恋愛上級者になると、相手がじぶんに気があるのかないのかが直感でわかるようになります。でも、みな人間ですからその直感が外れることもありますよね。
そういうときに男性が放つ「好きのサイン」がどういうものかを知っているとなにかと得です。今回は小説家である著者が、小説執筆の過程で多くの男性からいただいた「男性が放つ好きのサイン」についてご紹介したいと思います。さっそく見ていきましょう!
「100回くらい笑いをとっているのに『おもしろいね』としか言ってこない女子にはがっかりします。もう笑いのネタも尽きているのですが」(28歳・建築)
すべての男性が明石家さんまさんではないということです。
「片想いの女子の前だとどうしても無口になってしまうんですよね」(25歳・コンサル)
好きな女性に対してステキにエスコートし、饒舌にしゃべり、女性の心を鷲掴みにして離さない男性を「遊び人」と呼ぶのかもしれません。男性の基本は「男の子」だということです。男の子とはシャイで無口な生き物のことをいいます。
「男が女性に対して『送っていこうか?』と聞くのは、なにも送ったあと家にあがりこんでエッチしたいということではなく、無事に帰れるかどうか心配しているのです。つまり好きだということです」(27歳・運送)
女性は「送っていこうか?」と男性に聞かれたら、ちょっと困るでしょうね。家の場所を特定されたくないこともあるでしょうし、エッチしたいの? と疑ってしまうこともあるでしょうし……。古い古い小説にもときどき登場する異性を送ろうとするシーン。かっこうの小説のネタになるほどめんどうな心理戦になる前に「終電がなくなるから先に帰るね」と言う女性が多いのもわかる気がします。
「『流行りの映画のDVDあるけど、うちに来ない?』と女子を誘って、DVDを観終わったらすぐに『ありがとう。帰るね』と帰った女子がいます。すごく残念でした」(24歳・公務員)
男子は遠まわしに女性を誘うことが多いので、DVDを観ただけでバイバイとか、ご飯を食べただけでバイバイというのは、男性にとってショックなことだということです。
いかがでしたか?
恋が始まるまでは、男女でいろんな駆け引きがありますよね。
なにをしても彼女は振り向いてくれない……と、男性が諦めかけたころに女子が「付き合ってよ」とやってくる……こういうパターンは取材をしていて非常に多いものです。
気になるひとがいる女性は、男性が諦める前に手を打っておいたほうが、なにかと得策ではないかと思います。男って100%諦めたら「二度とシャッターを開けるものか」と意固地になることもあるのです。