ふと、寂しさを感じるときはありませんか?
一人で眠りにつくときに孤独になったり、誰かと一緒に過ごしているのに漠然とした不安感が湧いてきたり……。誰でも一度はこのような感情を抱いた経験があるでしょう。
この記事では、寂しい気持ちになる心理や原因を解説します。きっとあなたの寂しがり屋を克服する解決策が見つかるはずです。
心がぎゅっと苦しくなったり、急に人恋しくなったり……。寂しくなったとき、自分の本心が何を求めているかわからないですよね。
そもそも、寂しい気持ちの定義とは何なのでしょうか? 小学館・デジタル大辞泉によると以下のように記されています。
1. 心が満たされず、物足りない気持ちである
2. 仲間や相手になる人がいなくて心細い
なんだか、心にぽっかり穴が開いたような虚無感や、ひとりぼっちになったような感覚を総じて『寂しい』と表すのです。
では、どうして寂しい気持ちが湧いてくるのでしょうか?
失恋したり、友達と喧嘩をしたり、仲間に理解されなかったりなど、寂しくなる原因が明確であればまだしも、とくに思い当たる点がないのに寂しくなることもありますよね。
明確な原因があるならまだしも、「何かあったわけではないのに寂しくなる……」という方もいるでしょう。理由がないのに寂しい気持ちになる心理や原因は以下の通りです。
1. 精神的に不安定である
2. 肉体的に疲労を感じている
3. 食事や睡眠を十分にとれていない
4. 過去にトラウマがある
心と体は表裏一体といいますが、仕事が忙しく食事や休息がとれていない状態が続くと、肉体だけでなく精神的にも不調を感じてしまいます。心身ともに弱っているときは、普段よりも寂しい気持ちを抱きやすいでしょう。
また、過去のトラウマを乗り越えられず、ふとした瞬間にフラッシュバックして、寂しさを抱く人もいます。
いずれにせよ、寂しい気持ちに打ち勝つには、肉体的にも精神的にも健康な習慣を心がけてみましょう。
なにかと寂しさを感じてしまう人は、「もともとの性格が原因なんだ……」と思い込みがちですが、実はそうではありません。もともと寂しい気持ちを抱きやすかったけれど、それを克服した人も存在します。実は筆者もその一人です。
筆者の場合は、肉体的・精神的な疲労と、ショッキングな出来事が重なったことから寂しい気持ちを抱きやすい時期がありました。そんな筆者が寂しい気持ちを克服するために心がけたことは5つあります。
1. まずは体の疲れをとること
2. 寂しいと感じたら、歩いてみること
3. ショッキングな出来事・トラウマを受け入れる
4. 没頭できる趣味を見つける
5. 寂しい気持ちを具体的に書き出してみる
漠然と寂しさを感じても、どうして寂しいと感じるのか理由がわからないときは、なるべく今の気持ちを具体化して、紙に書き出していました。書き出すことで自分の心を整理できるからです。
また、書き出していると、自分が寂しくなる心理をパターン化できます。「自分がこういうときに寂しくなっているんだ」と把握できれば、あらかじめ辛く、悲しい気持ちに対応できるようになるのです。
寂しい気持ちになると、自分は弱い人間なんだと心が折れそうになりますが、そうではありません。誰しも寂しくなる瞬間はあるものです。
逆に寂しい気持ちになる人の心理を知っているあなたは、他人の寂しさも理解してあげることができるでしょう。
自分の寂しさの原因やパターンを把握したり、とことん感情を具体化することで、その漠然とした寂しさと上手に付き合っていく手段がわかるはずですよ!
Written by 焼肉ハナコ