男女問わず、人としてどうしても好きになれない、嫌いな人っていますよね。関わらないで済めば良いのですが、学校生活や仕事など日常生活を送る上では、そうはいかないことも多いです。
そこで今回は、嫌いな人の対応に悩んだ時はどうすれば良いのか、対処法を解説します。併せてしてはいけないNGな対処法も紹介しますので、嫌いな人の対応に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
「嫌いな人」と関わるってストレスが溜まるものです。ここでは、嫌いな人と上手に付き合うための対処法を紹介します。
「嫌いな人」への対応に悩んでいる人は少なくありません。しかし、嫌いな人だからこそ、上手に付き合うには適切な距離を保って接することが大切です。
特に嫌いな相手ほど、嫌な部分が目につくようになります。これ以上嫌いになり関係を悪化させないためにも、相手とは距離を置くことが大切です。
学校なら挨拶だけ、職場なら業務に関わることのみといったように、必要最低限のお付き合いに留めるように努めましょう。距離を置き、あまり視界に入らないよう意識することで、嫌いという感情から逃げられます。
嫌いな人への対応に悩んだ時は、相手を客観的に見ることも大切です。相手の嫌いな部分に目を向けるのではなく、どういう人物なのかを第三者の目線から見てみるのです。
そうすることで、例え自分と合わない部分があったとしても「この人はこういう人なのだ」と俯瞰的に考えられるようになります。すると、相手に対して感じていた嫌な感情も少しは和らぐはずです。
身近に嫌いな人がいると、知らず知らずのうちに心を擦り減らし、ストレスを感じていることも多いです。そのような時は、周囲に自分の味方を増やしましょう。例え嫌いな人がいても、自分の味方だと思える人が沢山いることで、あまり気にならなくなることがあります。
味方を増やすには、周囲の人に対し、率先して挨拶やコミュニケーションを取ることが大切です。人との関わりを増やし信頼関係を構築し、嫌いな人以外との関係を良好に保ち、徐々に味方を増やしていきましょう。
嫌いな人がネガティブなことばかり言う人の場合、いつの間にか相手のペースに流されて嫌な思いをしていることも少なくありません。嫌いな人のペースに巻き込まれないためにも、自分の意見はしっかり持ち、違うと思ったことはきちんと否定するように心掛けましょう。
他人の性格は、そうそう変えられるものではありません。だからこそ、流されて嫌な思いをする前に、自分の意見をしっかりと通すことが大切です。
嫌悪感から嫌いな人相手にあからさまな態度を取ってしまう人も少なくありません。そこでここでは、いくら嫌いな人でもしてはいけないNGな対処法を紹介します。
嫌いな人とはできるだけ関わりたくないと考えるのは普通のことです。しかし、だからといって相手が話しかけているのに無視をしたり、その人の存在をまるでいないかのように扱ったりするのはしてはいけません。
なぜなら、無視をすることでお互いの関係性がさらに悪くなる恐れがあるからです。
さらに、周囲から見ればどんな理由があったとしても、無視している人物のほうが大人げないと悪く捉えられます。例え嫌いな相手であっても無視することは、自分の立場を悪くするうえに、関係性も悪化し生活しにくくなるだけなので気をつけましょう。
本人のいない所で相手の悪口を言うと、ストレスが発散できたように感じます。しかし、悪口を言って自分はすっきりしても、聞かされた相手は嫌な気持ちになっているかもしれません。
ネガティブな話は、聞いている相手を不快にさせる可能性があるのです。毎回悪口を聞かされるのは嫌だと、あなたの周りから人が離れていく原因になり兼ねません。
また、「あの人がこんな悪口を言っていた」と、他の人から嫌いな人の耳に入ってしまうことで、関係がこじれる恐れもあります。不満を溜め込まないよう適度に発散するのは大切ですが、言う相手や内容は考えたほうが良いでしょう。
無視をしたり、悪口を言ったりすること同様してはいけないのが、相手に対しあからさまに「嫌っています」とわかるような態度を取ることです。嫌いな人と話すとき、あからさまに笑顔が無くなったり、話し方が冷たくなったりしていませんか。
いくら「嫌い」と言葉に出していなくても、そのような態度ではそう言っているも同然です。例え嫌いでも、周りに悟られないように振る舞うのが大人です。周囲を不快にしたり、自身の評価を下げたりしないためにも、嫌いだからといってあからさまな態度を取るのは控えましょう。
ここまで、嫌いな人への対応に悩んだときにすべきことと、してはいけないNGな対処法を紹介しました。嫌いな相手への対応に悩んでいる人は多いです。
そんなときは、今回紹介した方法を参考にしてみてください。嫌いだからといってNGな対処法をしないよう、気を付けてくださいね。
Written by 早紀