「仕事だから我慢しなくちゃ」「みんなに迷惑かけたくないから我慢しなくちゃ」そう言って我慢してばかりでいるとストレスがたまってしまいますよね……。あなたも気がつかないうちに我慢をしすぎてしまっているのかも……。今回は我慢しすぎな人の特徴と改善方法をご紹介します。
「相手の要求を拒んだら嫌われるのではないか……」そんな考えがあると自分が思っていることを伝えることができずに我慢してしまいます。
友達から「一緒に買い物に行こう!」と言われて「本当は休日一人でゆっくり本を読みたかったんだよな」と思っても「いいね!行こう!」と無理にあわせてストレスがたまってしまいます。
相手の意見と異なったとしても、相手との関係が悪くなるわけではありません。その程度で悪くなるのであればあなたにとっても良い関係と言えないでしょう。
恋人であれ友人であれ、良い関係というのはお互いが意見を言い合えて理解する気持ちがもてる関係です。
「これぐらいで弱音を吐くなんて情けない」「みんなだって辛いのに自分だけ辛いなんて言えない……」なんて思ってはいませんか?
我慢しすぎな人は、自分が辛いこと、悲しいこと、悩んでいることを中々周りに言うことができず一人でためこんでしまいます。
我慢しすぎな人は「自分には価値がないのではないか」と思っている人も多くいるでしょう。
彼氏が提案するデートに毎回「いいね!」と全て受け入れている人はいませんか?
もちろん本当にいいと思っているのではれば問題はないですが「私は海に行きたかったんだけど彼が山が好きだし今回も山でいいか……」なんて我慢して全て彼を優先するのは間違っています。
自分に価値がないと考える人は「私の意見より周りの意見を重要視するべきだ」と思い我慢をしすぎてしまう傾向があります。
一人ひとり色んな考えや意見があって、あなたの考えも大事だということを理解したほうが今後の関係もうまくいくでしょう。
我慢する人の中には「自分なんて……」と考える方が多いでしょう。
自分を卑下しているので、周りの意見ばかり優先して自分の意見を伝えることができません。
我慢しすぎる人は、周りのことを気に掛ける優しい人が多いのですが、その優しさを自分にも向けてみてください。
「自分が我慢すればいい」のではなくて「ストレスになるくらいなら自分の我慢をやめる」決断をしてみてほしいです。
世の中、あなたが何をしても「嫌いだ」と思う人もいます。ですが反対に、あなたが何をしても「好き」という人もいるのです。
嫌われることばかりに目をむけず「好きだ」「幸せだ」というポジティブな感情を大切にしてみてください。
「嫌われるのなんて当然だ」という気持ちでいれば楽になります。
実は筆者も「我慢しすぎ」なタイプでした。特に恋愛に対してが多く、自分が傷つくような恋もたくさん経験しました。
ですが、我慢を続けていると自分自身ストレスで疲れるだけではなく、周りにも悪影響を及ぼすことにも気がつきました。いつしか「私がこんなに我慢してるのだからあなたも我慢して当然でしょ」という考えになっていたのです。
ですがこの考えは間違っています。価値観や考え方、我慢の押し付けをして相手といい関係でいれるわけはありません。
自分の意見を押し殺し周りにあわせた経験が長ければ長いほど我慢が癖になってしまうものです。しかし、大事なのは自分を大切にし、相手も大切にすることなのだと私自身経験して感じます。
Written by KOIGAKU