嫁が好きな夫を持つということがどういうことなのか、そんな夫の特徴やそんな結婚生活のメリットをみていきます。理想の結婚生活につながることが多い中、好きすぎすると危険になりかねないこともあります。理想的な結婚生活を実現する方法を考えていきましょう。
近年、芸能人の離婚や恐妻家であるという話題が注目を集める一方で、嫁が大好きすぎて困っっているというブログやSNSの書き込みも多数見受けられます。嫁が大好きな夫を持つということは、とても羨ましいような、にわかに信じがたいような現象ですが、実際にありえます。
嫁が大好きな夫とはどんな特徴があるのか、嫁が大好きだとどんなメリットがあるのか、同時にどんなデメリットがあるのかについて考えていきましょう。
嫁が大好きな夫は一般的には愛妻家といういいイメージを持たれていますが、実際どんな特徴があるのでしょうか。
愛妻家と嫁が大好きな夫は重なる部分もあります。ここでは、嫁が大好きな夫の特徴を9つ挙げ、順番に見ていきましょう。
嫁が大好きな夫は嫁と一緒に過ごせることが幸せなので、一緒にいる間は笑顔が絶えないという人が多いです。
気持ちは伝染するので、夫がいつも笑顔でいてくれることで、妻も自然と笑顔でいることが多くなります。奥さんが機嫌がよくて笑顔だと、夫の幸福感や奥さんが好きな気持ちもさらに増すといういい流れが出来上がって、笑顔の絶えない家庭となるでしょう。
嫁が大好きな夫にとって、一番大切なのは嫁や家族です。そのため、仕事はできるだけ定時に上がり、残業も必要最低限しかしません。
仕事は「収入を得る手段」であり、家庭が優先です。付き合いの飲み会の誘いも基本的には断り、家に帰れば家族との時間を大切にします。
このように、嫁が大好きな夫はオンとオフの切り替えがハッキリしていて、切り替えが早いのが特徴です。
愛妻家は、「お互いに思いやれる行動ができる関係でいたい」などの理想の結婚像を持っていることが多いのですが、嫁が大好きな夫もそうです。理想の結婚像をきちんと持っているので、それを目指して気遣いを当たり前に続けていくことをよしとします。
夫が嫁を気遣えば大抵は返ってくるので、お互いに思いやりのある行動ができる理想的な関係が叶うでしょう。
嫁が大好きな夫は家庭を中心に物事を考えるので、子供にも愛情を注ぎ、子煩悩になることが多いのが特徴です。
子供ができると嫁の関心が子供にいってしまうことも多いのですが、夫が子煩悩で子育てに関わってくれると、夫に対する関心も復活します。産後の子育てが不安になる時期も乗り越えられるでしょう。家族が増えても理想的な関係性が保たれていきます。
彼女の誕生日やクリスマスにとびきりおしゃれなレストランを予約するなど、嫁が大好きな夫は妻を驚かせて喜ばせるのが大好きです。
サプライズを毎回考えるのは大変ですが、愛情から労力をいとわず、時には記念日でなくてもサプライズをしてくれる夫もいます。日常に幸せな驚きがあることは幸せにつながるでしょう。
嫁が大好きという一途な男性は、決めた女性以外は全く意識していません。そのため、職場で女性を意識したり、周りに格好良く見せようとしないことで、純粋に仕事に打ちこむことができるのです。気付いたら「仕事ができる男」になっていたということも珍しくありません。
家庭も円満で仕事もできるので、さらに家族のことを考える余裕もできるといういいサイクルになっています。
嫁が大好きな夫は嫁に甘えていると思われがちですが、自分を好きでないと人は愛せないので、自己評価もきちんとできています。不特定多数の人からの評価を気にすることなく、嫁という一番大好きな人との関係がうまくいくことを最優先するのです。
精神的に自立できているからこそ、自分がずっと好きでらいれるような嫁と結婚して、ずっと大切にできるといえます。
嫁が大好きな夫はもともと優しい性格であるということが多いです。優しい性格の人は欠点を責めるというよりも、いいところに注目し、欠点は誰にでもあるというような考えを持っています。
そのため、生活しているとつい欠点を批判してしまいがちですが、きちんといい所を評価してくれる優しさがあるため、嫁のことがずっと大好きでいられるということにもつながります。
嫁が大好きな夫は、大好きだから嫁の気持ちを考える癖がついている為、自然とレディーファーストの行動がとれています。
例えば、重い荷物は大変だと気付いて持ってくれたり、少しでも負担が減るようにとドアを開けて先に通してくれたりもします。家族といる時に普通にやっていることは他の場所でも出るので、周りの人から紳士的な人と思われるようになり、自然と評判が上がるでしょう。
妻が大好きな夫は妻を大切に出来る素敵な夫なので、結婚生活で感じる幸せやメリットが多いでしょう。妻が大好きな夫をもつメリットは、具体的にどんなものがあるのか、順番に9つ紹介します。
嫁が大好きな旦那は、普段から嫁からの評価を上げようとアピールするため、家事にも積極的に参加してくれる人が多いのが特徴です。
嫁が大変そうなときは「手伝おうか」と声をかけるタイプの人もいて、いくつかの家事を分担制で常に担当しているという夫もいるでしょう。
しかし、性別によって気になるポイントが違い、夫の家事は雑と感じてしまう嫁も多くいます。夫の努力を認めることも大切です。
嫁が大好きな夫は、休日の買い物にも車を出すなどをして同行してくれます。同行してくれるだけでなく、買った荷物が増えると重いものを荷物持つのは大変だからと、当然のように荷物を持ってくれるでしょう。
スーパーの買い出しで食材を買ったときなどは本当に助かり、何よりもさりげない気配りが嫁の夫に対する愛情を保ちます。
嫁にとっては、義父・義母すなわち舅・姑からどう思われているか、評判が悪くないという点は気になるポイントです。しかし、嫁が大好きという夫を持っていれば、その点はかなり大丈夫なことが多い傾向があります。
夫は両親の前でも嫁が好きだと話しますし、両親に嫁の好きなポイントを話すこともあり、嫁の評価が上がっていきます。
母親は複雑な思いもあるかもしれませんが、夫婦仲が悪いと心配ですが、息子が嫁のことが大好きならひとまず安心し、「いい嫁が来てくれた」と嫁の評判は良くなるでしょう。一度こじれると難しく、信頼を得るのが難しい姑といい関係を築くことができます。
愛妻家の夫は妻の日ごろの苦労をねぎらうことも忘れないので、記念日のサプライズとは別に、日常の疲れを癒せるような旅行を計画して連れていってくれる人も少なくありません。
非日常の場所で、変わらず気遣いがあってレディーファーストな夫がいれば、また日常を頑張ろうと気持ちを新たにすることが出来ます。
嫁が大好きな夫は、嫁に自分の愛をどこまで示せるかという事を大切にするので、その絶好のチャンスである、誕生日やクリスマスなどのイベントには欠かさず自分の愛を示します。
妻は子供などいると忙しくて忘れてしまいがちですが、夫が覚えていてくれて、毎回きちんとお祝いしてくれると嬉しいものなので、夫がいい人だと再確認するきっかけになります。
出産の後の子供が小さい時は、妻は精神的、肉体的にとても疲れています。そんな時期に、夫が自分も仕事で疲れていても妻を休ませ、妻を気遣うことが出来ると、妻は本当に嬉しいものです。
女性と男性は体力が違うことを理解して、体調を気遣ってくれることはとても大きなポイントになります。
嫁が好きな夫は、普段からちょっとした嫁の言動に対して、「ありがとう」と感謝の気持ちを口にしてくれる傾向があります。
また、同僚や友人のとの飲み会の席で「うちの嫁こういう感じだから大好き」ということを話題にして、それに対して「奥さん凄い、羨ましい」などとの反響があります。
帰宅後、飲み会の報告がてら、奥さんに「感謝している」と更なる気持ちを伝えてくれます。このような日常の積み重ねで、感謝の気持ちが増していくでしょう。
愛妻家の夫は会話を大事にし、きちんと目を合わせて会話するようにしています。直接目を見て話をすることで、お互いの本音をきちんと理解しようと考えているのです。
そうすることで、何か問題が起きても夫婦で協力して解決することにつながり、夫婦である実感はどんどん増していきます。
どんなに疲れていても、短い時間でも、毎日言葉を交わすようにしていくことで夫婦の実感や理想的な関係は保たれます。
嫁を大好きで居てくれる夫は、大好きな嫁が辛そうだと自分も辛く感じ、笑顔でいて欲しいと日々思っているので、当たり前のように嫁を大切にするでしょう。
嫁の様子がおかしい時はきちんと気付いて話を聞き、悩みを一緒に解決してくれようとします。嫁や家族が優先なので、常に大切にされてる事を嫁は感じ、嫁も夫を大切にするという関係性が続いていくのです。
素敵な特徴をたくさん持ち、結婚生活にたくさんメリットをもたらしてくれる嫁が大好きな夫も、時にはその好きな気持ちが度が過ぎると困った行動につながってしまうこともあります。どんなデメリットがあるのかも見ていきましょう。
嫁が大好きな夫は、とにかく一緒に居たがります。そして一緒に居ることが当然になり、嫁がいない生活が考えられなくなってしまいます。
嫁がいなくなったら困るという思いから束縛をしてしまうこともありますし、未来のことを考えた際には「先に死なないで」と言ってみたり、ひどい場合には「一緒に死んで」と言われたりしてしまう場合さえあります。
いくら好きでも別々の人間なので、それぞれの時間も有意義に過ごせるようにきちんと導いていく必要があります。
嫁に対して好きな気持ちが度を過ぎると、どうしても出来るだけ自分の目の届く範囲にいて欲しいと考えるようになります。そのため、時間が遅くなり、お酒が入ることでフランクなりがちな会社の飲み会に嫁が参加する事をOKとしない夫になる可能性もあります。
仕事でコミュニケーションをとりやすくするためにも、最低限の飲み会も大切です。夫がNGを出すことに苦痛を感じてしまうでしょう。
嫁が大好きな夫は、嫁が自分以外の男性といる事を嫌がり、ひどい場合は内診などを行う産婦人科の医師が男性だと不機嫌になる人もいます。
産婦人科は不足しているのでなかなか男性以外を指定することも難しく、そもそも医師を性別で判断するのが間違っているので、それはきちんと正す必要があります。
嫁が大好きすぎる夫は、嫁にも自分が常に第一でいて欲しいため、嫁が自分以外の友人と出かける事にもいい顔をしなくなってしまう場合もあります。
友人と楽しい時間を過ごす事と、夫を大切にしない事は全く別の問題です。嫁にもプライベートも大切にして欲しいと考え直してもらう必要があります。
夫が自分のことを大好きでいてくれるのはいいのですが、「夫が大好きでいてくれるような嫁でいられるように頑張らないと」と、妻が自分でプレッシャーを感じてしまうことがあります。夫の思いが嫁としてのハードルをどんどん高くしている場合があるのです。
あまりハードルが高いと妻を追い詰めかねないので、気を付ける必要があります。
嫁が好きな夫の特徴や、そんな夫をもつメリットを見てきましたが、理想の夫婦像がたくさん頭の中に描かれたのではないでしょうか。
愛情や優しさは伝わって返ってくるものなので、羨ましいと思った方は、まずは自分から実践してみるのがおすすめです。そういった日々を繰り返すことで、いつの間にか理想の結婚生活に少しずつ近づいていくでしょう。
Written by 幸寿