お見合いにおける仮交際について|確認事項や禁止項目もあわせて紹介

この記事ではお見合いにおける仮交際について説明しています。仮交際での禁止事項や交際期間中に確認したことが良い内容などを中心に紹介しています。

結婚相談所の入会から退会までも紹介していますので、結婚相談所に興味がある方や現在加入している人はぜひ読んでみて下さい。

お見合いにおける仮交際について4つ

婚活でお見合いを始めた時、出会った相手のことをもっと知りたい、もう一度会いたいなど、お見合いからの進展を求める場合、結婚相談所では仮交際というシステムがあります。

仮交際とは恋人ではない状態で交際をすることです。お互いのことを知る期間として、連絡のやりとりやデートや食事などを行います。仮交際期間中に結婚後の理想を話し合うなどもします。

この時点では本当の交際ではなく、お互い恋人でないため、何人とも並行して仮交際ができます。交際中にお互いの気持ちが合致すれば、本当の恋人同士になる真剣交際へと進みます。

1:希望の場合は翌日にする

1:希望の場合は翌日にする

結婚相談所のお見合いをした後は、相手との今後についての返事を翌日にはしなければなりません。相手ともう一度会いたい時は仮交際の希望、または仮交際を希望しないお断りの返事をします。

相談所では早く結婚相手と出会うことが目的のため、お見合いの返事をゆっくり待ってもらうことはできません。返事の締め切りをお見合いの翌日午前中にしている結婚相談所が多いようです。

友達からの紹介や職場での出会いなどと違い、返事の期間が相談所によって決まっています。また、返事までの期間が空くと相手側もどう思われているのか不安になり、印象も良くありません。

お断りした場合は相談所で次の相手を探す必要もあり、お見合い翌日中までにスピーディな返事が求められます。もう一度会いたいか迷う時は、相談所では仮交際を勧めています。

2:交際については原則三人まで

仮交際の交際人数は原則三人までと言われています。仮交際は基本何人でも可能ですが、原則三人とされる理由があります。交際人数が多すぎると、相手と出会う時間も限られてしまい、交際相手のことを深く知ることが難しくなるからです。

仮交際の目的は、相手と結婚を前提に本交際しても良いかを判断する期間になります。相手のことを知るための大事な期間として活用する必要があります。

仮交際は一人よりも二、三人ぐらいがベストで、相手を比較しながら自分の相性の基準がわかるメリットがあります。人数が多すぎると一人と会う時間の割合や回数、会う頻度も限られてしまうため、仮交際は原則三人までとされています。

3:デートの回数は二人に委ねられる

お互いのことを知るために、遊びに行ったり食事に行ったりなど、本交際のようなデートを行います。

デートの回数は相談所によって規定はなく、本人たちに委ねられます。遠距離での交際や仕事の都合で休日がたまにしか合わないなど、本人たちの交際状況がバラバラであるためデートの回数は基本自由です。

少ない人は2、3回や、多い人では10回以上など、人によってデート回数は異なります。ただ、仮交際期間が決まっている相談所もあり、その場合は期間中にデートをする必要があります。

気持ちがないのに何回も会ったり、仮交際を長期間するなど、いつまでも交際が進捗しない状況は基本良くありません。

4:真剣交際とはどう違うの?

4:真剣交際とはどう違うの?

結婚相談所では仮交際を経て、両者が真剣交際に進みたいという意思が合えば、真剣交際にステップアップします。

仮交際と真剣交際は、同じ交際でも内容は大きく異なります。真剣交際では結婚を見据えた恋人同士になり、一人とだけ真剣に交際をします。

仮交際では何人とでも交際できましたが、真剣交際は一人と結婚前提の恋人となります。結婚を見据えた話やお互いの家に行くなど、仮交際では出来なかった交際へと相手と関係を進めることができます。

お見合いから仮交際に進展した時の確認項目4つ

お見合い後に仮交際へと進んだ場合、仮交際期間中はお互い結婚相手として、真剣交際へ進んでも良いのか判断する期間になります。

その期間中に確認した方がよい項目を紹介します。「家族や親族との関係性」「仕事の働き方に関して」「今後の住まいに関して」「子供の希望に関して」の4項目です。

初めて会う1回目のお見合いだと聞きづらいこともあります。仮交際期間はただ相手を知るだけでなく、結婚についての相手の意思を知ることや自分の考えを話せる大事な期間です。

1:家族や親族との関係性

結婚前提としているため、相手のことだけでなく親や親戚のことも知っておくと安心です。結婚になると相手だけでなく、相手の家族や親戚とも関わりができます。さりげなく会話の中で、聞いてみることをおすすめします。

相手の両親の性格など、自分が気になる点は確認しましょう。真剣交際に進んでから、相手の親や親戚のことで問題があった場合、結婚に迷いが出来てしまいます。

2:仕事の働き方に関して

2:仕事の働き方に関して

結婚後の働き方のビジョンをお互い話しておくこともおすすめします。何歳まで働きたいか、共働きで二人ともバリバリ働きたいのか、子供を産んだ後は子育てに集中したいのかなど、お互いのビジョンが合うか確認が必要です。

3:今後の住まいに関して

結婚後の住まい・住む場所についても、お互いの意見を聞いておくことも大事です。将来は郊外で一軒家が欲しい、子供がいない間はマンションが良いなど、それぞれの希望を話しておきます。

4:子供の希望に関して

結婚をする場合は、子供の希望も大事なことです。子供が欲しいかどうか、また不妊治療のことも話しておくことをおすすめします。

何人子供が欲しいかなど人によって希望は異なります。不妊治療についても話題を出しておくと、よりお互いの将来を確認できます。

お見合いから仮交際における禁止項目4つ

仮交際は結婚相談所が定めるシステムであるため、いくつかの禁止項目が相談所ごとに定められています。デートやメール・LINE(ライン)などの連絡も自由です。ただ、本当の恋人同士ではないため禁止とされる項目があります。ここからは禁止項目4つを紹介します。

「肉体的関係を持たない」「成立後にデートを一度もしないのはダメ」「面と向かって交際の終了を言ってはいけない」「旅行や泊りがけのデートはしない」です。

1:肉体的関係を持たない

1:肉体的関係を持たない

ほとんどの結婚相談所では、肉体的関係を持つことはNGです。結婚相談所によってはキスや手繋ぎなどの接触行為は許している場合があります。お互い同意している肉体的関係や接触行為でも、相談所の規定を守り禁止行為をしないように気をつける必要があります。

2:成立後にデートを一度もしないのはダメ

仮交際後に一度もデートをしないことも禁止項目になります。仮交際はもう一度会いたいという希望による交際であるため、一度はデートをすることを規約にしていることが多いです。

また、お見合い後にデートまでの期間が空いてしまうと、お互いの気持ちが冷めてしまう場合もあるため、成立後は早めのデートをおすすめします。

3:面と向かって交際の終了を言ってはいけない

デートをしているうちに、性格が合わない、結婚後のビジョンが合わないなどの相性の不一致はあります。ただ、仮交際を終了したい場合は直接本人に言うことは禁止されています。

直接本人に言うことはトラブル発生に繋がる可能性があるため、交際終了したい場合は相談所に連絡をします。相談所の担当者から相手にトラブルにならない伝え方で連絡をしてくれるため、問題にならずに交際終了ができます。

4:旅行や泊りがけのデートはしない

4:旅行や泊りがけのデートはしない

仮交際期間は旅行や泊りがけのデートは禁止です。結婚相談所によっては旅行に行った場合は、成婚とみなして退会になることもあります。自宅デートも相談所によっては禁止行為に含まれる場合があり、気になることは確認しておくと安心です。

お見合いから仮交際のデートについて4つ

お互いのことを知る期間の仮交際ですが、デートはどこに行ったら良いか、何回デートをしてから真剣交際に進んだら良いかと、仮交際で悩む点が色々とあります。

デートの回数や内容を決めている相談所は少ないため、デートは本人たちの自由としてるところが多いです。しかし一般的にデートの回数を4回と推奨しています。

結婚相手を探す場所のため何回も時間をかけて会うよりかは、4回の目安を持ってお互い会うことで真剣交際への返事も決めやすくなります。4回のデートでの内容を紹介します。

1:1回目

1回目のデートは、お見合いから会うのが2度目でまだ緊張している状態になります。お互いのことをまだ知らない状態であるため、食事のデートがおすすめです。

食事をしながらの会話で、お互いの雰囲気や一緒にいて疲れないかどうか、食べ方やマナー・店員さんへの態度などをチェックできます。

2:2回目

2回目も食事デートをおすすめします。結婚後の生活や結婚への価値観など、お互いの考えを確認をします。

子供が欲しいか、結婚後の仕事やどこに住みたいか、1回目では出来なかった踏み込んだ話をすることが目的です。会話をして自分のビジョンやライフプランに合うかを考えます。

3:3回目

3:3回目

3回目デートは、遊園地や水族館・ショッピングモールなどお出かけデートをします。昼から夜まで長時間一緒にいても疲れないかを確認します。お互いの話をしたり、下の名前で呼んでみたりして、デートを楽しみながらお互いの仲が深まっているかを確認します。

4:4回目

4回目のデートは真剣交際への告白をするデートになります。デートの場所はどこでも構いません。

結婚相談所では担当者に相手との進捗具合を連絡・相談している場合が多いため、先に向こうの気持ちを知ることもできます。事前に相談所に連絡をして相手を確認できれば、安心して告白もできます。気持ちを相手に直接伝えるデートになります。

お互いが真剣交際に進むことを承諾すれば、仮交際が終了し、真剣交際になります。

仮交際から真剣交際に進むか辞めるか

仮交際は原則三人までできますが、最終的には一人としか真剣交際ができません。誰と真剣交際をしようか悩む場面に出くわすこともあります。真剣交際を誰とするか悩んだ時は、真剣交際に同意してくれる相手を選ぶことをおすすめします。

向こうも複数人と仮交際をしている場合が多いです。他の人と真剣交際に進みたいと思っている相手に、真剣交際の申し込みをしても不成立となります。

また、真剣交際に進むか悩んでいる時、相手の気持ちを確認するのも判断の基準になります。相談所の担当者に相手がどう思っているか確認をお願いすれば、担当者の方で相手の気持ちを聞いてくれる場合もあります。

仮交際が終了したり、真剣交際を断った場合は、相手ともう会うことは出来ないため、真剣交際の選択は大事なポイントになります。

交際終了の場合

交際をしている途中で相性が合わない場合など、相談所に連絡をして交際を終了できます。また、相手から交際終了の申し出がくる時もあります。自分ではお断りの連絡はせず、相談所の担当者が行います。

終了になった場合は、相手の連絡先を削除して、二度会うことはありません。

真剣交際に進む場合

真剣交際に進む場合

真剣交際に進む場合も相談所の担当者に連絡をします。デート時に相手に気持ちを伝えることもありますが、最終は相談所に連絡をします。

両者が同意して仮交際から真剣交際への手続きをしてもらったのち、結婚を前提とした恋人同士になります。

お見合いから仮交際その後の8つの流れについて

結婚相談所では、結婚相手と出会うために登録入会を行い、入会後は結婚相談所からの紹介でお見合い後に仮交際や真剣交際などをしていきます。

相談所では結婚を目的としているため、多くが結婚まで1年〜1年半と早いスピードで決断されています。結婚相談所の登録入会から成婚退会までの流れとは、実際どのようなものなのかを紹介します。

1:登録入会

まずは結婚相談所に登録のために入会をします。ただ、誰でも入会できるわけでもなく、相談所によっては入会条件があります。

多くの相談所では独身であることや、安定した収入が条件として定められています。そのため「独身証明書」や「収入証明書」の提出を求められることもあります。結婚詐欺の防止の役割も兼ね備えています。

2:お見合い

2:お見合い

登録入会後は、お見合ができます。お見合いするには条件があり、自分と相手がお見合いすることを承諾した場合に行えます。

WEBサイトやアプリより、相手の写真やプロフィールを見て、お見合いの申し込みができます。申し込み後に相手が承諾をした場合に、お見合いができるようになります。

初対面での長時間は疲れるため、約1時間から1時間半ほど、ホテルや落ち着いたカフェなどで会話をします。多くの相談所では、日程や出会うお店などは担当者を通して連絡を行います。

3:交際希望の連絡

お見合い終了後、翌日中には担当者へ仮交際を希望するかどうかの返事をします。お見合いから返事までの期間は短いですが、恋愛とは違い結婚相手を探すため、返事は早い方がより結婚に近づけることができます。

4:仮交際

仮交際はお互いを知る期間や、デートをして仲を深める期間になります。相手を知る理想としては1ヶ月に2〜3回会うことをおすすめします。

メールや電話も出来ますが、直接自由に会える期間のため、直接会う方が相手の性格をより知ることができます。また複数人と交際が可能で、相手を知ることや楽しい時間を共有できる期間になるでしょう。

5:交際終了

5:交際終了

仮交際を始めたが、デートをしていくうちに相手と性格などが合わずに、交際を終了したい時もあります。交際終了したい時は相談所の担当者に連絡をします。

直接本人には言わずに、担当者に伝えれば交際終了です。お断りの連絡を本人に言いづらい人には、嬉しいシステムでしょう。

6:真剣交際

デートしていく中で、真剣交際する相手を一人選びます。真剣交際とは、結婚を前提に本交際することです。恋人同士になるため、仮交際のような複数人交際はできません。

真剣交際は相手も承諾した場合に成立します。相手の気持ちもあるため、仮交際期間のデートは大事なポイントになります。

7:プロポーズ

真剣交際をしていけば、結婚に向けてのプロポーズをする時期がきます。結婚相談所でのプロポーズをする時期は一般的には恋愛結婚よりも早いです。

プロポーズはお見合いから3ヶ月以内を推奨します。人によってプロポーズをする時期は異なりますが、結婚相談所ではお互いの結婚への意識が元から高いため、短い期間でのプロポーズをおすすめしています。

8:成婚退会

8:成婚退会

成婚とは婚約のことを指します。プロポーズを受けて結婚への意思がお互い合致した状態が成婚となります。

成婚になれば、結婚相手を見つけたとして相談所は退会となります。退会後はお互い結婚に向けて準備をします。

お見合いから仮交際へ繋げよう!

お見合いをした相手ともう一度会いたいが、向こうが仮交際を拒否している場合もあります。お見合い後に仮交際に繋げるためには、もう一度会いたいと向こうにも思ってもらうことが大事です。

自分のことばかりではなく、相手を気遣うことがポイントです。相手が会話しやすくすることや、挨拶をしっかりとする、笑顔で話すなど、相手を思いやって行動することで相手からの印象も良くなります。

1回のお見合いでは、相手を深く知ることができません。仮交際で相手のことをよく知ることで、より自分に合った将来のパートナーを見つけるきっかけになります。

Written by KOIGAKU

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