別れたいのに別れてくれない彼氏にお困りではありませんか。この記事では別れてくれない彼氏の特徴や円満に別れる手順、別れ話をする際のコツや注意点を解説しています。愛情が冷めた彼氏との関係を終わらせたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
「彼氏が別れてくれないので次の恋もできない」
「恋人が別れてくれないので対処法を知りたい」
「元カレが別れてからも連絡してきて、家に来るのが怖い……」
もう気持ちが冷めているのに別れてくれない彼氏に困ったり、相手がストーカーになったりした経験がある人もいるのではないでしょうか。上手く別れられずにダラダラと関係が続いてしまっては、将来にも少なからず影響が出てしまいかねません。
この記事では、別れてくれない彼氏が考えていることや円満な別れ方のコツ、上手な縁の切り方、別れ話の注意点などをまとめました。
別れ話から逃げ回る相手や依存されている相手にも、きちんと対処することでスッパリときれいに別れられるでしょう。別れてくれない彼氏と別れる方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
別れてくれない彼氏の特徴。それは「別れてくれない」というただ一つだけ。例えば、別れ話を切り出しても生返事で返すだけであったり。
あるいは、別れ話の雰囲気を敏感に察知して、すぐに席を立ってどこかへ行ってしまったり、もしくは「ちょっとそういう話ができる気分じゃない」って感じでどこか逃げてしまったり。
確実に一つ言えるとすれば、その彼氏は「別れ話を切り出される」ことを理解しているということ。その上で別れ話を保留にするのでタチが悪いのは間違いなし。
もう恋人に愛想を尽かされていると知りながらなかなか別れてくれない彼氏は、一体どのようなことを考えているのでしょうか。
相手の気持ちや心理状態を知ることで、上手く別れ話に持っていける可能性が高まります。ここからは、執着している彼氏が考えている、主な3つの別れたくない理由や心理状態を解説していきます。
別れ話をしているのに話題をそらしたり、こちらの話をまともに聞いてくれない場合、相手は「とりあえず恋人をキープしておきたい」といった心理状態の可能性があります。
自分の見栄や欲求を優先する考えであるため、キープされる側には大変失礼な状況といえるでしょう。こちらの話を真面目に聞かず、目先のモノや楽しさでごまかそうとする相手なら、スッパリと別れる方が賢明です。
交際期間が長かったり将来の話をしてたりしている相手であれば、一方的に将来を共にする意思が固まっている可能性もあります。愛情が深ければ深いほど、どんな理由であれ「納得したくない」といった心理に陥りやすくなるでしょう。
また、彼女側の別れの理由に対して、価値観の違いなどから共感できず、納得できていないケースもあります。
生活環境が変わってしまうことに不安を感じて、別れることを拒否する男性もいるでしょう。
特に、同棲していると、家事の分担や生活費などの細かいことから自宅での過ごし方まで大きく変化してしまいます。相手への依存心が強ければ強いほど、自分の生活が変わることが臆病になってしまうでしょう。
別れたいのに別れてくれない彼氏との縁を円満に切るには、別れ話を始める前から入念に準備しておく必要があります。
別れ話をこじらせてしまうと後々にまで引きずる可能性もあり、場合によってはさまざまなトラブルを引き起こすきっかけになりかねません。別れた後の彼氏の心理状態を落ち着かせるためにも、ここから解説する6つのステップを踏んでいきましょう。
まずは、別れる心構えを作るために、別れる準備を始めましょう。具体的には、会う頻度やメール、ラインのやり取りを減らしていくことです。同棲している場合は、距離を置くために、同居を解消しておく方がよいでしょう。
突然音信不通になると相手に心配をかけてしまうため、「仕事が忙しい」などの理由を伝えて距離を置きます。気持ちが冷めていることが相手にも伝われば、別れの予感を察してくれる可能性もあるでしょう。お互いに納得して別れるには、1人で考える時間も必要です。
別れ話をする時は、お互いに感情的にならずに済むよう、適した場所や時間を選びましょう。人が多いランチタイムのカフェやレストラン、人通りのある静かすぎない日中の公園などが適しています。
自宅や相手の家、また夜間に人が少ないところは話しやすくもありますが、別れを切り出して相手が怒ってしまったり、話がこじれてしまったりした時の対処が大変です。
周囲にある程度人がいる場所や時間帯を選ぶことで、自分も落ち着いて話ができ、相手も冷静に話を聞いてくれるでしょう。
別れ話をする際には雑談や他の話題を出さずに、別れ話にのみ集中しましょう。まずは、「別れたい」とハッキリ伝えることが大事です。
相手に気を遣って言葉を選んだり、遠回しに別れたい理由から話し始めたりすると、相手に会話の主導権を取られて言いくるめられてしまう可能性があります。また、相手を傷つけないように話題を変えてしまうと、別れ話が中途半端になりかねません。
「別れたい」という結論から伝え、相手に期待を持たせる隙を与えないようにしましょう。
男性には、別れたい理由を論理的に明確に伝えることが大切です。理由もなく「別れたい」と聞かされても、納得のできない男性が多いでしょう。
別れたいと伝えた後は、なぜ別れたいのか、別れてどうしたいのかを伝えます。「嫌いになった」場合には、納得してもらえるよう何が原因で嫌いになったのかもあわせて伝えた方が、相手も未練なく別れやすくなるでしょう。
すでに恋人関係が破綻しているのに、すがりついてくるような依存度が高い相手には、なぜそこまでして別れたくないと思っているのか、本人に気付かせるように話してみましょう。
寂しさから彼女をキープしておきたいだけであったり、面倒を見てくれる相手が欲しいだけだったりする可能性もあります。過剰な束縛をしてくるのであれば、彼女を支配したがるタイプということもあるでしょう。
このように、依存体質や束縛するタイプの相手には、別れたくないからといってすがりつくのは自分勝手であることを理解してもらいましょう。
今後も友達関係を続けたい相手であれば、ポジティブに友達として今後の人生を応援していることを伝えるのもおすすめです。別れ際に感謝の言葉を伝え、友達として向かい合う心構えができれば、自分自身も精神的に自立することができます。
ただし、復縁を匂わすような態度や発言は避けた方が賢明です。別れたのには相性が合わないなどの理由があるため、上手くいく可能性は低いでしょう。それに、自分と向き合ってくれた相手に対しても自分勝手で失礼にあたります。
とりあえず別れを切り出す前にやっておくこと。それが「明確な別れの理由」を作っておくことです。なんとなくの理由で別れてしまえば、やはりスッキリとした気持ちで別れられないわけで、後々「元彼に会いたいな」なんて事態になることだってあり得ます。
そもそも、気持ちの整理をして別れを切り出すのは、どんなカップルでも必要なこと。また、しっかりと「好きじゃない」と言うことで、その「別れてくれない彼氏」も彼女のことを依存対象として見れなくする効果もあるわけです。
きっちりと別れを切り出したとしても別れてくれないのであれば、もうこっちから消えるしかありません。
連絡の頻度を徐々に減らしていくとか、デートで「ここ恋人同士で行くとこ?」みたいな場所に行くとか、だんだんと「恋人とらしさ」と潰していくのです。ゆくゆくは他人くらいまで親密度を下げてゆき、そのまま自然消滅に持ち込むのです。
と言いつつも、自然消滅を狙うのはちょっと詰めが甘いのも確か。別れてくれない彼氏に優しすぎるとも言えます。もし自然消滅を狙っているにも関わらず彼氏から連絡がくるのなら、今度は徹底的に「無視」を貫いていきましょう。
その彼氏に半端に対応してしまえば「この人は俺の話を聞いてくれる」と認識されてしまうわけで、特に依存彼氏は更に勘違いします。だからこそ「もう、お前と話す気はない」という気持ちを態度や行動で示す必要があるのです。
第三者に介入してもらうメリット。それは彼氏を冷静にさせる効果がある、ということ。別れてくれない彼氏も男ですから、やはりそこにはプライドのようなものがあるわけで、第三者の介入によって下手を打てなくなってしまうのです。
家でゴロゴロしている夫であっても、妻と外に出て人と話せばなぜか良い夫を演じようとする、みたいな感じですね。第三者がいればこそ、別れてくれない彼氏も良い彼氏を演じようとして、別れ話を進めやすいというわけです。
別れてくれない彼氏と別れることに大成功。そんな天国な気持ちから真っ逆さま。まさかの彼氏がストーカー化。もうこうなってはどうしようもありません。早急に警察へ相談しましょう。できれば実害があることを証明できる証拠を集めてからがオススメ。
別れ話はどうしてもお互いに感情的になりやすいため、慎重に言葉を選び、できるだけ冷静に話すよう意識する必要があります。ここからは、別れ際をこじらせないための5つの注意点を紹介していきます。
できるかぎり穏やかに別れ話を進め、交際相手を怒らせないように注意しましょう。相手が感情的になってしまった時には、一旦落ち着いてもらうために相手の言い分を聞くようにします。
相手が黙り込んでしまい話が続かないようであれば、一旦話を切り上げてその場を離れましょう。相手が逃げてしまった場合は、こちらから無理に追ったり、再度直接会って話す必要はありません。
感情的な言い合いになって相手を怒らせたり、何度も話し合って話が平行線になってしまわないよう、終始穏やかな態度で、「別れる」という意志だけは変わらないことを冷静に伝えましょう。
別れる原因が相手の浮気やモラハラだったとしても、責任を押し付けて一方的に話を進めないようにしましょう。
相手への不満を一方的に話してしまっては、相手の自尊心を無駄に傷つけたり、怒らせてしまったりして別れ話をこじらせてしまいかねません。
あくまでも別れたいと気持ちが変化したのは自分の問題であるため、相手の言い分を聞いた上で、自分の心変わりが別れのきっかけであると伝えましょう。
相手をストーカーにさせないように意識した別れ方を心がけましょう。
別れる直前まで普段通りに接していると、急に別れを告げられた相手が納得できずストーカーになる可能性があります。
別れると決めたら距離を置き、相手と会話する時やラインのメッセージは短めにして、相手への愛情が冷めていること別れ話の際には理由をはっきりと伝え、別れを気付かせてください。
後は、相手からの着信やメッセージには反応せず、不要な気遣いをしないようにしましょう。期待させるような素振りを見せてしまうと、相手が未練を残して執着してしまいかねません。
別れ話をする時は自分をよく見せようとせず、「自分のせいで別れる」という風に話すとよいでしょう。
束縛の強い相手なら「愛情が強すぎて答えられない」、相手が浮気をしたのなら「私に魅力が足りなかった」といった具合に、自分に落ち度があったというスタンスで話せば、相手を無駄に傷つけずに済みます。
すでに好きな人がいる場合も、正直に話した方がよいですが、プライドの高い相手や依存気味の相手の場合は、説得できない可能性もあります。この場合は、「自分の気持ちが冷めたので、関係を続けられない」という風に話しましょう。
別れてくれない彼氏。そんな彼氏を見ていると、ついつい「別れるのが悪い」と思うかもしれません。
ですがそんな考えを持ってしまうと、別れてくれない彼氏はあなたの思考を嗅ぎ取り離れようとしなくなるのは確実。別れるなら心を鬼にして、バッサリいきましょう。
同棲中の彼氏と別れたい場合は、住居の問題などがあるため、別れ話のタイミングに注意しましょう。
自分が出ていく場合であれば引っ越し先を先に用意する必要があるため、ある程度お金を工面しておかなければなりません。相手が出ていく場合は、引っ越すまでの準備期間も生活を共にする必要があります。
同棲中に別れるとなると、別れ話をした後に住居や家具・家電をどうするのか、引っ越しまで一緒に住むのかを話し合うことになり、多くのエネルギーを使うことになるでしょう。そのため、できれば別れ話をする前に、同棲を解消しておくことをおすすめします。
今回は、円満に別れるためのステップや別れ話の際の注意点を解説してきました。
なかなか別れてくれない彼氏と円満に別れるには、別れを決意した時点から入念に準備し、揺るがない意志を持って別れを伝えることが重要です。もし、今の彼氏との別れを決意しているなら、メール一つで済まさずに、気持ちを強く持って向き合ってみましょう。
Written by センチネル