愛する人に浮気をされた……そんなショッキングな出来事が起これば誰もが疑心暗鬼になります。即離婚! 即お付き合い解消! もできますが、愛しているからこそ更正のチャンスを与える人もいるでしょう。
そこで今回は、浮気の再発防止策についてご紹介します。浮気被害にあったけど再構築を望んでいるという人はぜひ参考にしてみてください。
約束した内容を書面にし、浮気防止のために役立てることができます。
浮気に関する誓約書は、「二度と浮気はしない」「浮気相手には二度と会わない」「次に浮気をしたら離婚をする」などの約束をまとめたものが一般的です。
「もう二度と浮気はしない」と口でいうのは簡単ですが、本当にしないかどうかは証明できません。抑止力も弱いでしょう。
けれど、誓約書という事実があれば、慰謝料や離婚といったペナルティがあるため浮気を踏みとどまる可能性もあります。誓約書は浮気防止に最適です。
一度浮気をされると「また同じことを繰り返すかも……」とネガティブな気持ちになりますよね。
その気持ちを軽くするためにも、恋人や夫がどこにいるのかすぐに確認できるツールを活用してみましょう。
スマホにインストールできるGPSアプリがあれば居場所が一瞬で確認できます。「常に監視されている」と感じるので、浮気防止に役立つアイテムです。
浮気には何かとお金がかかります。浮気相手との食事代やホテル代、プレゼント代など、相手を喜ばせるにはお金が必要なのです。
お金が多くあればその分浮気相手に尽くせるので、浮気防止のためにはお小遣いを減らしてみましょう。欲しいものがあればお金を渡し、領収書をもらう仕組みにすれば浮気がしにくくなります。
連絡ツールとなるスマホの着信履歴や、メール・LINE(ライン)の送受信を確認をすれば、浮気の証拠はすぐに見つけられます。
浮気の再発防止のためには、定期的にスマホやパソコンのチェックをしましょう。スマホやパソコンにロックがかかっているなら、いつでも確認できるように常に解除してもらうか、パスワードを教えてもらいましょう。
一日の行動を報告してもらうのも浮気防止には有効な手段です。
仕事に行くのは当たり前ですが、仕事帰りに食事に行ったり、休みの日に出かけたりしますよね。その際、「誰と、どこに、何をしに行くのか、何時に帰ってくるのか」を報告してもらうようにしてください。それだけでプレッシャーになり、浮気の再発を防げます。
ただし、長い期間やりすぎると相手が窮屈に感じてきます。再構築を望んでもそのストレスによって関係が悪化し、修復できずに二人の関係性が壊れる危険があります。
浮気という行為を許せず、責めてしまうのは仕方がありません。しかし、感情的に責めすぎてしまうと相手には逆効果です。
「何をしても怒られる」「顔を合わせただけで責められる」といった状況が続けば、「別れ」を意識してしまう人は多いはず。
「浮気相手と一緒になりたい」と思われてしまえば再構築は難しくなります。まずは冷静に話し合い、決まり事を決めるなどして防止策を考えましょう。
浮気をされたからといって自分も同じ行動をとるのは何の解決にもなりません。
相手からの信用が無くなれば一層修復は難しいでしょう。自分が「浮気をした」事実に罪悪感を抱けば、自分から別れを切り出してしまう可能性もあります。
浮気をされた傷は、癒すのに時間がかかるものです。しかし、再構築を望むのならいつまでも浮気の話を持ち出さないようにしましょう。
帰るのが遅かった、スマホを何度も触っている、それだけの行動で「また浮気?」などと口にすれば、パートナーも疲れてしまい、居心地の悪い状況に「別れ」を選択される可能性もあります。
再構築を望むなら、水に流すことも大切です。
浮気をされた時、再発を防止するためには少なからずパートナーに窮屈な思いをさせる必要があります。愛しているからと無条件に許して関係を続ければ、二回目の浮気はそう遠くはないはず……。
パートナーにはしっかりと反省してもらい、また元通りの関係性に戻れるよう、誓約書を書かせる、お小遣いを減らす、行動を報告させるなど、あらゆる策を講じて浮気を防止してください。
ただし、いつまでも責め続ける言動や浮気をし返す行為は逆効果です。
傷ついた気持ちが修復するには時間がかかるでしょう。相手に感情をぶつけすぎないよう、落ち着いて行動し、再発防止策を講じましょう。
Written by 早紀