「人たらし」と聞くと、言葉巧みに異性をたらしこんで騙す人を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? しかし、人たらしは「多くの人に好かれる人」という意味を持っています。そのため、マイナスの意味でなくプラスの意味で「人たらし」という言葉が使われることもあるのです。
今回は、人たらしの特徴や無意識にやっていること・やっていないこと、良い意味で人たらしになる方法を詳しく解説していきます。多くの人に好かれる人望が厚い人になりたいなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
はじめに、人たらしの特徴を紹介していきます。
人たらしの1番の特徴は、誰にでも優しいことです。同性・異性問わず誰にでも分け隔てなく接するため、周りからの好感度が高いです。
また、優しいだけでなく愛想が良い人が多いことも特徴の1つ。愛想が良いことで、さらに周りからの好感度が高まります。
気配り上手な人が多いのも、人たらしの特徴です。周囲に細かい気配りができるので、相手が困った時や何かを求めている時にすぐに行動できます。そんな行動に支えられたり、救われたりしている人は多いです。
どんな約束でも、きちんと守るのも人たらしの特徴です。「小さい約束だから守らなくてもいいや」という考えでは、人が離れていってしまいます。
そのため、どのような約束であろうときちんと守るのが人たらし。些細な約束をきちんと守って相手の信用を得ます。
次に、人たらしの人が無意識にやっていることを紹介します。
人たらしの人は、程よい人間関係を保つために無意識に適度な距離感をとっています。距離が近すぎると、相手に恋愛感情を持たれてしまったり、パーソナルスペースに入られてしまったりします。
一方、距離が遠すぎると相手と仲良くなれずに心を開いてもらえません。そのため、適度な距離感を無意識にとるようにしているようです。
人たらしの人は、無意識に相手を立てる発言が多いです。さり気なく相手を褒めたり、相手が気持ち良くなるような発言をしたりします。
特に、目上の人には礼儀正しく接したり、へりくだったりしてきちんと相手を立てます。無意識に相手を立てられるところも、特徴の1つと言えるでしょう。
人たらしの人が無意識にやっていることを紹介しましたが、その一方で絶対にやっていないこともあります。どのような言動を取っていないのかもチェックしておきましょう。
人たらしの人は、相手の意見を否定しないようにしている人が多いです。頭ごなしに自分の意見を否定されたり、きちんと意見を聞かないうちに反対されると、不快に感じる人は多いのではないでしょうか?
人たらしの人は、それを充分に理解しているので、相手の意見を否定することはまずありません。相手の気持ちをまずは受け入れるようにしているのです。
ネガティブな発言が多い人と一緒にいると気を遣ったり、フォローをしたりしなければならず、疲れてしまいますよね。
人たらしの人は、そのことを知っているのでネガティブな発言を控えます。ポジティブな発言を心掛けている人が多いようです。
最後に、人たらしになる方法を紹介します。悪い意味でなく、良い意味で人たらしになりたいという人は参考にしてみてください。
人たらしになりたい人は、いつでも笑顔を心掛けましょう。笑顔でいる人の周りには、人が集まりやすくなります。愛嬌がある人は、そこにいるだけで自然と人が集まるような人になれます。挨拶をする時、人と話す時などに笑顔でいれるように心掛けてみてください。
次に大切なのは、感謝の気持ちを忘れないこと。「ありがとう」という言葉をきちんと伝えたり、感謝の気持ちを行動で表せたりすることは、人たらしにとって大事なことです。
何かしてもらった時や嬉しかった時、相手が好意で何かをしてくれた時などは、きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
人たらしになるうえで、最も大事なことと言っても過言ではないのが、ポジティブ思考です。どんなに優しくて愛嬌があっても、ネガティブな発言が多い人は人たらしになれません。
ネガティブな発言は、周りを不快にさせてしまうこともあります。そのため、できるだけポジティブ思考を意識することで人から好かれやすくなります。
人たらしの特徴は、誰にでも優しく気配り上手で、約束をきちんと守ることです。その他にも、適度な距離感を保ったり、自然に相手を立てたりしています。人たらしになるには、笑顔やポジティブ思考を心掛けることが大切です。
また、周りの人に感謝の気持ちを忘れず、きちんと伝えるようにしましょう。良い意味で人たらしになりたい人は、参考にしてみてくださいね。
Written by 早紀