重い、うざい、めんどくさい。彼氏からのそんな言葉をかけられたり、直接言われないまでも態度からほんのりと感じ取ったりして、ショックを受けた女性もいるでしょう。できることなら、私だってめんどくさい女性にはなりたくない! でもどうしたらいいの……? と迷える乙女のために、めんどくさい女性の特徴とそこからの脱却方法を紹介します。
男性からめんどくさいと思われる女性には、「男性の器が小さい場合」と「誰がどう見たってめんどくさい場合」の大きく2パターンが考えられます。またこれも、はっきり分かれる場合もあれば、グラデーションになっている場合もありますね。
ここでは、とくに「今後のことを思えば改善した方が良い特徴」を紹介するので、参考にしてみてください。
彼のことが好きで好きで大好きで。だからこそいつだって一緒にいたいし構ってほしい。会えないならせめて、逐一スケジュールを共有してほしいし、送ったLINEにはすぐに返事がほしい!
そんな極度のかまってちゃんは、自分で思っているよりもずっと男性から「めんどくさい」と思われている可能性があります。
多少であれば「彼女のかわいいわがまま」と言えなくもないですが、度を超すとNGに。彼のうんざり顔に気づかないままこのまま突っ走ってしまうと、だんだん彼の心は離れ、当然構ってもらえなくなり、そしてますますかまってちゃんがエスカレートし……。と、悪循環のループに陥ります。
さっきまでニコニコ笑っていたはずなのに、突然スイッチが切り替わったみたいに激怒してみたり。かと思えば急に泣き出したり。こうした感情の起伏が激しい女性は、めんどくさい認定されやすいです。
というか、男性でなくても嫌ですよね。気分屋で、機嫌がいい時と悪い時の差が激しすぎる上司とか、絶対に近づきたくないじゃないですか。
そう考えると、いくら大好きな彼女が相手でも、めんどくさいと思ってしまうのも仕方がない気がしませんか。
女性と比べると、男性って愛情表現が淡白でわかりにくいもの。照れ屋さんが多いことも手伝って、まともに「好き」「会いたい」なんて言わない人も少なくありません。
「思っているなら口にしてほしい」「言葉にしてもらえないと不安」という女性の切なる思いは、よーくわかります。男性陣よ、乙女の訴えをよく聞いて! と声を大にして言いたい。言いたいですが、これも行き過ぎると一気にめんどくさい女性への道を辿ります。
「ねえ、私のこと好き? 好きって言ってよ」なんて言われて、はじめのうちは「かわいいなぁ、俺って愛されてるなあ」と鼻の下を伸ばしていた彼氏も、それがずっと続くと徐々にゲンナリ。「鬱陶しい」「言わなくてもわかるだろ」と態度が変わっていきます。
男性側の気遣いのなさが招いた事態と言えなくもないですが、ここは女性側がちょっぴり大人になって、深い心で理解してあげる努力が必要なのかもしれないですね。
彼を愛するあまり、その愛が暴走して相手を束縛してしまう。そんな気持ちはわからないでもないです。
「彼は今何をしてるんだろう?」と、彼の行動のすべてを把握したくなったり。「女の子の参加する飲み会には行ってほしくない」と駄々をこねたり。「私が会いたいと言ったら夜中だって応えてよ」とメソメソしてみたり……。
女性にとっては愛ゆえにの言動であっても、男性にしてみればきつい束縛以外のなにものでもありません。その結果、めんどくさい女性のレッテルを貼られ彼の心は遠のいていくのです。
めんどくさい女になりたくてなる女性は、まずいません。彼のことが大好きで、大好きだからこそ不安が募って愛を確かめたくなって。その結果、悲しいかな、めんどくさい女化してしまうだけです。
ではめんどくさい女性を脱却し、男性にとって一緒に居て居心地の良い女性になる方法はなんでしょうか。
不安が募るのは、心の中が好きな彼でいっぱいに占められているからです。
そうではなく、趣味や勉強など他に熱中できることを見つけましょう。他に打ち込むことが見つかれば、忙しくて彼のことばかり考える余裕はなくなります。
「LINEは既読になってるのに返事が来ない。なのにSNSには投稿してるって、どういうこと!?」
なんて状況に陥ったことはありませんか? こういうの、モヤモヤしちゃいますよね。
でも筆者も、「SNSでは思ったことを気軽に呟けるけど、連絡はちゃんと考えて返さなきゃ」なんて考えて返信が遅れることもあります。もしくは既読はつけたけど、忙しくてそのまま返信できずになっていた、なんてことも、ままあります。
離れている彼の状況をすべて知ることは不可能です。だから余計な不安を感じないで済むように、SNSとは適度な距離を保つ方がすこやかでいられますよ。
彼氏を好きなゆえの言動が、めんどくさい女認定されるのは悲しいですよね。とはいえ、男性がそう感じてしまうと、徐々に心が離れる原因にもなってしまいます。
そんな悲しい事態を避けるため、めんどくさい女性から居心地の良い女性に変わっていきましょう。その方が、過度な構ってアピールをするより、束縛で行動を制限するより、よほど男性に愛される近道になるはずです。
Written by 七尾なお