「パーソナルスペース」とは、快適な人との距離や空間のことです。一般的に男性の方が、「パーソナルスペース」が広く必要とされています。
今回は、距離が近い女性を男性はどう思っているのかについて紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
「パーソナルスペース」とは、不快に感じない、自分と他人の距離や空間のことです。一般的には女性よりも男性の方が広く必要で、文化や民族、個人の性格によって差があるとされています。
つまり、男性の方が距離の取り方に敏感ともいえます。距離が近い女性を男性はどう思っているか、色々な角度で考えていきます。
一般的には、男性より女性の方がパーソナルスペースが狭く、他人が近づいてもOKな距離が近いといえます。
「この人は、人との距離の取り方が近い」と感じる女性について、どんな心理でそのような行動をするのでしょうか。ここでは、距離が近い女性の心理8つを取りあげます。
男性を、純粋に恋愛対象として見ている心理が考えられます。女性自身が認識しているか関係なく、その男性に恋愛感情を持っていると言える行動のひとつでしょう。
男性が自分をどう思っているのかを確かめたい、という心理が働きます。また、人間はスキンシップで愛情を感じる本能があるので、触れられるくらい近くにいたいという心理も無意識に働くでしょう。
女性にとって、興味がある相手に近づいてドキドキさせたいという心理が考えられます。自分が近くにいることで、自分と同じように相手がトキメクことを期待しているでしょう。
心臓がドキドキするのは脳内ホルモンのドーパミンが影響しています。ドーパミンは快楽を感じると放出されるホルモンで、恋愛にも大きく関わりがあります。
相手への好意に関係なく、単純に寂しがり屋で人がいないと不安な性格という可能性があります。
不安を和らげるために、人との距離を近くする傾向がある場合は、成長の段階で何かの理由があると考えられます。他にも、不安から起こす行動がみられるしょう。
相手に自分の存在を印象付けたいという心理が考えられます。恋愛だけとは言い切れませんが、相手に何らかの好意があり、自分をアピールする一つの手段としての行動といえます。
恋愛感情が関係している場合は、近くにいることで相手が自分を認識することを期待していると考えられます。仕事などで自分を相手に売り込み、達成したい目的がある場合も似たような行動をするでしょう。
ハッキリと相手への好意をわかっていて、他の女性と奪い合おうとしている心理が考えられます。もしも、自分の彼氏やパートナーがこのターゲットにされたら厄介でしょう。
友人の関係だったとしても、近い距離にいれば相手との信頼感をつくる可能性があります。恋愛のチャンスが巡ってくることを期待している行動といえるでしょう。
相手に近い距離をとっていること、相手がそれに気づいていることに自分では気付いていないことが考えられます。
社交的なタイプの女性は、特にパーソナルスペースが狭い傾向があります。男女問わず距離感をあまり意識しないため、常に近くなりがちです。
「自分に気があるのか」と思う前に、自分以外の人とどのような距離をとっているか観察してみましょう。
恋愛対象かどうかは関係なく、相手に対する信頼感があると女性は相手との距離が近くなると言えます。
例えば、信頼している同僚、友人に対しては信頼関係があるという安心感から警戒心をといて、自然と距離が近くなると考えられます。
ただの同僚や友人として見られていることに、落胆しないでも大丈夫でしょう。信頼関係があれば恋愛に発展する可能性も期待できるでしょう。
好きとまではいかないけれど、男性の言動に興味や関心があるという心理があるでしょう。
好きという気持ちは認識していないけど、人物に興味がある場合、観察したい、人柄を知りたいなどの気持ちから自然と近い距離に行ってしまうと考えられます。
近くから観察した結果どうなるかはわかりませんが、遠くからみているより好印象を受けた場合は好きになる可能性もあるでしょう。
距離が近い女性の行動にドキドキしたり戸惑ったりする男性が多いようですが、女性の本当の気持ちがわかると落ち着いて対応できるでしょう。
女性を観察して本音が見えるいくつかのポイントを確認することをおすすめします。ここでは、距離が近い女性の本音を見抜く方法を5つ取り上げます。
近い距離をとってくると感じる女性に、あなたから近づいてみましょう。
相手が距離を取った場合は、残念ながら女性が意識的に近づいてきている可能性は低いと考えられます。一方、相手が近い距離のまま離れる気配がない場合は、脈アリの可能性があります。
ただし、中には無意識に距離が近くなる人、常に人との距離が近い人がいますので決めつけないことをおすすめします。
距離が近いと感じている女性があなたのそばに来る時、何か目的をもっていないか観察してみましょう。
オフィスでの例をあげると、女性が頻繁に通るルートの中にたまたまあなたのデスクがあるだけということもあり得ます。通るついでに、隣に行って声を掛けている可能性も考えられます。
もしも、他に用件はなくあなたと話す目的のためだけに近づいているとしたら、好意があると期待できるでしょう。
女性があなたとの距離を近くとる上に、何となくボディタッチしてくる場合は脈アリの可能性が期待できるでしょう。
好きな人には本能的に「触れたいと」思うのが自然で、個人差はありますが男女問わず願望はあるでしょう。
しかし、あなただけでなく他の人にもボディタッチがある場合は、単にそういう癖がある人とも考えられます。
距離が近いと感じている女性と目が合ったとき、微笑んだり目をそらしてうつむいたりする反応があれば、あなたに好意がある可能性が高いでしょう。
また、女性と目が合った上で、さらに距離を縮め来た場合も期待して大丈夫でしょう。
一方、目が合っても無反応だったり目が合ったことに気付いていない場合には、残念ですが望みがうすいと言えます。
あなたといるときだけ距離が近い場合は、あなたに好意を持っている可能性が高いでしょう。
先にご紹介したように、一般的に男性より女性は「パーソナルスペース」が狭いので、男性ほど距離を意識していない場合も考えられます。
他の人とも距離が近くないか、自分だけにしていることなのか、客観的にその女性を観察することをおすすめします。
ここまでは男性側に立って、近い距離をとってくる女性の心理や行動にあらわれる本音などについて取り上げました。
次は女性が男性に近い距離を取った場合、男性はどう思うのか、どんなふうに感じているのかなど、距離が近い女性に対する男性の本音7つをご紹介します。
女性が好きな男性にアプローチする場合に参考になるでしょう。
自分との距離を近くとる女性は、自分に気があるのかと考える傾向があります。
「どうしていつも近くにいるのだろう」という興味からその女性のことが気になり始めて、好意にかわるという結果が出る場合もあるでしょう。
特に気にしていなかった女性がなんとなくいつも自分の近くにいることに気付くと、その女性の行動に興味をもつと考えられます。
「パーソナルスペース」が狭くてOKな男性は、女性が近い距離に来たとしても気にならないでしょう。
快適な自分と他人の距離、「パーソナルスペース」は育った環境により違います。一般的に、男性の「パーソナルスペース」は広さが必要とされていますが例外もあります。
そういうタイプの男性にアプローチする場合は、他の方法がいいでしょう。
距離が近い女性に不快に感じて離れて欲しいと思う男性の反応もあります。
例えば満員電車などが不快なように、あまり知らない女性のとの距離が近いと同じような反応になるでしょう。
男性は「パーソナルスペース」が広く必要なので、親しくない人が縄張りに侵入することを不快に思う傾向があります。
男性との距離を近くしてアプローチをする場合には、女性がどう思われているかリサーチすることをおすすめします。
明るく社交的な女性は「パーソナルスペース」が狭く、比較的人との距離が近いことが多いために、誰に対しても距離が近いという印象を与えがちです。
自信家の男性は例外ですが、多くの男性は「自分だけじゃない、みんなにやっていること」などと疑うような反応をするでしょう。
誰とでも近い距離で接する傾向がある人は、気になる男性との距離を近くしても好意が伝わらない可能性があると言えます。
男性の場合、距離が近い女性はノリが軽い、軽薄な女性だと思う可能性があります。
男性は、女性より「パーソナルスペース」が広く必要なために、男女が近い距離をとるのは親密な関係だと考える傾向があります。
つまり、誰とでも親密な関係になる女性は、恋愛にも奔放で軽薄で信用できないと考えるでしょう。
多数派でありませんが、男性の中には男女の距離が近いと複雑な受け取り方をする人がいることを理解しましょう。
女性と自分の距離が近いと、その女性に気がなくてもドキドキしてしまうようです。
特に若い男性には多い傾向ですが、好きと言われたとたん今まで何とも思っていなかった女性が可愛く見えたり、好きではないけどとりあえず付き合ってみるなどの行動も、このドキドキと同じような反応でしょう。
それが男性的な感覚で、魅力なのでしょう。嫌いな女性でなければOKという受け入れの幅が広いという特徴もあります。
女性と自分の距離が近いことを、男性が嬉しいと思うことはとてもストレートな反応でしょう。
照れ屋で自分から行動するのが苦手な男性の場合、女性の積極的な行動を期待している人もいるでしょう。
女性から距離を近く取られた時、一目見てわかるような喜び方をしていなくても心の中では喜んでいることもあるでしょう。
女性から男性との距離を近くする場合は、男性の反応を注意深く観察することをおすすめします。
男性との距離が近い女性の本音はどうでしょうか。
まず、恋愛に関係なく近づいて話すことが良いと思って誰にでも心掛けてやっていることが考えられます。
「パーソナルスペース」が狭いタイプとも言えます。他には、恋愛対象の相手に自分の存在をアピールしたい、意識して欲しいなどの気持ちから行動している場合もあるでしょう。
少数派ですが、人と近い距離でいないと寂しくて不安になる性格ということも考えられます。
「パーソナルスペース」の違いから、男性は人との距離に敏感で、自分に近い距離をとる女性に気付きやすく、その行動が気になりがちです。
一方、女性の「パーソナルスペース」は男性より狭いので、恋愛などの特別な理由が無くても近い距離をとりやすい傾向があります。
そのような行動をとる女性の無意識の心理や本音を理解した上で、むやみに振り回されないよう本音を見抜く力をつけることをおすすめします。
Written by ひとみしょう