最近、意識高い系の人って多いですよね。
ビジネス用語をわざわざカタカナにしてドヤ顔で使ってる人を見ると、ちょっと笑えてしまうものです。
そんな意識高い系の人が使いがちなワードって、どんなものがあるのでしょうか? 今回はそんな、意識高い系ワードについて考察してみようと思います。
ここ最近使われるようになった意識高い系のワードのひとつが「インフルエンサー」です。
インフルエンザか? と思ってしまいますが、これは「周りに及ぼす影響力の高い人」のことを指しています。だったら、そう言えばいいのに……って思ってしまいます。
最近では、主にSNSなどでフォロワー数が非常に多く、発信力のある人のことをこう呼びます。
意識高い系の人の中には、インフルエンサー自体を目指している人も少なくありません。でもそういう人に限って、投稿も話もたいして面白くないので、なかなかフォロワーが増えることはありません。
意識高い系の人がしばしば口にするワード、それは「アグリー」。
これは英語でそのまま「賛成です」「同意します」という意味です。意識高い系の人は、会話にさり気なく英語のワードを挟んできます。
英語が堪能だということを自慢したいのでしょうか? 日本語で言えばいいんじゃないでしょうか?
でも意識高い系なので、周りにアピールするかのように、日本人同士なのにわざわざ英語で会話したりもします。はっきり言って、周りの人はかっこいいと思うどころかドン引きです。
意識高い系の人は、周りに引かれていることなど、まったく気づかないというところも大きな特徴ですよね。
「アジェンダ」も意識高い系の人がよく使うワードのひとつです。
これは「予定」や「議題」という意味になります。
「今週末のアジェンダって、もう決まってるの?」なんて言われてデートにでも誘われたら、思わずこちらのほうが恥ずかしくなってしまいます。
意識高い系の人とデートしても面白くはないし腹が立つことも多いので、もちろん断りましょう。「うん、もうアジェンダが入ってる~」とでも言ってあげて、意識高い系ワードで撃退すると楽しいですね。
意識高い系の人が好んで使うワード、それは「ウィンウィン」。これは取引をする双方に利益がある状態のことをいいます。
意識高い系の人がよく「俺たちウィンウィンの関係だよな!」なんて、馴れ馴れしくも言ってきたりしますね。
「俺たち対等な関係だよな」だとしたら気にならないのに、本当に意識高い系の人ってカタカナのワードが好きですよね。
相手をするのも面倒くさいので、はいはいと適当に流しておくのが無難でしょう。
意識高い系の人は、しばしば「あの取引先のコンセンサスは取れた?」なんてわけのわからないことを言ってきます。
これは「合意」とか「賛成」という意味になります。じゃあ、日本語でそう言え! って思ってしまいます。
「アグリー」と似てはいますが、ちょっと違います。意識高い系の人は、第三者からの賛成が「コンセンサス」、自分が賛成する場合は「アグリー」を使い分けているようです。
本当に面倒くさい、意識高い系のワード。
そんなワードを耳にした時は、冷たい目でスルーをするのが一番ですよ。
Written by 百花繚乱