻撃は絶対にやめましょう。
好きな人や尊敬している上司、男友達をイラつかせたい人はまずいないと思います。
男性のイライラポイントを踏まないためには、同性と同じような接し方、関わり方をしないことが重要です。
女性同士では当たり前なことや許せる物事も、相手が異性になるとそうはいきません。
たとえば女性同士なら「察する」のが得意です。けれども男性は感情の読み取りが苦手な傾向があるため、根本的なズレが苛立ちへと発展するのでしょう。
女性には女性の、男性には男性特有の気質がありますので、それをお互いのフィールドに持ち込みすぎないこと。そして理解を強く求めないことです。
こちらばかりが気を遣う必要は全くありませんが、少しの心掛けが人間関係をうまく築くコツ。理由も分からず男性をイラっとさせた覚えがあるのなら、今後は行動に気を付けてみてくださいね。
Written by たかなし亜妖