学生から社会人へのステップアップの際には、メイクや身なりを見直してみませんか? 垢抜けないメイクは「社会人デビュー?」と思われてしまうかも。
あなたの好印象につながるこなれたメイクのポイントをご紹介します。
社会人は、一人ひとりがその企業の顔となります。色々な人と付き合う上では「最低限のメイクをしていればそれでOK」とは言えません。なかには、メイクをしたことで返って悪い印象を与えてしまう場合もあります。
次のようなメイクは、社会人デビューのような垢抜けない印象になってしまうため、見直しが必要です。
◆トレンド感のない、古くさいイメージのメイク
◆ベースメイクが厚塗りで、老けて見える
◆つけまつ毛やまつげエクステで、目元が悪目立ちしている
◆眉の処理が不十分
◆ハイライトやノーズシャドウが肌色に合わず浮いている
◆唇がカサついている
◆チークの色が濃すぎる
◆メイク崩れを気にしていない
◆テープやノリで作った二重が、不自然な状態になっている
このように、メイクの不慣れ感が見られると「社会人デビューなのかな?」と思われてしまうかも。やや頼りなく見られてしまうきっかけにもなりかねません。
ビジネスシーンでは、ナチュラルメイクがベター。だからと言って、ノーメイクに見えてしまってもよくありません。そういうときは「血色」に注目。赤・ピンク・オレンジなど、表情に血色を与えるカラーをうまく使って、ナチュラルかつ存在感のあるメイクを実現しましょう。
チークやリップは、顔に血色を与えてぱっと明るく見せてくれる効果があります。また、統一感のあるメイクのためには、色を揃えるのが鉄則です。どちらかがピンクでどちらかがオレンジという風にはならないよう、同じトーンのカラーを選びましょう。
血色をアップさせるアイテムは、肌の色との相性も大切です。ピンク系カラーでも、どちらかと言えば褐色に見える「イエローベース」の人はオレンジがかったピンク、色白に見える「ブルーベース」の人は青みがかったピンクが似合います。自分に似合うカラーを探してみましょう。
血色カラーをうまく使うと、表情が一気に華やかで明るい雰囲気に変わりますよね。だからこそ、ビジネスシーンではどこかで「引き算」をすることを意識しましょう。チークやリップで血色をアピールしながら、同時にアイメイクも意識すると、顔全体が濃くなりすぎてしまいます。
トレンドメイクとして、目力をアップするためにアイラインを長く引くメイクや、まぶたにもダブルラインを引くメイクなども注目を集めていますが、社会人デビューをするときには避けた方がベター。アイラインは目のキワ、まつ毛のあいだを埋めるために引く程度にとどめておきましょう。
ただし、業界によってはしっかり濃いメイクが求められることもあります。ショップ店員やウエディング関係など、華やかな職場ではナチュラルすぎるメイクは「地味」と捉えられてしまいます。まずはナチュラルメイクで出勤し、先輩社員を参考にしながら企業が求めているカラーに合わせていきましょう。
社会人として幸先よくスタートを切るためにも、第一印象は大切ですよね。
メイクにこだわり、身だしなみを整えるだけでも印象は変わります。社会人デビュー感のない、こなれた社会人を目指しましょう!
Written by ちあり