女性にとって「好きになる男」がいるように、嫌になる男の言動というものもあります。そして、悲しいことに女性は見切りが早いですから、「この男はダメ!」と思ってしまうと、即座に恋人候補から外れてしまうのです。そのために、世の男性は女性から魅力的に感じてもらえるように、気を配らなくてはなりません。
今回は、女性が一瞬で嫌になる男の言動について紹介しますので、悩める男性陣はぜひ参考にしてみてくださいね。
最近は、「ジェンダー」という言葉がクローズアップされるようになりました。女性も男性も性別ではなく、お互いの人格を尊重しながら協力し合って生活するという考えは、すばらしいことです。
しかし、ジェンダーに関して過剰に反対、もしくは賛成する男性は女性にとって、「この人はナシ!」と判断する要因になってしまいます。
例えば、「女なんだから家事は絶対にしてくれなきゃ嫌だ」という言葉もそうですが、「女性も男性も平等だから、デートは必ず割り勘が当たり前」というような理屈っぽい態度の男性も、アウトオブ眼中になりやすいので注意しましょう。
有言実行な男性は、カッコ良く感じるものです。きちんと口で表明したことを、行動に移すことができれば、プライベートでも仕事でも尊重されることでしょう。
しかし、上手い言葉を並べたり、誠実な話しぶりをしたりしても、それらに重みがなく実行する気もない男性を見てしまうと、女性は落胆してしまいます。
確かに、最初のうちは口が上手い男性は、女性を虜にできるかもしれません。ただ、時が経つと化けの皮がはがれてしまいますし、いつまでも言ったことを実行してくれない男性に不信感を持ってしまうのは、当然の流れです。つまり、言葉にするからには、きちんとそれを形にすることが大切だと言えます。
「愛があれば、お金は関係ない」と思っている方もいるかもしれません。しかし、お金に関して問題がありすぎると、愛には亀裂が生じます。特に、女性は男性が金銭にルーズだと分かると、どんなに好きな相手だったとしても、熱が冷めてしまうことがめずらしくないのです。
金銭にルーズと言っても、色々なパターンがあります。例えば、一瞬にして嫌われがちなのが、デートの食事の会計の際に、「今手持ちがないから立て替えておいて。後で全額返すから」としょっちゅう繰り返すケース。
あるいは、自分の懐事情を何も考えず、自分の欲しいものを次々と買ったり、お金がなくなったら、平気で女性に借りようとするケースなども存在するでしょう。
お金がすべてではありませんが、女性にとって金銭的にルーズな男性と一緒にいても、満たされることが少ないということを覚えておきたいですね。
悪気はなくても、上記のような女性に嫌われる言動を取ってしまう男性もいることでしょう。ジェンダーに対する観念や有言実行への心構え、お金に対する考え方は一朝一夕で改善できるものではありません。
そのためには、常日頃から「自分はなぜこのような考え方に至ってしまうのか?」「どうすれば女性との関係を良好にできるのか?」と、自分を客観的に見つめなおす機会を持つことが重要です。
ジェンダーへの考え方は、自分の育った環境が大きく影響する場合が多いと言われています。そのため、どうしても急に考え方を変化させることは難しいでしょう。しかし、ジェンダーに関する知識に触れれば、新しい発見や気づきが生じることもおおいにあります。
人によっては、「男(女)は○○であるべき」という固定観念があるかもしれませんが、これからの時代は「性別」よりも「個人」に対しての視野を広くした方がスムーズに関係性が進みます。
好きな人を前にすると、男性は「良く見られたい」と思うものです。その考え自体は間違いではないですが、自分を必要以上に大きく見せると、後でそのギャップを埋めるのに大変になることも少なくありません。それゆえに、言葉と行動が一致しない結果が生じてしまうことも。
女性に「調子だけ良い人」と思われないためにも、口に出すのは自分が出来ることだけにしましょう。それを心がけ続けることで、誠実な男性だと女性に感じてもらえるはずですよ。
今の時代、お金がなくては物を買うことはできませんし、したいことを諦めなければならない場合もあります。確かに、お金で愛は買えませんが、2人でデートをしたり、将来結婚したいと考えるなら、2人の人生プランのためにお金は欠かせないものとなるでしょう。
いわば、お金は2人の生活を潤す潤滑油のようなものなのです。お金を上手に&計画的に使うことができれば、2人の関係性も良好にしてくれます。
だからこそ、平気で女性にお金を借りたり、後先を考えず散財する行動はしないようにしてくださいね。
Written by 久木田(くきた)みすづ