【ラブホスタッフの上野さん】恋愛に興味が持てない……。どうしたら、恋愛欲が高まるでしょうか?

【ご質問内容】

社会人になり今年で7年目、ルックスは人並み。
趣味は動画投稿、プラモデル作成、映画鑑賞などです。
友達はあまり多くなく、自己主張が苦手な大人しい性格だと思います。

そんな僕の悩みは、恋愛に興味がもてないことです。
過去に恋人もいて、その当時は楽しく恋愛していました。
今も比較的女の子からは好かれる傾向にありデートに誘われたりもしますが、29歳になった今、なぜか恋愛に興味がわかない。

友人の結婚式に参加したり、恋愛映画をみた直後は、恋愛欲も高まるのですが、しばらく経つとまた興味がない状態になってしまいます。

いずれは結婚して温かい家庭を築きたいと思っています。

しかし、このまま恋愛に興味が持てない状態が続くと、上記の夢は叶わないのではと焦っています。
この状況を打破するにはどうしたらよいでしょうか?

 

ご質問誠に有難う御座います。

今回のご質問者様は男性ですが、女性でも「恋愛」には興味がないものの「結婚はしたい」という方が少なくありません。

ということはそういう女性とご質問者様が結婚すれば、悩みが一瞬で解決します。

また婚活サイトや結婚相談所は、基本的にそういう方に向けられたサービスといっても過言ではありません。
確かに本格的な結婚相談所は値段が高くなりますが、ご質問文を読む限りご質問者様はそこそこ異性からモテるようですので、そこまで本格的な結婚相談所でなくても相手を見つけることにそこまで苦労はしないでしょう。

これと同じことが、ご質問者様と同じように「恋愛はしたくないけど、結婚したい」という女性にも当てはまります。恋愛結婚ではなくお見合い結婚で結婚すれば特に恋愛をせずに結婚するということが可能でしょう。

とは言え、この方法では「結婚」は出来ても「温かい家庭を築く」ことは出来ない。そう考える方もいらっしゃることでしょう。

確かに恋愛結婚であれば1年から2年くらい相手のことを吟味してから結婚するので、安心した相手を選ぶことが出来るものの、お見合いや結婚相談所では長くてもせいぜい1ヶ月程度。もちろん状況によって結婚までの期間はまちまちですが、恋愛結婚に比較して結婚までの期間が短いのは間違い無いでしょう。

時間が短いのだから、当然、相手選びの精度も落ちる。よって相性が悪い相手と結婚する羽目になってしまうかもしれない。

その不安はとても当然なものでしょう。

生理的に無理! じゃないなら誰でもいい

恋愛で楽しい時間を過ごすというのはなかなかに難しいものでしょう。

趣味、価値観、金銭価格、外見の好みなどなど、様々な要素が上手く噛み合わないと恋愛で楽しい時間を過ごすことは出来ません。

しかし、結婚。

もちろん結婚生活だって簡単なことではありません。ですが、恋愛を楽しむというのが「才能」による部分が大きいのに大して、結婚生活は「努力」による部分が大きいように感じます。

「楽しむ」ということが目的である「恋愛」と比較して、「生活をする」ということが目的であるため、才能よりも地道な努力が必要になるのでしょう。

もしも、結婚が恋愛のように「才能」による部分が大きいのであれば、それは相手との相性は極めて重要であると言わざるを得ません。

ですが結婚生活で重要なのは「才能」ではなく「努力」

もちろん、相性や才能が良いに越したことはありませんし、世の中にはどれだけ努力げ磨こうとも決して輝くことのない致命的な才能も御座います。

しかし、恋愛と違って「とんでもなく悪い相手」でさえなければ、相手がどんな相手でもそれなりになんとかなるのが結婚であると私は思っています。逆に言えば、とんでもなく相性のいい相手でもそれだけではなんとかならないのが結婚なのではないでしょうか。

つまり、恋愛と違い結婚は「生理的に無理!」と絶対にNGになるような相手でなければ誰でも構いません。

生理的に無理! じゃないなら誰でもいい

リスクは大きく2つだけ

さて、最後にご質問者様に2つのアドバイスをして、今回の回答を終わらせて頂ければと思います。

1つ目。結婚と恋愛は別物です。確かに恋愛は才能(正確には運と相性)な部分が大きいことが否定出来ませんので、その才能がなければ「興味がわかない」のも仕方のないことでしょう。

しかし、だからと言って結婚できないとは全く別問題で御座います。

2つ目。確かに時間をかければかけるほど相手を正確に吟味できるかもしれません。ですが、これは私の感覚になりますが、決断の際に大きな間違いをする人間というのは2つのパターンがあるように感じます。

1つ目のパターンは「決断が遅すぎる」というパターン。

それでも最後の最後で決断ができればまだ良い方で、たいていの場合、最後まで決断しないという最悪の間違いを起こします。

2つ目のパターンは考えたから間違える。

これは完全に感覚論なのでお約束出来ませんが、間違える人間というのは「時間をかけて考えるからこそ」間違えているような気がします。

感覚で選んでいれば間違えなかったものの、理性的に考えたからこそ間違える。

そんな状況もあることをどうかご理解くださいませ。

リスクは大きく2つだけ

書けなかったこと

ここまでコラムの寄稿で書かせて頂いた内容ですが、実はこのコラムには続きが御座います。

なぜ、この続きを私がブログで書いたのか。それはこのブログのタイトルの通りです。

ブログでしか書けないから。

今回のお悩み相談で私が意図的に書かなかった部分は「生理的に無理!」という相手をどうやって見分けるかということです。

私は会って1秒で50%断定します。

3分会話をして99%断定します。

こういうことをいうと「相手のことがそんなに簡単に分かるわけがない!差別だ!」というご意見を頂くこともあるでしょう。

当然です。人を見分けるのは3分で出来ることでは御座いません。それこそ1ヶ月も2ヶ月かけようとも相手の本性を見抜くことなど出来ないでしょう。

そう、私は最初から見抜く気などないのです。

隠された才能?

本当の自分?

そんなものを1ヶ月もかけて吟味するほど時間に余裕は御座いません。

簡単に言えば「長く付き合い、相手のことをよく知れば、非常に仲良くなれたかも知れない人」を全て切っているのです。

初見で「この人は面白そうだ」と思えない相手に時間を割く気がない。

これはブックオフの買取に似ているでしょう。
ブックオフは本を書いとるときに「新しさ」と「綺麗さ」の2点でほぼほぼ買取額を決めております。もちろん例外もあるのですが、基本的にはこれが買取基準の全てです。

ですので古書の名作。例えば手塚治虫先生の「新寳島」という漫画は初版であれば500万円ほどで売買されますが、万が一、新寳島がブックオフに持ち込まれたら「発売日が古い汚い本」ということで買取額は高くて10円程度でしょう。

そのことで「ブックオフはバカだ」と主張される方も少なくありませんし、その差額を利用して「セドリ」と呼ばれる仕事も存在しています。

ですが、おそらくブックオフは今の方法を変えることは恐らくないでしょう。

何故ならば「たかだか500万円程度の本を探すための労力」として全く見合わないから。

ブックオフでは毎日何万何十万という本を買取しています。その合計金額は500万程度では済まないでしょう。それだけ大量の本に値段をつけることができる最大の理由は言うまでもなく「簡易化」です。

本が綺麗かどうかはどんな素人でも分かります。新しいかどうかもバーコードで一発で分かるでしょう。

ですが、その本の隠されたプレミア。例えばその本の初版本は値段が20倍になるとか、そう言う細かいことをきちんと調べようと思ったら莫大な労力がかかってしまいます。

そしてそもそもそう言うプレミアと言うのは「希少価値が高いから値段が高い」のです。つまりブックオフに何十何百万冊とある「古くて汚い本」の中でプレミア価格が付いているのは、ほんの一部。一冊もない可能性だってあるのです。

書けなかったこと

そんなことに労力を割くわけにはいきません。

無限に時間があるのならば、一つずつその価値を確認しても良いでしょう。

ですが時間は有限です。

ぱっと見で「なんか仲良くなれなさそう」と思った人間の真価を確認する時間があるのなら、ぱっと見で「仲良くなれそう」と思った人間の真価を確認したほうがいいのです。

「ぱっと見で仲良くなれそうにない人の中にも、仲良くなれる人はいるよ!」と仰る方もいらっしゃることでしょう。

その通りです。

ですが、わざわざ「ぱっと見」で印象の悪かった相手に労力をかける理由がないのです。

 

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Written by ラブホスタッフ 上野

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