話しやすい人って、異性としても魅力的な人だと思いませんか? 話しにくい人はとっつきづらい印象がある分、その人の魅力がなかなか周りに伝わりづらいものです。
できることなら、周りから「あの人は話しやすい」と思われたいですよね。でも、そうなるには一体どうしたらいいのでしょうか。
今回は異性の魅力をアップさせるヒントとして、話しやすい人になるポイントを考えてみました。
道端で人に道を聞いたり、トイレの場所を教えてもらう際、どんな人に声をかける? といえば、やはり雰囲気が穏やかそうで、物腰が柔らかな人ですよね。自分が思っている以上に、自分の雰囲気というのは周りに伝わっているものです。
たとえば肩の力が抜けて、表情が豊かであるとか。そうした人なら「この人なら話しかけても親切に教えてくれそう」と思うでしょう。反対に忙しそうにしていて、表情からも切羽詰まった様子が読み取れる場合は「声をかけるのをやめよう」と躊躇う(ためらう)ものです。
気持ちが前向きで毎日が楽しいと、その様子が顔にも表れるものです。仕事はもちろんのこと、プライベートもできるだけ充実するよう、毎日を楽しくする努力ができるといいですね。
自然とその雰囲気が、自分のオーラとして周りにも伝わるようになるはずです。
話しやすい人は、言葉通り、話していて「居心地がいい人のこと」を指すと思います。話していて居心地がいいのは、リラックスできる意味もあれば、話していて楽しい気分になれる意味もあるでしょう。
ただ、そうした気持ちになるには、相手の気持ちがどこにあるのか機敏に察し、されどそれをあまり雰囲気に出さないことが求められそうです。
それこそ、相手がいま緊張している様子なら「緊張している?」と気を配ることができたり。相手が話題を探しているようなら「そういえばこの間の〇〇、どうでしたか?」と聞くことができる、などですね。
そうした配慮を相手に感じさせないほどうまくできる人は、空気を読むのが上手で、それだけ臨機応変に相手との関係を築けるといえるでしょう。
いうなれば、それはコミュニケーション能力が高い証拠。コミュ力を1日でつけるのは難しいので仕事、プライベートの人間関係を通じて、話す力を少しずつアップできるといいですね。
「この人は話しやすい」と感じるもうひとつのポイントは、信頼できるかどうかも大きいと思います。実際「話しやすい=自分のホンネ」を言いやすい、と言えるのでは……?
この人なら、自分の気持ちを分かってくれる。この人に話しかけたら何かいい答えが返ってくる。それこそ、相手が不快になるような質問はしないでしょうし、相手の気持ちを察してあれこれとしつこく追及もしないでしょう。
野暮なことは聞かず、しかし会話をしていてリラックスでき、楽しい時間を過ごせる=気持ちのいい会話ができているといえます。その背景には、相手へそれだけ信頼を寄せているからこそ、気持ちのいい会話が成り立つのでしょう。
信用できる人は口も堅いでしょうし、約束もきちんと守れる人のはず。他人の悪口を言うのを避けて相手の気持ちに寄り添える、そんな優しい人間になれるよう、日頃から意識ができるといいですね。
いかがでしたか。話しやすい人になるには、付け焼き刃では難しそうです。なぜなら、人としての魅力を高めることにつながってくるからです。
性格を変えることはできませんが、意識で自分の印象を変えることはできます。ぜひ異性の魅力をアップさせるつもりで、話しやすい人を目指してみてください。
Written by 柚木深つばさ