よく「男性の胃袋をつかめ」なんて言いますよね。昔は男性が仕事をして、女性は家庭に入ることが当たり前だったので、こうした謂れが浸透していたのでしょう。
でも、「料理は女性がするものという固定概念はイヤ」という女性もいるでしょう。改めて胃袋をつかむことって、どういうことを指すのか……。
今回は恋愛、結婚したい女性が視野に入れたいこととして、本テーマを考えてみました。
料理をした方が外食やコンビニ弁当で済ませるよりも、健康にいいのは言うまでもありませんね。外食ばかりではお金もかかります。
それこそ結婚後、彼とひとつ屋根の下で暮らすことになった時に、相手の健康を考えるのであれば、料理ができた方が妻として、家族として、相手を支えることができると思います。
自炊を全くしない男性なら、彼女が手料理を作ってくれることで、かなり大助かりでしょう。もしかしたら、相手の健康面での心配もクリアにできるかもしれませんね。
実家で暮らしていると、親の愛情は料理から感じることが多いのでは? 料理というのは、各家庭の味が色濃く出るものです。
それこそお味噌汁の味とか、具材とか切り方とか――。人の家の料理を食べると自分の家庭の味に慣れている分、自分の家庭に居場所を感じていることが、改めて実感できると思います。
というのも、料理には相手の愛情や家庭としての温かみを感じられるメリットもありますよね。初めのうちは料理がヘタでも全然かまわないと思います。
親御さんや料理が得意な友達に習いながら、レパートリーが増やせられるといいのでは? 家庭的な料理が作れることで男性は帰る居場所を感じられ、あなたに一層の安心感を抱くようになるでしょう。
最近は自炊をする男性も増えてきているので、昔ほど料理ができる女性に魅力を感じる男性は減ってきているかもしれません。でも、男性も同じように料理をするのなら、料理を通じて共通の話題ができるはず。
それこそ、食べ物の趣味が合う人とは、相性がいいなんて言い方がされるくらいです。一緒にスーパーで買い物をしながら、料理の相談もできるのでは。はたまた、一緒に料理をすることで、何気なく二人の関係が深まるなんてことも期待できるかもしれませんね。
「胃袋を掴む=料理ができる」と考えるのであれば、こんな風な解釈もできるかもしれません。
食べ物にそれほど興味のない男性もいると思います。女性の中にもいるでしょうか。そうした男女にとって、料理をすることはあまり興味を抱きづらいでしょう。でも、どんなに食べ物に興味がない男女にとっても、好きな食べ物というのは何かしらあると思います。
例えば、甘いものが好きとか、茶碗蒸しが好きとか――。というのも、仕事で辛いことがあったり、プライベートで落ち込んでいると、好きな食べ物を食べることで元気になることってないでしょうか? とりあえずご飯を食べることで、物事が前向きに考えられることってあると思います。
好きな人の体だけではなく、メンタル面でサポートをしてあげられるかどうかは、やはり料理の腕があった方が役立てそう。相手の好みの食べ物を作れることで、相手の胃袋だけではなく、気持ちも満たすことができるのでは?
いかがでしたか? 料理と一口に言っても、その魅力は私たちが思っているよりも大きく、広いものと改めて分かるのでは。
ぜひ、好きな人をサポートできる女性になれるよう、彼の胃袋をつかむことについて考えてみては?
Written by 柚木深つばさ