恋愛にクールないわゆる草食系の男性が増える一方で「恋愛感情って何? よく分からない……」と悩んでいる女性たちも多くなってきています。自分の気持ちが自分自身でも見えないというのは、非常にもどかしく歯がゆいものですよね。
この記事では、恋愛感情が分からない人のために「好き」という気持ちは一体どういうものなのかを解説していきます。
恋愛感情を抱いた相手のことは、どんな些細なことでも知りたくなってしまうというのが人間の心理のひとつです。
「どこに住んでいるのかな?」
「今までどんな女性と付き合っていたんだろう?」
「誕生日はいつなんだろう?」
頭の中がその人のことでいっぱいになるくらいの疑問が次から次へと浮かんでくるとしたら、それはほぼ間違いなく恋愛感情でしょう。
しかしたくさんの疑問が浮かんでくるからといって、相手を質問攻めにする行為はもってのほかです。まるでストーカーみたいで怖がられてしまいます。うまくいくはずの恋愛もうまくいかなくなってしまいかねません。
相手が他の女性と親しげにしゃべっていたり、どこかに一緒に出かけたと聞いてしまったりしたら、あなたはどう感じますか?
羨ましさや嫉妬心が浮かんでくるとしたら、それはまず恋愛感情です。恋愛感情が分からない人でも、嫉妬心や悔しいという気持ちはおそらく分かるでしょう。
「このまま二人が付き合ってしまったら悲しいし、絶対にイヤだ!」と思えてしまうのは、あなたがその人のことを好きだからです。
自分の気持ちに素直になってみれば、自ずと恋愛感情がどういったものなのかが理解できてくるでしょう。
恋愛感情を抱いた相手とは、もっともっと親しくなりたいと思うのが女心です。そのためには二人きりで話したり、カフェでお茶をしたり、ご飯を食べに行ったりしたいと考えるはず。
これは恋愛をしたときにごく自然に感じる気持ちです。まったく好きでもない相手と、わざわざ二人きりになりたいとは誰も思いません。
恋愛感情が分からない人も「この人と二人きりで出かけたら楽しいだろうな」なんて思える相手ができたとしたら、自分の感情に素直になって、まずはお茶やランチにでも誘ってみてはいかがでしょうか。
恋愛感情を持った相手には「手や髪の毛に触れてみたい、自分のことも触ってほしい」などと感じるものです。これは決しておかしなことではないのですよ。
好きな人にはボディタッチをしたくなりますし、もしも相手に肩を軽く叩かれたり頭をポンポンなんてされたりした日には、舞い上がるような気持ちになってしまいます。
飲みの席などで隣に座ることができた際「なんだか腕や膝にちょっと触れてみたいな……」といった感情が湧いてきたならば、あなたはその相手に恋愛感情を抱いているのです。
全然好きでもない人や単なる知り合いの男性と、友達としてでもいいから将来にわたって付き合っていきたいなどという感情が湧くという女性はいません。あなたのその気持ちは、恋愛感情だと思って間違いないでしょう。
「そんなことない! ただの男友達として付き合っていきたいだけ」と反論があるかもしれませんが、男友達との将来像を思い描くということ自体、恋愛感情があるのだといえます。
お互いにおじさん、おばさんになっても、たとえおじいちゃん、おばあちゃんになったとしても、ずっと親しくし続けたいと思えるならば、恋愛感情というものがどういったものなのか少し分かってきませんか?
Written by 百花繚乱