成婚できないのにはワケがある…「手放すべき固定観念」3つ

こんにちは! 婚活アドバイザーひろき(オオニシ)です。

出会いもあれば、もちろん別れもあるもので……
先日、2人の男性会員がサービスを退会されました。

相手が見つかって、円満に成婚退会が何よりなものの、
入会当初とあまり変わらないまま辞めてしまうのはコンシェルジュとして、辛いというか、ただただ悔しい……!
二人三脚で、何十回と面談を繰り返してきた会員さんなら尚更。

退会希望の男性会員

今回退会した、2人の男性会員さんはこちら。

■男性Aさん
・年齢:37歳
・居住地:東京都
・年収:420万円
・身長:178cm
・趣味:音楽/映画/舞台/ライブ鑑賞
・今までの活動:マッチングアプリ(1ヶ月単位で更新)
・活動開始~退会まで:3ヶ月
・お見合い回数:1回
 →お見合い成立
 →デート(1回目)後に相手より交際終了希望。お断りの理由は「自分の話ばかりで聞いてくれない」

■男性Bさん
・年齢:30歳
・居住地:埼玉県
・年収:287万円
・身長:160cm
・趣味:音楽/動画鑑賞、野球観戦
・今までの活動:結婚相談所×2店舗×6ヶ月
・活動開始~退会まで:6ヶ月
・お見合い回数:0回
 →ご紹介34人のうち15人へお申し込み。最多の見送り理由は「見た目の雰囲気」

どうにも引っかかるのが、その2人の退会理由。

2人の似すぎな、退会に至る経緯

2人の似すぎな、退会に至る経緯

なぜ2人の退会理由が気になったのか。
それは、2人とも経緯が綺麗に似通っていたこと….!

〇Aさん、Bさんの退会理由:
 ・恋人ができたから
〇経緯:
 ・知人から同年代の女性を紹介してもらった
 ・初回デートのセッティング/連絡のやり取りは、すべて知人がやってくれた
 ・女性側の「付き合いたい」という温度感が高かった
 ・告白等は無く、お互いの話し合いの末に

真偽は分かりません。
ただ、
定期面談にて「お見送りが多いので、まずはお申し込みをしてお見合いの機会を増やしていきませんか?」と提案し、3,4日後のことでした。

本当だったらもちろん拍手でお祝いしたいのですが、このタイミングでそんなトントン拍子な話ある……?

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理由の根幹は「〇〇しないから」

理由の根幹は「〇〇しないから」

過去の、他の退会理由を振り返ると本当に様々。

・仕事が忙しすぎて精神的に余裕が無い
・転職することにし、婚活どころじゃない
・転勤の可能性があり、相手探しに身が入らない
・パートナーが欲しいのか分からなくなった
・婚活をしているとメンタル的にしんどい

その他、金銭的な事情もありますが、
突き詰めると「マッチングしないから」。

安くない月会費を払っているのに、お見合いできないと
“続けている意味あるのか……?” とハッとするのはよく分かります。
どうしても、気持ちがグラついてしまいますよね。

ただここで、グッと踏ん張れるかどうかが正念場。

コンシェルジュはコンシェルジュで、”一緒に居たい”と思える相手が見つかるまで全力でサポートしますが、
自分自身でも、選ばれるための努力を行う/続けることが大事になります。

外すが吉な固定観念 3選

高い期待値(毎週お見合いができるはず!)

高い期待値(毎週お見合いができるはず!)

結婚相談所によって異なる「お金」の部分。
コンシェルジュの有無や、紹介人数によってピンからキリまで……。
今までマッチングアプリを無料で利用していた人は特に、腰が重いのではないでしょうか。

いざ「書類が揃った! 入会費も払った! 生活が大きく変わるぞ~~~!」と始めたとして。

正直なところ、
全員が全員、活動を開始したからといって状況が大きく変わるわけではありません。

独身証明書等の提出もあり、恋愛よりも結婚目的の人しかいないのは確かです。
ただ、
スマートフォンでラフに撮影した写真と、マッチングアプリでの自己紹介文の使い回しで進めるのは、何かしらのアドバンテージ(年齢,年収 etc.)がある人だけです。

ぴったりの理想の相手が自分を見つけてくれるわけではありません。

「安くない月会費! これでもう一安心!」ではなく、
活動場所は整った。ここから変えていこう」と、自分から相手に見てもらうマインドが大事になります。

“出場者”ではなく”審査員”視点

“出場者”ではなく”審査員”視点

コンテストの出場者なのに自分のことはそっちのけで、「あの人のパフォーマンスは微妙だったからナシ」と採点していたら、
(( 何しに来たんだ……? )) と思いませんか。

真剣にパートナーを探している・競争倍率の高い人ほど、
プロフィール写真・自己紹介文・基本情報(最終学齢,身長 etc.)と相手のことをよく見ます。

つまり “どれだけ魅力的に見せられるか” が大事になってきます。
自己紹介文内で「(相手に対して)自分がどのようなことができるのか」、言うなれば相手のメリットを提示すること。

もし、どうにも思いつかないのであれば、自らアピールポイントを作っていくこと。

会員さんのなかにも活動を機に、料理の習得やダイエットを始めた人はいます。
完璧でなくても、努力をしていること自体がアピールになり、その姿勢はちゃんと伝わります。

「選ばれる」よりも「選ぶ」気持ちが強いと、結果的に婚活の長期化に繋がりかねません。

取り入れない、変えない

取り入れない、変えない

マッチングアプリや婚活パーティーを経て、結婚相談所への入会を決める人も多いです。
ここで考えてほしいのが「マッチングアプリ」と「結婚相談所」は “別物” ということ。

「いや、そりゃそうだろ」ってツッコむ前に、聞いてください……!

先日ご登録の女性会員さん(41歳)に、まず好きなように希望条件を設定してもらったところ、

・男性に望む年齢:33歳 ~ 43歳

オオニシ  「どうして33歳からに設定したのですか?」
女性会員さん「アプリでマッチしてる男性の年齢を参考にしました」
オオニシ  「…………」
女性会員さん「…………」
オオニシ  「(それだけ….!?)」

もちろん、マッチングアプリで支え合える相手を探している人もいます。
ですがですが!
遊び目的・ベルトコンベア式に物凄い早さで “いいね” する職人のような人も、多かれ少なかれいます。

独身証明書 etc.の提出を経て始まる「結婚相談所」と、
5分で登録完了→サクッと活動OKな「マッチングアプリ」では
“いいね(申し込み)” や、マッチングの重みはどうしても異なります

その女性会員さん(41歳)は結局、「このまま活動します」と考えを変えませんでした。
現状は40代の男性からの申し込みがコンスタントにあるので一旦は、といったところですが……、
環境を変えるのにプラス、
今までの動き方を変えないと、似たような状況に落ち着いてしまいかねません。

条件に合致する相手はどんなことを望んでいそうか。
その相手の希望条件に自分自身は該当していそうか。

「第三者の意見を取り入れる」
「試しに変えてみる」といった、柔軟な姿勢は必要不可欠です。

期間を決めて、更新していく

期間を決めて、更新していく

状況が大きく進展しなくて
メンタル的にしんどい期間は、どんな会員さんにもあります。

そこで分岐となるのは、
他責思考」か「自責思考」のどちらなのか。
何も変わらない→環境/人がいけない、といった考えのままだと、違う活動方法でも劇的な変化は望めないでしょう。

まずは、自分自身で改善できるところはないか、見つめ直してみること。
プロフィール写真や自己紹介文はもちろん、相手の希望条件の変更も効果的です。

全員が全員、最初から期待通りに進むわけではありません。

相手を選ぶだけではなく、
自分自身をアップデートしていく場所として、結婚相談所を有効活用していきましょう。

Written by マリッジスタイル編集部

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