夏の時期は紫外線から、頭痛で気分も塞ぎこみがちになります。
周りの人に迷惑を掛けちゃいけないと思えば思うほど頭痛が悪化します。
仕事を休むと、上司から「サボっている」と言われるため、なかなか休めません。
頻繁に体調が悪い場合、どういうことに気をつけて言えば、上司や周りの人にきちんと伝わるのでしょうか?
(27歳/男性/SE)
ご質問誠に有難う御座います。
まず「休むのは労働者の権利だ!」ということについては話を致しません。そのような点に関して激怒をする方もいらっしゃることでしょうが、それが出来るならばご質問者様は私にご質問を送ってくるはずがないのです。
さらに言えば「きちんと伝わる」ということには何の価値もありません。きちんと伝われば休めるのであればご質問者様は苦労をしているはずがないのです。というより、恐らく上司様の目線で見れば「きちんと伝わった上で、ご質問者様を休ませる気がない」というのが正しいでしょう。
酷なことを言いますが、上司様の目線で考えてご質問者様を休ませることに一体何の得があるのでしょうか?
大変失礼なお話をさせて頂かなくてなりませんが、私のご質問者様に対しての印象は「幼い子供」で御座います。相手が察してくれれば、自分を救ってもらえると信じている幼い子供。「ママ~あのオモチャ買って~!」と駄々を捏ねる子供と何も変わりません。
世間はご質問者様の「お願い」など聞かないのです。
どうしてか不思議でしょうか?
簡単で御座います。
人のお願いなど聞く理由がないからです。
私がご質問者様のことを幼いと感じたのは「交渉」と「お願い」の違いを理解していないからで御座います。
今のご質問者様が行っているのはただの「お願い」でしょう。
「体調が悪いから休ませて欲しい」
「体調を察して欲しい」
「サボっていると言わないで欲しい」
これらは全てお願いで御座います。
もちろん稀に「お願い」が通用することも御座いますが、基本的には通用しないと思っておいた方が良いでしょう。通用したらラッキー、通用しなくて当然、と考えて置いたほうが人生は無難で御座います。
それでは「お願い」と「交渉」は一体何が違うのでしょうか。
これは非常に簡単で御座います。
「〇〇して欲しい」がお願い
「〇〇して欲しい。さもなくば~」が交渉で御座います。
ご質問者様を休ませない場合、企業や上司には一体何の損があるのでしょうか?
逆にご質問者様を休ませた場合、企業や上司には一体何の得があるのでしょうか?
何もないなら、絶対に上司は休ませません。
ご質問者様は「察して欲しい」などとぬるいことを言っていられる立場ではないのです。
休みたいのであれば、休みを奪い取るために上司を脅さなくはなりません。
「法律を守るべきだ!」という意見もあることでしょう。
その通り。
「法律を守らなければ、法的な制裁を食らわせる」ということを「脅し」というのです。
得てして上司という生き物は、部下が思っているよりは賢い生き物で御座います。
部下から「賢い」と思われている上司は「超絶賢い」
「普通」と思われている上司は「賢い」
「馬鹿」と思われている上司は「普通」か「超絶賢い」
「大馬鹿」と思われている上司は「馬鹿」か「超絶賢い」
ご質問者様の上司がどんな方なのかは分かりませんが、ご質問者様が思っているよりは賢い人であると考えたほうが良いでしょう。そしてそんな上司は「法律」くらい知っているものなのです。
そんな上司に「法律を守れ!」と言っても意味がありません。彼らは法律を理解した上で法律を破っているのです。それではご質問者様は「さもなくば」どうしますか?上司はご質問者様に何をされたら嬉しいのか、何をされたら嫌なのか。
「そんなものはない……」と仰るかも知れませんが、それは違います。もしも嬉しいことも嫌なこともないのなら、会社はご質問者様に給料など払いません。
何かが、あるのです。
無意識に会社と上司を脅している。だから給料が貰えているのです。
最後に1つだけご質問者様を勇気づける言葉をお送りさせて頂ければ幸いです。
ご質問者様は人から嫌われるのが嫌な御様子。そんな優しい気持ちから上司から「サボっている」と思われたくないことでしょう。
安心して下さい。
多分、上司はあなたのことが嫌いです。この手のタイプの上司が「休みたい」などと抜かす人間のことを好きなはずがないではありませんか。
Written by ラブホスタッフ 上野